1時間でママチャリが走れる距離は?電動子乗せ自転車のスペック比較
都市部など、車での移動が不便な土地では、子どもとの移動に子乗せ自転車が欠かせませんよね。子乗せ自転車では1時間でどのくらいの距離が走れるのでしょうか。この記事では、子乗せ自転車は電動タイプをおすすめする理由と、電動子乗せ自転車で走れるスピードや距離、長距離向けの電動自転車3選を紹介します。
ママチャリは電動タイプがおすすめな理由
こぎ出しがふらつきにくく安定感がある
周りのママに聞いてみると「子乗せなら電動タイプがおすすめ」という声が多数でした。非電動から電動に買い替えたママは、こぎ出しのスムーズさに驚いたといっていましたよ。
子どもの体重が軽いうちは、非電動でも充分かもしれません。でも、子どもが重くなったり、きょうだいが増えて前後に子どもを乗せるようになったりすると、こぎ出しや狭い道でスピードを落としたときなどにふらついてしまいます。
電動ならこぎ出しでアシストがかかるため、ふらつきにくくなります。
楽に移動できるから行動範囲が広がる
その点、電動ならば急な坂道でもストレスなく登ることができます。移動が楽になることで、行動範囲が広がりますよね。
徒歩では行きにくい少し遠くの公園や、普段ならバスや電車を使っていた街まで自転車で出かけることができるようになり、お出かけが少し楽しくなりますよ。
小さな子どもを連れてバスや電車に乗るのはストレスになることもありますよね。自転車なら、自分たちのペースで移動ができるので気楽に感じられるはずです。
車や公共交通機関を利用するよりもお得
電動自転車なら、充電時の電気代数円と、場所によっては100円程度の駐輪場代がかかるものの、電車やバス、車に比べれば少額ですみます。
車での移動だと、車を停められる場所が限られてきますし、電車やバスだと、駅やバス停から目的地まで歩かなければなりません。一方、自転車なら目的地まで直接行くことができ、出かけるのがおっくうでなくなりますよ。
電動子乗せ自転車で走れるスピードや距離
子乗せ自転車は1時間で約12km走れる
でも、電動自転車なら坂道や発進時の負担が少ないため、案外楽に移動できてしまうものです。往復で12kmと考えて、片道6kmの範囲を地図で見てみましょう。
これまで行きにくかった公園や、ショッピングモールなどが見つかるのではないでしょうか。片道30分、ママのちょっとした運動もかねて子どもと一緒にお出かけしてみてもよいかもしれませんよ。
ただし、電動自転車で遠くに出かけるときにはバッテリーが途中でなくならないよう注意しましょう。自転車を選ぶときに、走行距離の目安を確認するとよいですね。
充電1回の走行距離はバッテリー容量で決まる
2018年時点で発売されている大手メーカーの子乗せ電動自転車では、バッテリー容量が12~20Ah程度が主流になっています。1Ahで走行距離はおおよそ3~4km程度といわれていますので、12Ahで1日8km程度走行するなら6日に1度充電が必要となりますね。
普段自転車メインの生活であれば、なるべくバッテリー容量の大きいものを選んだほうが、充電の手間が減り、ママのストレスも少なくなることでしょう。毎日の移動距離とバッテリー容量とを比較してみてくださいね。
12Ahのバッテリーなら約50km走れる
12Ahのバッテリーを搭載したある車種では、アシスト力が強いがバッテリーの減りが早いモードの場合は約45km、標準モードの場合は約52km、アシスト力が弱い代わりにバッテリーの消耗を抑えるモードの場合は約72kmとなっています。モードによってだいぶ走行距離が変わるようですね。
自宅近辺の坂道の多さ・移動距離などから必要となるバッテリー容量を見極めてくださいね。