赤ちゃんの冬あせも対策をしよう!原因と対策、ケアアイテムのご紹介
赤ちゃんはとても汗っかき。冬にできる冬あせもの原因や、皮膚トラブルを防ぐためにはどうしたらよいのか、気をつけておきたい注意点やポイントなどを詳しく紹介しています。赤ちゃんにぴったり、冬に使ってみたいおすすめのケアアイテムも紹介していますのでぜひ、参考にしてください。
赤ちゃんにできる「冬あせも」の原因とは?
赤ちゃんはとても汗っかき!
赤ちゃんはとても汗っかき!大人と比べてたくさんの汗をかきます。そして小さな体には大人と同じ数の汗腺が存在します。ただでさえ汗っかきの赤ちゃん、密集している汗腺から汗をかき、気づけば着ているお洋服がベタベタになってしまうことがあります。
そして汗といえば、あせも。あせもは皮膚の柔らかい部分にできやすく、赤ちゃんは体全体の皮膚が柔らかいのであせもも全身にできてしまいます。汗で濡れてふやけてしまった皮膚が洋服にこすれ、さらには炎症になってしまう場合もあります。
設定室温が赤ちゃんにとっては暑いことも
暖房器具を使い、赤ちゃんに直接風が当たらないように注意しながら、外気温との差を5℃程度を目安に部屋を快適に保ってあげましょう。熱や湿気がこもらないように、2~3時間おきの換気も忘れずにおこないましょうね。
冬は窓やドアを開けないために湿気がどうしてもこもりやすく、汗が蒸発せずに皮膚に溜まってしまいます。厚着のまま暖房の効いた部屋にいると、気づけば赤ちゃんの服の中は蒸れて汗だくになっていることも。汗をかいたらすぐに拭き取ってあげてくださいね。
保湿ケアのやりすぎは肌トラブルの引き金に
一般的に汗の出口がホコリや汚れで塞がり、汗が行き場を無くし、通り道で炎症を起こすことによりあせもになります。しかし、肌の弱い赤ちゃんは保湿クリームを塗り過ぎることでも汗腺が塞がれ炎症が起こり、あせもができてしまうことがあるのです。肌トラブルを防ぐためにおこなっていたことが、反対に肌トラブルを引き起こしてしまうことも。
保湿をすることはとても大事です。塗り過ぎに気をつけ赤ちゃんの肌の様子を見ながら上手に保湿ケアをしてあげたいですね。
赤ちゃんに冬あせもができる前に対策しよう
赤ちゃんに適した室温と湿度を
冬の時期、部屋の温度は大人が少し肌寒いと感じる位が赤ちゃんにとっては快適な温度になります。室温20~23℃、湿度40~60%が暑がりな赤ちゃんにとってもっとも過ごしやすい室温湿度です。
室温が高いと赤ちゃんはすぐに汗をかき、あせもの原因となってしまいます。暑がりの赤ちゃんには、必要以上に厚着をさせたり靴下をはかせたりしないようにしましょうね。赤ちゃんは自分で服を脱ぐことも話すこともできません。大人がしっかりと様子を見てあげましょう。
布団はかけすぎず、スリーパーで寝冷え対応
敷きパッドもモコモコの起毛素材は通気性が悪く、汗を吸わないためあせもができやすくなります。敷きパッドを敷く場合は通気性のよいガーゼ素材の敷きパッドを使うのがよいですね。同じく毛布も起毛の毛布は避け、綿素材を選ぶと赤ちゃんは快適に眠れます。
赤ちゃんが布団を蹴ってしまい、深夜の寝冷えが心配な場合はスリーパーがおすすめです。スリーパーならば赤ちゃんが蹴り飛ばす心配もありません。スリーパーを選ぶときは、寝汗をかいても大丈夫なように通気性のよいものを選びたいですね。
脱ぎ着しやすい洋服でこまめな体温調整を
薄手のシャツにカーディガンやベスト、そしてアウターと脱ぎ着しやすい服を重ね着しておけば、屋外施設から屋内施設に入ったらアウターを脱がせ、それでも暑そうならベストやカーディガンも脱がせて調整することもできます。
赤ちゃんは足で温度調整をするため、靴下も屋内では脱がせてあげると蒸れずに快適に過ごせます。シャツは汗をかいても大丈夫なように肌触りがよく通気性のよいものを選び、ズボンもゆったりしたものを選ぶことで締め付けずに、体の熱を逃してくれます。
赤ちゃんの冬あせも対策用ケアアイテム4選
ふわふわムース「ファムズベビー」
あせも以外にもよだれかぶれや、おむつかぶれ、乳児湿疹など赤ちゃんの肌トラブルに有効なので1本持っているととても便利です。
通常の保湿剤は水分と油分を肌に与えますが、ファムズベビーは保護膜を作ることによって雑菌や異物を防いで保護し、水分が流出しないように保ち肌を守ります。赤ちゃんだけでなく家族全員で使えるのもよいですね。