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6歳になってからの準備では遅い?小学校入学準備の悩み事を解決

6歳になってからの準備では遅い?小学校入学準備の悩み事を解決

ランドセルは早めに準備した方がいい

入学1年前から予約の店舗もある

年長さんの4月になると、まわりのママさんたちの間で「ランドセルどうする?」という話題が増えてきますよね。ランドセル商戦は年々早まっています。購入は先だとしても、予約受付は入学の1年前から始まっているメーカーもあるようです。

とくに女の子向けのランドセルは色やデザインが豊富で、ママも子どもも目移りしてなかなか決まらないことも多いでしょう。テレビCMやインターネットでも商品を見ることができますが、まずは各メーカーに資料請求してみることをおすすめします。

最近では「生地サンプル」を同封してくれるメーカーも多く、実物をよりイメージしやすくなっています。資料の中には予約会や展示会の案内が入っていることもあるので、気に入った商品を見に行ってみるとよいですね。

人気の商品は売り切れの場合も

特に人気があるのは「工房系のメーカー」。皮の専門店や老舗では、完全手作りやセミオーダーメイドなど、手間がかかる商品も多く、販売数に限りがあるため早い時期に売り切れてしまう場合もあるようです。

工房系以外のメーカーでも、人気ブランドとのコラボ商品や、限定商品なども生産数が少なく、早々に売り切れてしまう可能性が高いでしょう。百貨店や大手スーパーなどのランドセル特設コーナーには、多くの商品が並んでいますが、本当に気に入っているものがあれば、できるだけ早めに予約しておいた方が安心です。

悩んでいるうちに欲しかったランドセルが買えなかった…ということがないように、9月・10月くらいまでには予約・購入しておきたいですね。

6年間使うので気に入ったものを!

ランドセルは入学準備品の中でも特に高価なもののひとつです。それでも6年間毎日使うものなので、できれば子どもが気に入ったものを買ってあげたいですよね。

価格やデザインのほかにも、
  • 子どもの体に合っているか(肩ベルト・背中部分のフィット感)
  • 軽さ
  • 大容量であるか(A4フラットファイルが入る、マチは12cm以上がよいといわれています)
  • 耐久性
  • 安全性(反射板や防犯ブザー用のフックがついているか)
  • 6年保証がついているか
などを確認するとよいでしょう。ママが「価格」と「機能性」を、子どもが「デザイン」を重視して選ぶと、親子で気に入ったものが見つかるかもしれません。実物をいろいろ背負ってみて、通学する姿をイメージしながら楽しく選べるといいですね。

【先輩ママに聞きました】ランドセルは入学前のいつ頃購入しましたか?

いつ購入すれば良いのか迷ってしまうランドセル。先輩ママたちは入学前のいつ頃に購入したのか、またその時期に購入した理由やランドセルを選ぶときの基準について聞いてみました。※テニテオ調査(n=50)

「夏休み前後」と回答したママの体験談

  • ランドセルを選ぶとき、重さを重視しました。住んでいた場所から学校までは通学距離が長く、1年生ではからだもまだ小さいため教科書を入れるとランドセルがかなり重くなるからです。教科書以外にも体操服や夏になれば水筒も持っていくため、なるべく軽いランドセルを選びました。
  • 一番お得だと思うセールの時に購入しました。丈夫で軽いものが良いと思います。子供と一緒に見に行って、子供の好きな色のランドセルにしました。

「冬休み前後」と回答したママの体験談

  • 時期によって本人の希望も変わるので、最初は夏前の早い時期にいろいろ見て回り、暫く考える時間を与えて、秋頃に気持ちを固めました。長く使う物なので六年間飽きないで使えるかもよく考えさせました。
  • 冬休みが終わったあたりにたくさんの種類のランドセルが百貨店に出始めていたのでその時期に買いました。本人がどれが欲しいかというのを大切にして、気に入ったのを選ばせました。

