幼児の秋のおやつを作ろう!定番のさつまいもレシピを紹介
秋の味覚「さつまいも」について知ろう
栄養が豊富で美容や健康によい
さつまいもの主成分はデンプン、つまり炭水化物です。これは米や小麦粉などと同じで、腹持ちのよい食品ということになります。デンプン以外には、食物繊維、ビタミンE、ビタミンCなどを多く含んでいます。
食物繊維は腸の働きを活発にし、便通を整えてくれます。ビタミンEは、ホルモンバランスを整える働きがあり、アンチエイジング効果も期待できるので、ママにはうれしいですよね。ビタミンCはコラーゲンの生成などに必要な栄養素なので、こちらも適度に摂って、健やかな肌をキープしたいですね。
さつまいものビタミンは壊れにくい
その点、さつまいものビタミンCは加熱しても壊れにくいというありがたい性質を持っています。さつまいもを加熱すると、そのデンプンがノリ状になってビタミンCを包み込んでくれます。そうすると、ビタミンCと酸素が直接触れることがなくなりますよね。酸素に触れなければビタミンCは壊れません。
つまり、さつまいものビタミンCは加熱しても壊れにくいという結果になるのですね。
美味しいさつまいもの見分け方
まず、ふっくらとしてしっかりと重みのあるものを選びましょう。皮の色は、赤というよりもどちらかというとチョコレートのように茶色がかった色のもののほうが美味しいさつまいものようです。皮にきれいなツヤがあって、全体の形がなめらかなのもよいさつまいもの条件の一つです。
逆に、細く貧弱で、表面にたくさん傷や斑点のあるさつまいもは、少し古くなっていて、食味が落ちている可能性が高いようです。
幼児の秋のおやつの定番!さつまいもレシピ
炊飯器やオーブンレンジで作れる「焼き芋」
炊飯器を使って作る焼き芋をまずご紹介します。さつまいもを皮つきのまま炊飯器に入れます。水を1カップ入れ、普通炊きモードのスイッチを押すだけ。これでなんと、あのホクホクの焼き芋ができちゃいます。ねっとりとした仕上がりにしたい場合は、お水を3合目盛りくらいまで入れてください。
オーブンを使用する場合は、まず洗ったさつまいもをホイルで包み、160℃(余熱なし)のオーブンで90分ほど焼くだけです。竹串がすーっと軽く通ればできあがりです。
手がベトつかない「さつまいもスティック」
洗ったさつまいもを皮ごとスティック状に切り、5分ほど水にさらしてアクを抜きます。余分な水気を切って耐熱容器に入れ、ふんわりと軽くラップをして、600Wで約3分加熱します。ここでさつまいもから出てきた水気をもう一度よく拭き取っておきましょう。
フライパンを中火にかけ、バターを溶かします。そこへレンジで加熱しておいたさつまいもを投入します。こんがりと焼き色がつくように焼きましょう。一旦火を止め、砂糖大さじ1杯半、しょうゆ小さじ1杯を合わせたものを加え、さつまいも全体にからめてできあがりです。
1歳から楽しめる「さつまいも蒸しパン」
さつまいも(1本)を皮つきのまま1cm角に切り、耐熱皿に入れ、軽くラップをして5分ほどレンジで加熱します。ボウルにたまご(1個)を割りほぐしたら、砂糖(大さじ2)、牛乳(100cc)、サラダ油(大さじ2)、ホットケーキミックス(150g)を順番に加えます。
飾り用のさつまいもを少し取っておき、残りを生地に加えます。型に入れ、生地を流し込み、上に飾りのさつまいもを乗せたら、蒸し器で約15分強火で蒸してできあがりです。
まとめ
幼稚園などの季節の行事でお芋堀り、というのもよくあります。自分で掘ったさつまいもを、ママと一緒におやつにして食べれば、楽しさも美味しさも倍増するでしょう。
簡単に作れるさつまいものおやつレシピは、上で紹介したもののほかにもたくさんあります。お子さんと一緒に旬のさつまいもクッキングを楽しんでくださいね。