就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

親子のふれあい遊びを楽しもう!遊び方やスキンシップのメリットも

親子のふれあい遊びを楽しもう!遊び方やスキンシップのメリットも

子どもはパパやママと一緒に遊ぶことが大好きですよね。なかでも親子がふれあって遊ぶ「ふれあい遊び」は楽しいだけでなく、子どもの成長によい影響がたくさんありますよ。今回は、ふれあい遊びで得られるメリットや年齢にあわせた遊び方などを紹介します。簡単にできるものばかりなのでぜひ参考にしてみてくださいね。

親子のふれあい遊びで得られるメリット

子どもの心の安定に役立つ

「ふれあい遊び」とは、音楽にあわせてリズムを取ったり抱っこやおんぶで遊んだり、子どもと一緒に体を使って遊ぶことをいいます。ふれあい遊びは楽しいだけでなく、子どもにとって様々なメリットがありますよ。

たとえば、親子のふれあいは「タッチケア」といって子どもの情緒を安定させ、ストレスホルモンを軽減させることが証明されているのです。

ふれあい遊びをすると、子どもの話を聞いたり「すごいね」など子どもに対しての声がけをしたりする機会が増えますよね。パパやママのこういった行動は、子どもにとって「自分を受け入れてくれた」という気持ちになり心が満たされるのです。自分を認めてもらうことは、自分自身を好きになる上で重要になります。

スキンシップで脳の発達にも影響が

ふれあい遊びで親子がスキンシップを取ることは、子どもの脳の発達にもよい影響があります。

スキンシップを取ると「オキシトシン」というホルモンが分泌されるのです。このホルモンは、子どもが自立するための基礎になる「親子の愛着関係」を密にする働きがあります。また子どもの記憶力や学習能力、自分の行動をコントロールする力などを高めたり、ストレス耐性を強くしたりする働きもあり、脳の発達に大きくかかわっているのです。

さらにスキンシップによる肌への刺激は、脳に伝わり脳を活性化する役目もあります。特に脳が急激に発達する小さな子どものうちにたくさんスキンシップを取ると、オキシトシンの分泌や脳の活性化をより促がすことができるといわれています。

親子の信頼関係を作る役割も

子どもが将来よい人間関係を築くためには、まず親子の信頼関係がしっかり構築されていることが基本になります。信頼関係を作るためには「受け入れる」「愛情を注ぐ」「共感する」「言葉をかける」などがポイントになるのです。

ふれあい遊びでは子どもの意見を受け入れてスキンシップで愛情を注ぎ、親子で楽しさを共感することができます。さらに「上手だね」など言葉がけも増えるでしょう。このようにふれあい遊びには、信頼関係を構築するポイントが数多く含まれているのです。

親への信頼関係がしっかりできると、他者を信頼できる心も育ちます。信頼されることに喜びを感じたり他人を受け入れたりできるようになるので、よりよい人間関係が築くことができるでしょう。

乳児期から幼児期のふれあい遊び

0歳にはねんねしながらお歌でスキンシップ

ここからは、成長にあわせたおすすめのふれあい遊びをいくつか紹介します。まだ小さな0歳児には、ねんねしながらお歌でスキンシップを取ってみましょう。

たとえば「ららら、ぞうきん」という遊びがありますよ。歌いながら赤ちゃんの体をぞうきんに見立てて縫う仕草や洗う仕草をします。人差し指でツンツンしたり、ママの手で両足を持って左右にゆらしたりしますので親子のスキンシップが楽しめますよ。頭からつま先まで全身に触れる遊びなので、たくさん刺激を与えられる点もよいですね。

ほかにもみんなが知っている「きらきらぼし」のお歌にあわせて、手や足をタッチしたりゆらしたりする遊びもありますよ。ママの優しい歌声とスキンシップで、赤ちゃんもご機嫌になることでしょう。

幼児期は体操や道具も取り入れてみよう

幼児期に入ると徐々に体の動きが活発になってきますよね。そこで体操や道具を使ったふれあい遊びをしてみましょう。

たとえば、親と手をつないで「ジャンプ」のかけ声で子どもを高く引き上げジャンプさせる「ジャンプ遊び」があります。また親が四つん這いになってトンネルになり、子どもがとおったりよじ登ったりする「トンネル遊び」も面白いですよ。4歳ごろになると「手押し車」遊びもできるでしょう。体操のふれあい遊びははじめはうまくできなくても、楽しく遊んでいるうちに上達していく姿を見るのも嬉しいものですよね。

また道具を使った遊びも上手になってきます。そのため股下からボールを渡したり風船をキャッチしたりする遊びもよいですよ。

就学前になればより複雑な遊びも

幼児期でも就学前の5~6歳ごろになると、より複雑な遊びができるようになってきます。たとえば「かくれんぼ」もその一つです。

かくれんぼには、かくれてはいけないところや鬼は目をつぶらなければいけないなど、色々なルールがありますよね。小学校に入学するとルールのある遊びが多くなります。そのため楽しみながらルールのある遊びを取り入れてみましょう。

また「ジェスチャーゲーム」も親子で盛り上がるふれあい遊びです。親が出題するときにジェスチャーだけでは難しい場合は、ヒントもつけ加えてみましょう。子どもがわかりやすくなるだけでなく、想像力の幅を広げることもできますよ。ママやパパもしっかりルールを守って一緒に楽しんでみましょうね。

工夫次第でさまざまに遊べる

タオル1枚でたくさんの遊びができる

手軽にはじめられるふれあい遊びの一つに、タオルを使った遊びがあります。家庭にもあるタオルを使うだけなので、今日からでも取り入れることができますよ。

たとえば、
・広げたバスタオルの上に子どもを乗せて乗り物のように滑らせる「バスタオル滑り」
・タオルで綱引きをする「タオル綱引き」
・吊るしたタオルに子どもがつかまって遊ぶ「タオルターザンロープ」
・親がタオルを持ち、子どもがタオルをつかみながら親をよじ登る「タオルがけのぼり」
など。

ほかにもパパとママが協力して、子どもが寝っ転がったバスタオルをハンモックのように揺らす「バスタオルハンモック」も家族みんなで楽しめます。パパやママの手からタオルがすべり落ちないよう注意しましょうね。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