6歳になってからの準備では遅い?小学校入学準備の悩み事を解決
ママやパパが抱える不安なこととは?
キチンと登校できるの?
まずは、幼児期から基本的な交通ルールを教えておくことが大切です。交通事故の心配だけでなく、子どもを狙った事件に巻き込まれないように、普段から知らない人に声をかけられたときの対処法なども話しておきたいですね。
また、入学前に親子で通学路を一緒に歩いてみることをおすすめします。中には学校までの距離がかなり遠いというご家庭もありますね。幼児期の移動は車や自転車が多かったと思うので、入学前に長距離を歩く練習をしておくと安心です。
友達はちゃんとできるの?
パパ・ママとしては、友達がちゃんとできるのか不安もありますよね。しかし、小学生になると、放課後の遊びの約束も子ども自身でするなど、親の介入なしに友達関係ができてくる傾向にあります。
心配はつきものですが、あまり敏感になりすぎないようにしましょう。子どもに「お友達はできた?」「学校は楽しい?」などと過度に聞きすぎると、逆に子どものプレッシャーになってしまうかもしれません。子ども自身のペースで学校に慣れていけるよう、家庭でサポートしたいですね。
いじめにあったりしない?
家庭の役割として大切なのは、子どもの変化に気づいてあげること。普段から幼稚園や習いごとなどであったことを話す習慣をつけておくといいですね。
あきらかに「いじめ」という事態でなくても、子どもが学校で嫌な思いをしているというのは、親としても心配です。何かあったときに、子どもが自分からパパやママに伝えることができるような環境をつくっておくとよいでしょう。クラスメイトのトラブルなども話してくれれば、親として子どもにアドバイスができるかもしれませんね。
入学の準備物はいつから揃えたらいいの?
入学説明会は年明けからが大半
【入学説明会の内容】
・入学式について
・入学までに身に付けたい生活習慣
・入学してからの学校生活・ルール
・入学までに用意するもの
・PTA活動
・就学援助制度について
・銀行振り込み口座について など
説明会の時期は真冬なので、当日はスリッパや筆記用具を持参するほかに、防寒対策をしていくことをおすすめします。また、やむを得ず当日欠席する場合でも、後日書類を受け取りに行けば大丈夫でしょう。
入学説明会で必要リストが配布される
たとえば、筆記用具はキャラクターなどの絵柄がないものを指定する学校も多いようです。子どもが授業に集中できない、トラブルの原因になる、などの理由ですが、せっかく購入したのに学校に持っていけなかったとなると、もったいないですよね。
また、同じ市区町村でも、学校によって必要なものが異なる場合があります。説明会での話と、配布されるリストを確認したうえで入学準備を始めましょう。
兄弟がいる家庭からリサーチするのもよい
同じ市町村内でも、小学校によって雰囲気や指導方針などが微妙に違うこともあります。年代によって学校の方針が変わることもあるので、あまり年が離れているお兄さんお姉さんよりも、できるだけ年が近い子どもの方がより参考になるかもしれません。
「これは買っておいてよかった!」「これは不必要だった」「あれはお下がりや中古品で十分だよ」など、具体的な情報がえられるでしょう。運がよければ、お下がりを譲ってもらえるかもしれませんね。
入学準備には何を揃えたらいいの?
教科書はいつもらえるの?
新一年生の場合、最初にもらう教科書の量はあまり多くないようです。教科書の種類や数は学校によって異なりますが、授業が進むにつれて、ワークブックなどが徐々に増えたり、二学期以降に新たに教科書が配布されたりします。
教科書が揃うと、いよいよ小学生になるんだなと、ママも子どもも実感するかもしれませんね。大切なものなので、あらかじめどこにしまっておくか、教科書の収納場所を決めておくとよいでしょう。
文房具は何が必用なの?
【家庭で準備する文房具】
- 筆箱
- 鉛筆
- 消しゴム
- 定規
- クレパス(16色程度)
- 色鉛筆(12色程度)
- 油性マジック
- はさみ
- のり
- セロテープ
- 下敷き
- 学習帳
- お道具箱 など
名札はあらかじめ準備するの?
そして、入学準備の中でもママにとって一番大変な作業が、学用品の「名前付け」です。幼稚園や保育所入園のときにも経験していると思いますが、小学校入学の際も必要です。
学校によって書き方の指定が細かくあるようですが、基本的には「ひらがなの名前を大きな文字で、すべての持ち物に書く」ということになるでしょう。すべてを手書きするのはとても時間がかかるので、忙しいママはネットで注文できる「お名前シール」や「お名前スタンプ」などを活用することをおすすめします。