2歳児が人見知りするのはなぜ?対応策や発達障害との関係を紹介
人見知りをしない激しい、病気との関連は
人見知りの有無だけでは判断できない
発達障害の可能性を疑う項目の一つに、「相手の目を見て話せるか」というものがあります。人見知りが強い子どもの場合、意識して目を合わせないようにしていることもあるため、目線が合わないからといって発達障害だとはいえません。同年代のお友だちと遊ぼうとしないのも、ただ単に恥ずかしがっているだけの場合もあります。
発達障害の可能性の有無は、様々な項目を総合的に見て判断するものなので、人見知りをする=発達障害と結びつけないほうがよいでしょう。
2歳の子どもの発達障害の特徴
先ほど紹介したように、目線が合わないことのほかにも、同じ年齢の子どもと比べて言葉が遅かったり、以前は話せていた言葉が急に出てこなくなったりなど、言葉に関する違和感が多いです。
また、ママの居場所を気にすることなくテレビに1時間以上夢中になる、まねっ子遊びや指差しをまったくしないなどの特徴もあります。また食事へのこだわりが強く、偏食ぎみになることもあります。
しかしながら、2歳の段階ではまだ判断は難しく、子どもの性格や個性である可能性も否定できません。多少心当たりがある程度ならば、3歳児健診まで様子を見て、医師に心配な点を相談してみましょう。
心配なときは専門家に相談する
ママ友やネット上の不確かな情報に振り回されるよりは、しっかりと医療機関でアドバイスを受けるほうが確実で安心できるはずです。子どもにとって最良の対応をするために、専門家の意見を聞くのは大切なことです。ママの心配なことや疑問点などを解決しておくと、気持ちに余裕ができるのではないでしょうか。
発達障害の診断を受ける場合、どの自治体も待ち期間が数か月におよぶことが多いので、早めに予約をしてくださいね。
家庭での過ごし方に気をつけよう
スマホに頼っていないか見直そう
色々な人と触れ合う機会が少ないからこそ、家庭での過ごし方は重要です。しかし、パパとママが家でスマホばかり見ている場合、子どもは「パパとママは一緒にいても遊んでくれない」「自分のことを見てくれていない」と寂しい思いをするでしょう。
また、「スマホを見ているときは大人しい」という理由から、スマホに育児を頼っている方もたくさんいます。スマホと上手につき合い、人と人が触れ合う大切さも教えていけるとよいですね。
スキンシップで子どもの心が安定
スキンシップは言葉のいらない最大の愛情表現で、スキンシップをパパやママと取っている子どもは心が安定し自己肯定感が高くなります。パパやママから愛情をたっぷり受け取った経験を積むと、周りの人にも優しく触れ合うことができるのです。
心が満たされている子どもは、最初は人見知りをしていても慣れてくると集団生活にも馴染み、周りに優しく接していけるでしょう。
パパとママもたくさん会話をしよう
家庭でコミュニケーション能力がすくすく育っていると、外に出たときも周りの人と上手に触れ合っていけるのではないでしょうか。人見知りが激しい子どもでも、慣れてくると自分を出せるようになります。家庭で「ありがとう」「楽しい、幸せだね」などの会話が溢れていると、子どもも優しい言葉を周りにかけられるようになりますよ。
子どものお手本となれるように、楽しく会話をしてくださいね。
まとめ
しかし、その期間が長く続くと「このまま大きくなってしまうのでは」とママは心配になりますよね。不安や疑問が解決しないときは、専門家からのアドバイスを受けるとよいかもしれませんよ。
大切なのはその子らしさを大事にしながら、焦らずゆっくりと見守ることです。家庭でたくさん愛情を注いでいると、子どももリラックスして周りの人と触れ合えるようになるでしょう。