保育園の保護者会が自分に合わない!理由や乗り切るためにできること
保育園で子どもが過ごす様子がみられる保育参観とは異なり、保護者同士の交流がメインとなる保護者会が年に数回開催されますが、居心地の悪さなどを感じるママもいますよね。保護者会が合わないと感じる理由や、合わないときにどのように乗り切ればよいのかをご紹介します。無理をせずお休みすることもときにはよいですよ。
保育園の保護者会がどんなものか知りたい
年に数回のみ開催される保護者会
保護者会が開催されるのは、働いている保護者が多いこともあり土日の午前中や、平日なら18時ごろなどの夜間が多いようです。中には年度始まりである入園式や進級式が終わった後に、その流れで保護者会が開かれる保育園もあります。
子どもの保育中に行われることが多い幼稚園の保護者会に対し、保育園では少しでも保護者に負担が少なく、さらに多くの保護者が参加できるような日程を組んで保護者会が開催されるようですね。
保育園や保護者同士の交流がメイン
また、普段なかなか顔を合わせる機会がない同じクラスの保護者同士が、顔を合わせて情報交換を行うことも多くあります。子育て中のママならではの共通の悩みや子育て情報の交換なども、保護者会で行われることがありますよ。
子どもの話題だけではなく、ほかのママの時短家事のアイデアや子どもが苦手な食材を食べやすく調理する工夫など、ママが参考にできる話題なども保護者会で聞けることもあります。
子どもたちの環境をよりよくするためのもの
例えば保育園と家庭での保育方針が違うと、子どもはその都度環境によって違う対応に変える必要になります。ですが、保育園と家庭で同じ保育方針で過ごせれば、子どもはスムーズに日常生活が送れますよね。保育園とママが、お互いに園や家庭での各過ごし方についての情報を交換し、共有できる保護者会があることで、共通の方針が作りやすくなりますよね。
このようにスムーズな日常生活を送ることにより、子どもはのびのびと安心して過ごせるようになります。保護者会を通じて、子どもの保育環境がよりよくなるのはうれしいですね。
保護者会が合わないと感じる理由とは
話すのが苦手で知り合いもいないから
すでに上の子が保育園に通っているママ同士のグループがあると、そのグループが中心となり会話が進んでいくケースもあり、仲間に入りづらく疎外感を持つママもいます。
保育園も入園後数年すると、お迎え時間が共通するママたちの仲良しグループが自然にできている場合もあります。人見知りのママの場合は保育園に通う年数を重ねるほどにそのアウェイ感が強くなり、苦手意識が強くなることもありますよね。
ママ同士の派閥やもめごとが面倒だから
そのママを中心にグループが形成され、派閥ができることもあります。派閥同士仲良くしてくれればよいのですが、派閥による対立が起こることがあります。また、仲のよいママ同士であっても、些細なことからもめごとが起こってしまうケースもあるようです。
保護者会でこのような派閥の対立やもめごとが起こることもあるため、それがイヤというママも少なくはありません。子ども同士の仲がよかったのに、ママ同士の対立の影響で子ども同士の関係性までおかしくなってしまう、という本末転倒な現象が起こってしまうこともありますよね。
保護者会が作るグループラインが疲れるから
仲がよいママに対して送るつもりだったトークを誤ってグループラインに投稿してしまい、その内容がほかのママに対する不満だったような場合は、深刻なトラブルにまで発展する可能性がでてきます。
ほかにも、グループ内の人数が増え頻繁に通知がきてうんざりしてしまったり、非通知にしたら「返事がない」とクレームを言われた、という経験を持つママもいます。ライングループに参加しないと行事の連絡が来なかったり仲間外れにされたりと、不都合になるケースもあり疲れるというママもいますよ。
保護者会をうまく乗り切るためのコツ
メリットを知って会を上手に活用しよう
保護者会に参加する最大のメリットは、保育園での子どもの様子が分かるという点です。保育園が主体で開催する保護者会ならば、必ずといってよいほど保育園での子どもの様子の連絡があります。ビデオやスライドなどで普段の保育園での生活を紹介してくれる園もありますよ。
ほかのママと知り合えるのも保護者会のメリットです。子ども同士の些細なトラブルも、ママ同士が知り合いになっているとフォローしやすく、円満な解決に向かいやすくなります。保育園からの連絡漏れなども、ママ同士のネットワークで分かるケースもありますよ。