2人目の子を産むタイミングは?ベストな年の差や仕事とのバランス
妊娠、出産、育児どれも大変だったけれども、もう1人産みたい…と2人目を考え出したときに気になることがあります。どのタイミングで2人目を産むのか、兄弟間の年齢差やママの仕事の都合も気になりますよね。今回はその疑問について先輩ママたちの話をふまえて考えてみました。
2人目を産むベストな年の差を考えよう
【2歳未満】子育てが一気に済むが数年大変
また、保育園や幼稚園に関しても同じバスで通園できること、送迎が一度で済むことも大きなメリットです。しかし、もちろんよい点だけではなく大変なこともあります。
おむつを使う年齢のきょうだいだとゴミの量が2倍になる、外出時に荷物を持ちながら子どもと手をつなぐのが難しい…などの意見があります。
確かに子育てに手のかかる時期が一気に終わるので、2人目が小学校に上がった後はママの時間も増えます。しかし、その分大変な時期が被るという覚悟はしておかなければいけません。
【3歳】上の子の手が離れるが入学が被る
しかし、3歳差でも困った…という意見もあります。それが入学式、卒業式などの進級時期の問題です。
幼稚園、小学校の入学時期がそれぞれにあることで費用も掛かります。また、中学校、高校の年齢になってくると上の子の大学受験、下の子の高校受験なども時期が被るようです。
進学のことは悩むことも多く、手続きや出費が重なるのに2人同時だと本当に辛いという先輩ママもいます。3歳差の場合には将来の備えもきちんと考えた方がよさそうです。
【4歳以上】戦力が増えるが遊びが被らない
確かに4歳ともなると自分で着替えもできて、食事もトイレもできるようになってくる年齢です。手のかかる赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいなママにはとてもありがたいですね。
しかしもう少し大きくなってくると、遊びが被らないということが気になるママの意見が聞かれます。2人で遊んでくれたら助かる場面でも、遊びが被らないことで結局ママの手がかかることもあるようです。
また、遊園地の身長制限で上の子が乗れても下の子が乗れないということも困った場面で挙げられていました。
2人目を計画的に妊娠するために
出産希望日から妊娠すべきタイミングを計算
看護師の国家試験にも出てくるネーゲレ概算法という計算式と、自分の生理周期を把握していれば簡単に計算することができます。元々は出産予定日を計算するための計算式で、検索すると詳しいやり方や入力するだけで計算してくれるツールも出てきます。
しかし、この計算方法はあくまでも予測でしかありません。生理不順の人であったりすると、排卵のタイミングもずれてくるのでその点は気をつけましょう。
なかなか思い通りに妊娠するのは難しいので、参考程度にしておくとよいでしょう。
専門医でタイミング法の指導を受ける
タイミング法を医師の指導により行う場合には、いくつかの条件があります。排卵があること、子宮や膣があること、少なくともどちらか片方の卵管通過性があること、精液の中に元気な精子がいることだそうです。
主な方法は排卵のある日に医師が性交のタイミングを指導してくれることになります。最初の検査などに抵抗のある方、相談しづらいという思いもあると思いますが、まずは夫婦で相談してみてください。
タイミングがとれないときはまず話し合おう
2人目を強く希望しているママの中には、排卵日にタイミングが取れないことが続くことで大切なチャンスが無駄になってしまったという思いを抱いてしまうママもいます。女性は自分の生理周期を把握している分、余計に意識してしまうからです。
しかし、妊娠はパパとママがそろわなければできないことです。ママの辛い気持ち、悲しい気持ちなどを正直にまずはパパに伝えてみてください。
お互いの気持ちや理解を深めあうためにも、一度夫婦で話し合いをすることが大切です。
2人目の妊娠と仕事を両立させるには?
ママの体調を最優先に考えて行動しよう
つわりが辛かったり、切迫流産だったり、妊娠には体調不良はつきものです。妊娠にともなう体調不良のときに仕事を休むのは法的に認められています。
もちろん出産まで体調不良とは無縁な人もいるでしょう。しかし大切なのは自分が辛いか辛くないかということです。
体調が悪いときや、ストレスを抱えて辛いときには無理をしないようにしましょう。ママの体調を最優先に考え、周囲の手助けや公的な制度や休業制度を使うようにしてくださいね。