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1歳を迎える赤ちゃんの遊び方は?発達を促す遊びや注意点を解説

1歳を迎える赤ちゃんの遊び方は?発達を促す遊びや注意点を解説

ただの散歩が刺激いっぱいの1歳児の遊び

今の子どもたちに歩育が注目されている

現代の子どもは、車で移動することが多かったり、家の中でゲームをしたり動画を見たりと、外遊びをする機会が少なくなっています。そこで、歩育が注目されるようになりました。

歩育は、歩くことで子どもの生きる能力を育むための教育です。ただ散歩をするだけなのですが、運動能力や体力の向上はもちろん、外の空気に触れたり植物に触れたり、匂いを嗅いだり、鳥の鳴き声を聞いたりと、子どもの五感を刺激し脳の発達を促す効果もあり重要視されています。

また、散歩を習慣にすることで交通ルールの習得も早くなりますよ。1歳児に分かるのかとも思われがちですが、急に飛び出さない、車が近づいてきたら立ち止まるなどの交通ルールは徐々に覚えていくものです。

いつもの散歩に楽しみをプラスしよう

1歳児は普通に近所を散歩するだけでも、新しい発見や体験があり喜んでくれますよね。ただたまには、お弁当を持参してピクニックを楽しんだり、おやつやジュースを持って自然に囲まれた場所でのんびり過ごしたりするのもおすすめです。

家にいるときと同じようなことでも外にいるというだけで感じ方が変わってきます。例えば、いつものおにぎりがよりおいしく感じたり、ママと過ごす時間がより特別な時間に感じられたりするのではないでしょうか。

また、散歩は子どもの様々な表情を写真に残すチャンスがいっぱいあるのでカメラを持ってお出かけするのもよいですね。「いつもの散歩にちょっとした楽しみをプラスする」。ぜひ試してみてくださいね。

ママにとっても子どもと過ごす楽しい時間に

子どもと過ごす時間は楽しいものですが、1歳にもなると動きがどんどん活発になってきますし、ひとり遊びよりもママと一緒に遊びたい時期ですよね。そんな子どもの相手をするのはママも大変ではないでしょうか。

散歩なら手を繋いで歩くだけなのでママの負担も減少しますよ。子どもはママとのお出かけというだけで楽しく感じるものですし、ママにとっても気分転換になるでしょう。「今日は何をして遊ぼうかな」と、特に何か遊びを考える必要もないので楽ですよ。

忙しく家事をしていると、つい子どもとの時間を疎かにしがちになってしまうママも多いと思います。そんなママにも散歩がおすすめです。散歩を習慣にして、子どもとのコミュニケーションの時間を作りましょう。

1歳児と遊ぶときはこんなことに注意しよう

小さなおもちゃなどの誤飲に要注意

自力で立ち、ひとり歩きができるようになる1歳台は、特に誤飲事故が起こりやすいといわれています。赤ちゃんの口は小さいように見えて、最大に開いたときは平均で直径約3.9cmの大きさがあるのです。

最近では、砂遊び用に様々な道具やおもちゃがあるので、小さめのものは選ばず、できるだけ大きく目立つ色のものを与えるようにしましょう。また、お絵かきに使うペンやクレヨンも誤飲につながりやすいので、安全面の考えられた大きなものを選ぶとよいですね。

自治体によっては、赤ちゃんの誤飲を防ぐために「誤飲チェッカー」というものが母子手帳にあります。身近なものが赤ちゃんの口に入るかどうかを確認してから遊ぶようにすれば、ママも安心ですね。

外遊びの際は水分補給などを欠かさずに

体がしっかりしてきたとはいえ、1歳児はまだ体温調節が苦手です。気温の高い夏場だけでなく、厚着する冬場にも汗をかきやすいので、注意が必要です。

外遊びに出かける際は、飲みものを持参しこまめに水分補給できるようにしましょう。また、天気のよい日は帽子を被ることで、体温が上がり過ぎるのを防ぐことができます。

大量に汗をかいたときには、乳幼児用のイオン飲料など塩分やミネラルが入った飲みものが効果的ですが、大量に汗をかくような日に、1歳児を連れて外に遊びに行くことはあまりないですよね。

それほど気温が高くない日の外遊びでは、水や麦茶で水分補給をするのがおすすめです。お茶などは種類によってカフェインが入っているので注意してくださいね。

室内や屋外を問わず転倒には気をつけよう

ひとり歩きができるようになった子でも、まだまだ転ぶことはたくさんありますよね。新しい遊びが次々にできるようになると、自分が遊びたいおもちゃや興味を持ったものに一目散に近寄っていきます。

そんな好奇心いっぱいの子どもをケガから守るために、できる限りの対策をしておきましょう。室内では、滑りやすい敷き物やつまずきやすいものなどが転倒につながるポイントです。滑り止めシートを敷いたり、床にはなるべく物を置かないようにしたりして、転びにくい環境を作りましょう。

また屋外では、コンクリートや砂利など、危険がたくさんあります。万が一転倒しても、大きなケガにつながらないよう、ヘルメットやプロテクターをつけ、思いっきり遊べるよう工夫しましょう。

まとめ

ひとりで歩けるようになったり、指先が器用になってきたりすると、できることがどんどん増え、ママも嬉しいですよね。そんな1歳児には、体や心をさらに発達させる遊びがたくさんあります。

ここでは、その中の一部を紹介しましたが、ひとりひとりの成長に合わせて、色々な遊びを経験できるようにしましょう。

また、好奇心旺盛な子どもに思いっ切り遊びを楽しんでもらうために、大人が安全な環境を用意することも大切です。遊びの幅が広がる1歳児との楽しい時間を過ごしてくださいね。
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