ママはコツコツダイエットしよう!厳しい制限をしなくても痩せるには
産後太りが戻らないと思いつつ数年、そろそろ妊娠出産のせいにできなくなってきたママはいないでしょうか。子育てに忙しいと集中してダイエットができないので、なかなか痩せられませんね。そこで、厳しい制限なし、きちんと食べながら健康的にダイエットをする方法をご紹介します。
子育て中のママは健康的にダイエットしよう
子育て中に太りやすくなる理由とは
母乳育児をしていると体重の戻りが早いといわれますが、その言葉に甘んじて欲望のままに食べてしまうと逆に太ってしまうことがあります。また、慣れない育児に追われていると、ストレスで知らないうちに過食気味になってしまうママもいます。
時間がないとママの食事がおろそかになり、手軽に食べられる菓子パンやインスタント食品を早食いしてしまう、子どもの残したご飯をもったいないからと平らげる、など子育て中は太りやすい習慣に陥りやすいといえます。
激しいダイエットは体調を崩す原因にも
しかし、激しい食事制限をともなうダイエットはママの気力や体力を奪ってしまう可能性があります。エネルギー不足で動きたくないときにゆっくり横になれる環境であればよいですが、子育て中はそうもいきません。子どもはまったなしで動き回りますので、ママの体調が悪くなれば家庭が回らなくなってしまいます。
子育て中のダイエットは長期的に、緩やかに体重が落ちるような方法を選ぶ方が健康的かつ安全です。
諦めずにコツコツ続けることが大事
ダイエットを始めるとき、ママは食事や運動に関するルールを決めるはずです。しかし、それを守れないことに落ち込んだり、守っても体重が減らないことに落ち込んだりすることがあります。すると、どんどん自分に自信がなくなり、ついにはダイエットそのものを放棄してしまいたくなります。
ただ、ダイエット成功の秘訣は、太りやすい生活そのものを見直して改善していくことです。一日の成果だけを見るのではなく、1カ月、半年単位で徐々に健康的、引き締まればよいと考えることが大切です。コツコツ努力を積み重ねて、心身の健康を維持しましょう。
ダイエット中に意識したい食事のポイント
食事は抜かずに量や時間をコントロール
食事は抜かずに、いつもより少なめに食べることから始めてみましょう。朝はたっぷり、夜は少なめがダイエットには有効です。子どもの残したご飯が気になるときは、ごく少量を盛って子どもがおかわりするように工夫すると残すのも少なくなります。
寝る前に食べることも太りやすい習慣の一つなので、寝る3時間前までに食べ終わるようにしましょう。パパを待たずに、子どもと一緒に早めの夕食をとるのもよい方法です。
ダイエットをサポートしてくれる食材とは
食事を摂るときに野菜サラダから食べ始めた方が太りにくいといわれるのも、野菜のGI値が低いためです。逆に血糖値が急上昇する食品には白米、パン、チョコレートなどがあります。菓子パンやチョコレートを空腹時につまむのは太る習慣になりそうです。
逆に低GI値でダイエットにおすすめの食品として玄米や蕎麦、ナッツ類があります。ほかにもダイエットをサポートする食物繊維(フルーツ、野菜など)やたんぱく質(赤身肉、豆腐など)も積極的に摂りたいですね。
甘い物が食べたいときは和菓子を選ぼう
脂質と糖質が体内に入ると先に糖質が消費され、余った脂質は脂肪となって体に蓄積、太ってしまうというわけです。洋菓子はバターなどの脂肪分が多いですが、和菓子は砂糖がたっぷり使われているものの脂質が低く、さらにあんこの材料である小豆などから食物繊維が豊富に摂れるという利点があります。
ただ、和菓子といっても、クリームが入ったどら焼きや大福では脂質が多くなるので注意しましょう。
少しの工夫で日常生活に運動を取り入れよう
ストレッチにはダイエット効果がある
まずは体をほぐすストレッチを習慣にしてみましょう。ストレッチ自体に大きなカロリー消費は期待できませんが、血行をよくしたり柔軟性をアップさせたりすることで代謝がよくなり、体が軽くなるなどの効果があります。
ストレッチには便秘解消やむくみ改善などの効果もありますので、体調がよくなりダイエットやシェイプアップにつながります。寝る前のストレッチはリラックスの効果も高いので、質のよい睡眠もとれそうですね。