ママに人気のドライフラワーの魅力とは?素敵なアレンジ術をご紹介
ドライフラワーはインテリアにするとそれだけで部屋の雰囲気をおしゃれにできるアイテムです。そんなドライフラワーを自分の好きなお花で作れたら素敵だと思いませんか。ここでは、初めてでも簡単に作れる方法や、自宅で手軽にアレンジするアイデアなどをご紹介します。
ドライフラワーが人気を集める理由とは?
枯れないお花なので長期で楽しめる
お花の種類や管理方法などにもよりますが、短いものでも2~3カ月ぐらいはきれいな状態で保存可能です。長持ちするものだと空気に触れた状態でも半年~1年ぐらい、お店で密閉されたものを購入すれば数年以上楽しむことができますよ。
「すでに乾燥して固まっているから、何年も楽しめるものではないのか?」と意外に思ったママもいるでしょう。しかし、吊るしている期間が長くなると、カビが生えたり、ほこりがついたりすることがあります。また、すでに色褪せしているドライフラワーですが、さらに退色が進んでくすみが強くなり、きれいというより汚い感じになってしまうのです。
水やりの必要がなく手間がかからない
気をつけることは飾る場所です。湿気の高い場所や直射日光の当たる場所だと、形が崩れたり退色したりするのが早まってしまいます。あと、衝撃に弱いので、子どもがよく走り回る場所や開閉が多くなる玄関ドア、頭が当たるような低い場所などは避けるようにしましょう。
長期で楽しめるので、一度飾ればしばらく交換する必要もないですね。掃除のついでに溜まったほこりを取るようにするぐらいできれいな状態を保つことができるでしょう。
リーズナブルなのに華やかな仕上がり
「花にはこだわりたい」という場合は、種類が豊富な生花店できれいな花を買って、そのほかのパーツは100均で買って作るのもよいですね。花の値段が多少高くても、長持ちすると思えば高い買い物ではないでしょう。
いくつかまとめて棚に置いておいたり、1本ずつ壁に飾ったり、ワイヤーを使って天井から吊り下げたりと、どこに飾っても華やかになりますよ。生花ではできない飾り方ができるというのも人気の理由なのかもしれませんね。
子どもとの散歩途中で見つけた野花を使ってドライフラワー作りにチャレンジするのもよいですよ。
手軽に始められるドライフラワーの作り方
好きな植物を吊るして自然におまかせ乾燥
【作り方】
1.好きな植物を数本ずつ、重ならないようにゴムでまとめます。まとめるときは、麻紐やリボンなどでもよいです。
2.1を風通しのよい日陰に吊るします。
3.1~2週間ぐらい乾燥させれば完成です。
余分な葉は乾燥の邪魔になりますので、吊るす前に取り除いておきましょう。乾燥するまでの期間も部屋のインテリアとして壁際に飾りたくなりますが、乾燥に時間がかかって失敗することがあります。できれば、直射日光の当たらない窓際やエアコンの吹き出し口近くがおすすめです。
時短ワザになる!ドライヤー乾燥
【作り方】
1.ドライフラワーにしたい花と花がすっぽりと入るような紙袋を用意します。
2.花を逆さにして紙袋に入れます。
3.ドライヤーで2の紙袋に温風を当てます。
4.5分ぐらい温風を当てます。花のようすを確認して乾燥していたら、紙袋から出して風通しのよい場所に1~2日ぐらい吊るせば完成です。
紙袋に入れた花に直接ドライヤーの温風を当てても作れますが、風を直接当てると花びらが傷みやすいので気をつけましょう。
仕上がりを美しく!シリカゲル法
【作り方】
1.花の部分だけ切り取る
2.密閉容器にシリカゲルを敷き詰める
3.2の上に1を置く。バラのように立体的な花の場合は、茎の部分をシリカゲルに挿し込む
4.花びらのあいだにシリカゲルをふりかけて完全に埋める
5.蓋をして1週間ぐらい放置すれば完成
シリカゲル法で作ったドライフラワーは特に長持ちします。3~5年ぐらいは楽しめますよ。
豊富なアレンジでドライフラワーを飾ろう
インテリアに大人気の「ハーバリウム」
準備するものは、保存用の瓶(蓋ができるもの)とハーバリウムオイル(ベビーオイルでもOK)、ピンセットです。好きな瓶にドライフラワーを詰め込んで、オイルをゆっくりと注ぎます。オイルを上まで注いで蓋をしっかりと閉めたら完成です。
瓶に空間がありすぎると、オイルを注いだときに花が浮いてしまうのでバランスよく詰めていきましょう。ドライフラワーだけでなく、プリザーブドフラワーやドライフルーツなどをミックスしてもよいですし、瓶の底にガラス砂やビー玉を敷き詰めても可愛いので、いろいろなアレンジを楽しみましょう。