「1年以上前」と回答したママの体験談

  • 色やメーカーが決まっていたので、早めに購入しました。6年生まで使えるように、刺繍がしてあるものや、ピンク、水色など可愛らしいデザインはさけました。
  • 軽さと耐久性には気をつけて判断しました。入学時はまだ身体も小さいので、少しでも軽いほうがいいと思いました。また6年間使用するので、それなりに丈夫なものがいいと思っていました。

■編集部コメント

夏休み前後、または冬休み前後にランドセルを購入したというママが大多数を占めました。ちょうどこの時期にランドセル売り場を拡張してセールを始めるお店もあるようなので、購入タイミングとしてベストな時期かもしれません。

選ぶ基準としては、軽さ、丈夫さやデザインの良さに加えて、何よりも子どもが気に入ったものと考えるママが多いようです。このランドセルを背負って早く学校に行きたいな、と子どもがワクワクするようなお気に入りの一品をじっくり探したいものですね。

次のコーナーでは、入学前の子どもと一緒に楽しく向き合う時間の過ごし方についてご紹介します。

子どもと一緒に楽しく向き合う時間を!

不安をあおる言葉をかけない

つい数年前までは、子どもが寝返りができて大喜びしたり、歩けるようになってたくさん褒めてあげたりしていたことでしょう。しかし成長とともにできることが増え、できないことにたいして焦りやストレスを感じてしまっているママも多いのではないでしょうか。

小学生になって子どもが落ちこぼれないように、学校生活で困らないようにと思うあまり、焦って不安をあおるような言葉をかけないように注意が必要です。「そんなんじゃ小学生になれないよ!」「このままだと小学校にいったら困るよ!」など、ついついいってしまいそうですが、大人が思う以上に子どもはプレッシャーに感じるかもしれません。

あまり小学校を意識しすぎず、自然な流れで入学に向けた準備ができるとよいですね。

子どもと一緒にいる時間を長くする

小学校に入学すると、子どもは精神的にも自立し始めます。ママは大変だった幼児期の育児を終えて、自分の時間が持てるようになってくるでしょう。反面、親離れしていく子どもを見て、寂しい気持ちにもなるかもしれません。

「幼い我が子と過ごす時間は今だけ」と思って、入学前に子どもと一緒にいる時間を長く持つことをおすすめします。一緒にいる時間が長ければ、子どもの様子もよくわかりますし、子ども自身も安心して過ごすことができるでしょう。

小学校では授業があるのでおやすみもしにくいと思います。入学前に思い切って遊園地や家族旅行に出かけておくのもよいかもしれません。パパ・ママにとっても、子どもにとっても、いい思い出になるのではないでしょうか。

幼稚園や保育園生活を最後まで楽しく

入学準備は時間もお金も労力もかかって、ママはほんとうに大変だと思います。しかし一番大切なことは、今日この瞬間、子どもが楽しく過ごせているか、ということなのではないでしょうか。

忙しさでや焦りでつい見逃してしまいがちですが、子どもが幼稚園や保育園での生活を楽しく過ごせる時間もあと少しなのです。今日園ではどんなことをしたのか、どんなことがあったのか、時間を作って子どもと会話してみてください。

子どもにとっても、年長さんは園内でお兄さんお姉さんとしてすごす大切な一年です。6歳のこの一年で、また新たに成長している部分も多いと思います。年長の間の嬉しいできごとや成長を、最後まで見逃さないようにしたいですね。

まとめ

小学校入学を目前にひかえて、親も子どもも期待感と不安感が入り混じる日々を過ごしている、という人は多いと思います。過ぎてみれば取るに足らないようなことでも、初めてのことに不安をいだくのは当然ですね。

子どもは親をよく見ていますので、まずはパパとママの不安を取り除いていきましょう。そして、幼児期の子どもと過ごす今日この一日を大切にしたいですね。家族みんなが笑顔で入学式を迎えることができるように願っています。
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