赤ちゃんを床に寝かせるメリットとは?床掃除をして環境を整えよう
赤ちゃんに床暖房は危険!理由と対策
赤ちゃんに床暖房が危険な理由
ホットカーペットでも同様の注意を呼びかけていますが、同じ姿勢で長時間いると低温やけどの危険性が高まります。赤ちゃんが、ハイハイやつかまり立ちなどができるようになれば長時間じっとしていることがないので、危険性は低いでしょう。
しかし、ねんね時期やお昼寝などで、長時間同じ場所にいる場合は低温やけどにならないように注意が必要です。
また赤ちゃんは汗っかきなので、大人が感じているよりも暑いときがあります。脱水症状になる前に、汗をかいていないかこまめにチェックするようにしましょう。
赤ちゃんが低温やけどをしたときの対処法
1.すぐに患部を20分以上冷やす
低温やけどを起こしたら、患部をすぐ氷水につけるか、流水で必ず20分間は冷やし続けましょう。
2.水ぶくれはつぶさない
やけどによる水ぶくれは、つぶしてしまうと傷跡が残る恐れがあります。また水ぶくれができてしまった場合、皮膚の深部にまでやけどが進行している可能性があるので、直ちに皮膚科を受診しましょう。
3.消毒液や軟膏は自己判断しない
赤ちゃんは大人に比べて皮膚が弱いので、消毒液などの使用はかえって傷を悪化させてしまう恐れがあります。自己判断せずに濡らしたタオルなどで患部をやさしく押さえ皮膚科、また緊急の場合は救急病院を受診しましょう。
床暖房を使うときはマットを敷こう
<抗菌効果のあるジョイントマット>
ジョイントマットは厚みがあるタイプのものが多く、直接座っても熱から赤ちゃんを守れます。また、デザインやカラーバリエーションも豊富で、インテリアに合わせやすいです。
<極厚ラグマット>
普通のラグよりも分厚い、厚さが4cmほどある極厚ラグマットもおすすめです。カバーが取り外せるタイプのものでしたら、汚れたらすぐに洗濯できて清潔に使えますね。
ほかにも断熱材などを敷いたり、赤ちゃんを寝かせるときには床暖房を切ったりするなど、気をつけて使いましょう。
赤ちゃんのお昼寝に活躍するアイテム
赤ちゃんの寝返りも心配いらないスリーパー
床はママの想像以上にひんやりしていて、肌寒い日や冷房をつけている日は、赤ちゃんの体が冷えてしまう心配があります。そんなときスリーパーを着せていれば、赤ちゃんがたくさん寝返りを打ったり、足をバタバタさせたりしてもずれることがないので安心ですよ。
特に寒い季節は、ボアやフリース素材など、保温性の高いスリーパーが活躍します。
また、通気性がよく、汗を吸収してくれるガーゼ生地やタオル生地などのものもあるので、暑い季節と寒い季節によってスリーパーを使い分けるのもよいでしょう。
持ち運び楽ちんのお昼寝マット
例えば、家事で忙しくしているママの目が届くところにお昼寝マットを敷いておけば、いつでも赤ちゃんの様子を確認できるので安心です。
また、実家や旅行にお出かけするときにも、簡単に赤ちゃんの寝る場所を作ることができます。赤ちゃんが慣れない場所でも、いつも使っているお昼寝マットで寝ることで安心してくれるでしょう。
よだれや吐き戻しで汚れても洗いやすいということで、お手入れに関しても楽ちんです。
お手軽和室コーナーができる置き畳
置き畳はそんな家庭で手軽に畳コーナーを作れる便利アイテムです。1枚3kg程度の軽いものもあるので、使いたいときだけ敷いておけば普段はそれほど邪魔になりませんよ。
畳は適度なクッション性と通気性で赤ちゃんの快適睡眠をサポートしてくれます。赤ちゃんが急に起きてハイハイし出しても床との段差があまりないので、落ちてケガをする心配も少ないです。
時々、風通しのよいところに立てかけておけばカビの発生も抑えられますよ。
まとめ
安全に快適に過ごすためにも、床掃除の習慣や、赤ちゃんにとって危険なものを置かないなど、部屋の環境を整えることが大切です。
また冬の寒い日などに床暖房を使うときは、危険性を知ったうえで床暖房対応のマットなどを敷くなど安全対策をすることで、赤ちゃんもママも快適に過ごせることでしょう。