小さい子どものいる転勤族はどう暮らす?帯同と単身赴任のメリット
パパが勤めている会社や職種によっては、転勤の可能性が考えられるケースがありますよね。小さな子どもがいる場合の転勤は、いろいろな面で不安があるでしょう。小さい子どもがいる転勤族の暮らし方や、転勤への帯同と単身赴任のメリットをご紹介しますので参考にしてくださいね。
小さい子どものいる転勤族の選択肢について
みんなで一緒に暮らしたい「家族で帯同」
また、育児サポートだけではなく、子どもが小さいうちは、子どもとパパの関わりを大切にしたいと考えるママが多いようです。直接、子どもとパパが会話をしたり、スキンシップなどのコミュニケーションをとったりすることで、子どもの気持ちが安定し、家族が穏やかに過ごすことができるでしょう。
子どもの成長は早く、あっという間にできることが増えたり、喋りはじめたりします。子どもの成長を身近で感じる環境だと、パパは嬉しいですね。
期限付きなど様々な理由から「単身赴任」
単身赴任を選ぶ理由の一つに、転勤の期限が決まっている場合があります。期限が変更になり、延長されることがあるかもしれませんが、ある程度、先を見据えての生活ができますよ。
転勤の期限は会社によって違いがありますが、例えば、単身赴任だと3年間、家族帯同だとそれ以上の期間というケースがあるそうです。単身赴任の期限が決まっていると、ママや子どもは割り切って過ごすことができるのではないでしょうか。
また、ママや子どもの生活環境を変えなくてよいので、単身赴任を選ぶ家庭は多いですよ。
今後のことを考えて「転勤を拒否」
パパの会社の就業規則の内容によりますが「転勤を命じることがある」などの記載がある場合は、転勤を受け入れる方向で考えるとよいでしょう。しかし、理由によっては会社から配慮してもらえるケースがあるかもしれません。
例えば、両親の介護が必要な場合や、定期的な通院を必要とする家族がいる場合、子どもの育児面から転勤が難しい場合など、家庭の事情が関係している場合です。これらのやむを得ない事情から、今後のことを考えて、転勤を断りたい旨を正直に上司に伝えてみてはいかがでしょうか。
家族帯同で一緒に住むことによるメリット
大変な乳幼児期にパパにいてもらえる
育児のなかでも、乳幼児期は体力的にも精神的にも大変だと感じるママは多いです。そんな時期に、パパにそばにいてもらえることはママにとって心強いですよね。
普段、仕事が忙しくてあまり育児に協力できないパパであっても、ママの育児の話を聞いてくれるだけでママは気分転換になるでしょう。ママの心にも余裕ができて、子どもやパパに優しく接することができるかもしれませんよ。
また近年、地震や台風などの自然災害が発生したことをニュースなどで知るママは多いのではないでしょうか。もし、災害による被害にあったときも家族で一緒にいると心強いものです。
住居手当てなどで経済的な向上が見込める
代表的な手当ての一つに、住居手当てがあります。転勤の場合、賃貸に住むケースが多いですね。
社宅に住んだり、会社から提案されたいくつかの物件の中から選んだりすると、住居費をおさえることができて、貯蓄をしやすくなるでしょう。会社都合による転勤だったり、転勤の期間中に家族が増えたりすると、さらに充実した手当てを受けることができる場合があるそうです。
また、会社によっては、引越し手当てや転勤先に移動するための交通費、子どもの転園・転学に必要な費用などを補助してくれる場合があるので確認してみてくださいね。
新しい土地で新たな環境や出会いを楽しもう
新しい生活を始める土地に住んだことがない場合、引越しの片付けの合間や、気分転換をしたいと思ったときに、中心街や近所などに家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。新たな土地になじむためにも、積極的にお出かけするとよいですよ。
また、新たな環境で生活するということは、新たな出会いが待っています。ママにも子どもにも新しいお友だちができる楽しみがあります。
人見知りのママは、初対面の人と話すことが苦手かもしれませんが、転勤がなければ出会うことがない人たちかもしれません。この出会いを大切にしたいですね。
パパの単身赴任で別々に住むメリットとは
ママのライフスタイルを変えなくてよい
まず、パパが単身赴任をすることで、ママはライフスタイルを変えることなく過ごすことができるでしょう。特に、仕事をしているママや、これからキャリアを積んでいきたいと考えているママの場合、転勤でパパが単身赴任することで、今後のママの仕事に影響しにくいと考えられますね。
また、ママが専業主婦の場合でも、環境が変わらないことで、それまでどおりの生活を続けることができるでしょう。親しい友人やママ友とすぐに連絡が取れたり、会ったりすることができる環境は、パパが単身赴任中の強い味方です。
ママの心が安定していることは、子どもにとっても大切ですよ。