2歳は食べ方が汚い子が多い時期!発達の様子と食事の工夫や対策
子どもが2歳になり、その食べ方が汚くて気になるというママもいるかもしれません。そこで今回は、2歳児の手先の発達と食べ方の特徴、食べ方が汚い理由とその対策、きれいに食べられるようになるための工夫や対策などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2歳児の手先の発達と食べ方の特徴
スプーンやフォークを使えるようになる
子どもは自分でスプーンで食べ物をすくって口に運ぶことができるようになると、嬉しくて自力で食べるようになってきます。ママとしてはその成長が嬉しい反面、食べこぼしが気になることでしょう。
スプーンやフォークが使えるようになっても、バランスを崩してこぼしてしまったり、フォークやスプーンを落としてしまったりということが日常茶飯事に起こります。その度にママはため息をつきたくなるかもしれませんが、できるだけ優しく見守りたいですね。
ムラ食いや好き嫌いが出てくる
食わず嫌いも多く見られるので、ママが工夫して味見させることも大切です。しかし、どうしても子どもが嫌がる場合は、あまり無理強いすると余計に食べなくなることもあるので気をつけたいですね。
毎食きちんと食べさせようとすると、ママがストレスを感じてしまうので、1日のうち1回でもそれなりに食べられていれば心配する必要はありません。子どもの食事に対して、ママが神経質になりすぎないことも大事です。
食事中にじっと座っていられない
食事中に動いてしまう主な理由としては、もっと遊びたいから座っていたくない、お腹が空いていない、座るのが退屈だからなどが挙げられます。どうしてじっと座っていられないのかという理由を見つけて、対策をとるのもよいでしょう。
成長とともに食欲がわき、食事に興味を持つようになれば、自然と座っていられるようになるので、ママは寛容な心でこの時期の子どもの食事に対応していくことも大切ですよ。
2歳児の食べ方が汚い理由と対応策
自我の芽生えと好奇心の発達
手先を器用に動かせるようになっているので、たとえばカレーの中に手を入れてニンジンなどをつかもうとすることがあるかもしれません。手で触って確かめたいという好奇心がある証なのです。
「ママにしてもらうよりも、自分でやってみたい」という気持ちから、ママがスプーンで口に食べ物を運ぶことを嫌がり、自分でスプーンやフォークを握って食べようとすることも多く見られます。
食べ方の汚さのピークは2歳
ごはんをスープの中に入れてぐちゃぐちゃとかき回したり、食べ物を手掴みしたりなど、「いい加減にしなさい」と叫びたくなることもあると思いますが、ママは深呼吸をして気持ちを落ち着けるようにしたいですね。
食事のたびにママが叱ると、食事の時間が楽しくないと感じ、子どもはますます食事に集中しなくなります。食べ方の汚さのピークは2歳といわれているので、この大変さも一時的なものだと言い聞かせ、穏やかな気持ちで見守るようにしましょう。
ママは温かく見守って片付けやすい工夫を
たとえば、床に食べこぼしをすると拭き掃除が大変ですよね。特にごはん粒が床に張り付くと、掃除も面倒になりがちです。少しでも片付けが楽になるように、子どものイスの下に新聞紙を敷いておくのもよいですね。
食後は新聞紙を丸めて捨てるだけで済むので、雑巾で拭き掃除をする手間が省けて便利ですよ。子どもの食事を直接テーブルの上に並べるよりも、お盆の上に並べれば食後はお盆を丸洗いするだけで済みます。
もしくは布製でなくプラスチック製のランチョンマットの上に並べるのもよいですね。