1歳を迎える赤ちゃんの遊び方は?発達を促す遊びや注意点を解説
1歳を迎える赤ちゃんはできることがどんどん増えていき、遊びの幅も広がりますよね。一方で、動きが活発になるので、目を離せない時期でもあります。そんな好奇心旺盛な1歳児におすすめの遊び方や注意点を知って、ママも安心して子どもとの時間を楽しみましょう。
1歳になるとできるようになること
少しずつ歩けるようになってくる
体の発達とともに、情緒や言葉が発達する時期でもあり、徐々に自分の意思を持って動くようになったり、意味のある単語を話したりする子もいます。また、支えなしで立てるようになり、少しずつ歩き始める子も出てきます。このころになると、家の中でもキッチンや階段に興味を持ち、入ろうとするので、柵やゲートを取りつける家庭もあるのではないでしょうか?
ただし、このころの赤ちゃんの成長は個人差が大きいため、目安よりもできることが少なくても心配せず、その子なりの成長を楽しみましょう。
小さいものを掴めるなど指先が器用になる
少し目を離した隙に、興味のあるものに手を伸ばすので、ママは目が離せず大変かもしれませんが、そういった赤ちゃんの好奇心を満たすおもちゃも販売されているので、探してみるのもよいでしょう。
また、小さなものが上手に掴めるようになります。離乳食でも、おにぎりやスティック野菜など、掴み食べしやすいものを用意すると喜ぶかもしれませんね。自分の手で掴むことで指先の感覚を学んでいくので、できるだけ自分でやるのを見守りましょう。
大人の真似やごっこ遊びができるようになる
そして、大人のしぐさを真似できるようになると、だんだんごっこ遊びをするようになります。積み木などを電車に見立ててガタンゴトンと動かすことなどから始まり、徐々にぬいぐるみをお世話するようなしぐさを見せたりします。
ただし、1歳を過ぎてもまったく大人の真似をしようとしない子もいます。ママは心配になってしまうかもしれませんが、今は見て覚えようとしている時期なのだとあまり神経質にならずに、その子なりの成長をゆったりとした気持ちで見守りましょう。
1歳児になると遊び方も増えてくる
感性が育つ「お絵かき」
初めてのお絵かきでは、口に入れても安全なクレヨンを使うのがおすすめです。しばらくの間は、クレヨンをどのように使うのか分からず、投げたり叩きつけたりするかもしれませんが、そばでママがお絵かきのお手本を見せながら一緒に遊ぶと、少しずつ使い方が分かってきます。
また、赤ちゃんは大きく腕を動かすので、紙は大きめのものを用意するとよいでしょう。お絵かきは、力加減を身につけるだけでなく、自分で紙に表現することで感性が育ちます。初めて描いた絵は、ママにとっても宝物になりますね。
運動神経が鍛えられる「ボール遊び」
ボールに触れ、転がすと動くというだけでも赤ちゃんは喜びます。そして、たくさん遊ぶにつれ、どのようにボールを持ちどのように転がせば上手に遊べるのかを、少しずつ学んでいくでしょう。ボール遊びは全身の筋肉を使うので、運動神経の発達にもつながるといわれています。
また、ママが転がしたボールを子どもがキャッチし、それをママに向かって転がし返すという遊び方は、親子間のコミュニケーションも取ることができ、情緒の安定という意味でも効果的な遊びですね。
想像力が豊かになる「砂場遊び」
砂の感覚に慣れてきたら、ママが道具を使って形を作って見せたり、それを子どもに潰してもらったりして遊ぶのもよいでしょう。そうすることで、砂は様々な形を作れること、壊れても何度でも作り直せることを学んでいきます。
砂遊びと聞くと、衛生面を心配するママもいるかもしれませんが、最近では柵で囲まれた砂場や屋内の砂場もあるので、そういったところを選ぶと安心でしょう。また、お手ふきを持って行けばすぐに手をふけるのでよいですね。