ベビーシャワーはいつやるのがよい?開催目安や準備で気をつけること
出産を控えたママをお祝いするベビーシャワー。日程を決めるときはママの体調やお祝いをする人たちの都合などを考慮して、みんなが無理なく参加できるよう心がけたいですね。今回はベビーシャワーの開催目安を決めるポイントや、楽しいお祝いにするための準備についてご紹介します。
ベビーシャワーはいつやるのが一般的?
体調が安定する妊娠8カ月ごろを目安に
ベビーシャワーはもともとアメリカが発祥で、日本にはモデルや芸能人がインスタグラムなどで紹介したことがきっかけで広まりました。
名前の由来は「降り注ぐシャワーのような愛情でお祝いする」というもので、一般的にママの体調が安定しやすい妊娠8カ月ごろを目安に行われます。安産祈願の意味合いも含まれているようですよ。
ママによっては出産が早まってしまい、ベビーシャワーを行うときにママが不在になってしまうというケースもあるようです。8カ月ごろになったらできるだけ早めに行うことをおすすめします。
開催時間帯はお仕事や体調を考慮
「妊娠8カ月ごろは安定期に入っているし、そこまでの配慮や心配は必要ないのでは?」と思われがちですが、妊娠中のママは妊娠前に比べて疲れやすいもの。お祝い事も疲れがたまりやすい夜ではなく、昼間に2~3時間程度で済ませるようにしましょう。
ただしママによっては仕事を続けていて、昼間に時間が取りにくいケースもありますね。また一緒にお祝いしたい人たちによっては昼間に集まりにくいことも考えられます。
そんなときも可能な限り早い時間に始めて長時間にならないように、体調への配慮を心がけてください。
平日より人が集まりやすい休日がおすすめ
おすすめは、人が集まりやすい休日です。とくに参加者にお勤めをしている人が多く、また主役のママ自身も働いているなら、土日や祝日に開催することでたくさんの人に参加してもらえやすくなります。
中には土日や祝日が休みではない人もいると思いますが、早めに日程を伝えておけば休みを取れることも多いようです。
反対に一緒にお祝いしたい人の顔ぶれによっては平日の方が集まりやすいケースもあります。近所のママ友と女子会のようなベビーシャワーを開催するなら、休日よりも平日の方がゆったりできるようです。
時期をずらしたり回数が増えたりしてもOK
体調がよければ何回開催してもよい
グループごとに開催するなら少人数になることが多く、おいしい料理を囲みながら女子会のような雰囲気で行うことができます。気軽に開催できるのがメリットですね。
ただし妊娠中のママは疲れやすいので、何度も開催するときは体調に配慮しながら、無理をしないように日程を決めてくださいね。
中には何度も開催せず、1度に大勢を呼んで結婚式のように盛大に行うケースもあります。どちらにせよ、たくさんの人にお祝いされるのはうれしいものです。
お披露目会として出産後に開催することも
産後のベビーシャワーでは、お祝いをする側にもメリットがあります。赤ちゃんが生まれているため性別や名前がはっきりしていて、プレゼント選びが明確になるのです。
例えば性別に合わせた赤ちゃん用の衣類や名前入りのグッズなどを購入したり作ったりして贈ることができますよ。
ただし、産後のママは赤ちゃんのお世話で疲れている場合がほとんどです。ママに負担のかからないベビーシャワーを心がけましょう。
海外はシップアンドシーと呼ばれるお披露目
シップ(sip)とはちびちび飲むという意味で、アルコールをたしなむこと。ママが妊娠中に飲めなかったお酒を飲んで、リラックスして楽しむという意味も含まれています。
シップアンドシーでは、ベビーシャワーで贈られたプレゼントを赤ちゃんが身につけたり使ったりする姿を贈り主に披露する場にもなります。ベビーシャワーのお礼の意味も込められた素敵なパーティーですね。
ベビーシャワー開催を準備するときには
いつやるかはママの体調などを確認して
おすすめは先ほどお伝えした妊娠8カ月ごろです。妊娠8カ月ごろで、ママの都合のよい日の中から参加者がたくさん集まりやすい日を開催日にするとよいですね。
ただしいくら体調のよい日を選んでも、ベビーシャワー当日にママの体調が急に悪くなることもあります。そんなときは無理をせず、その都度休憩をしましょう。
また準備や片づけは思いのほか重労働なので、なるべくパパや周囲の人にサポートをしてもらいましょう。お祝いに来た人たちは、きっと喜んで手伝ってくれますよ。