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年少から幼稚園生活を楽しもう!幼稚園での過ごし方や疑問について

年少から幼稚園生活を楽しもう!幼稚園での過ごし方や疑問について

幼稚園の年少さんには、子どもが満3歳になると入園できます。入園を控えたママの心には、さまざまな不安や期待がよぎるのではないでしょうか。ここでは幼稚園選びのヒントや園での1日の様子を紹介し、「トイレトレーニングがまだ終わってないのだけど…大丈夫?」などといった疑問にもお答えしたいと思います。

年少での入園に向けての疑問を解決しよう

年少は何歳から入園できるの?

幼稚園の年少クラスは何歳から入園できるのか、「早生まれ」「満年齢」などといったキーワードが頭に浮かび、混乱してしまうこともあるかもしれません。ここでは、そんなモヤモヤを解決したいと思います。

まず、幼稚園入園の基準日となるのは、子どもの4月1日時点の年齢です。なので、4月1日時点で満3歳の子どもであれば、幼稚園の年少さん、満4歳であれば年中さんということになります。例えば、子どもの誕生日が4月2日で、幼稚園の入園式が4月10日にあるとします。入園式の日は4歳になっているわけですが、それでも、年少クラスに入園することになるのです。

幼稚園によっては年少入園前に、3歳の誕生日が来れば入園できるクラスがありますよ。

お友だちや先生と仲よく遊べるようになる?

子どもの発達状態や性格は1人1人違います。この時期は、まだ早生まれの子どもと4月生まれの子どもではけっこうな差があっても不思議なことではありません。そのため、入園してすぐにお友だちや先生と仲よく遊べるようになる子どももいますし、先生と関わることはあっても、あまり積極的にお友だちと関わることがない子どももいます。

ママとしては、「今日は1人で積み木で遊んできたよ」などという子どもの話を聞くと、心配になってしまうことでしょう。しかし、すぐにお友だちができなくても、問題はありません。

最初は先生を中心にして遊ぶ中で、徐々に時間をかけてお友だちとの関係が築かれていくことが多いようです。先生もお友だちと仲よく遊べるように、サポートしてくれると思いますよ。

おむつがはずれなくても大丈夫

幼稚園入園に向けて、トイレトレーニングを頑張っているのだけど、思うように進まずにお困りのママもいることでしょう。でも、おむつがはずれていなくても大丈夫です。

幼稚園によって方針はさまざまなので、しばらくはおむつをはいて登園する園もありますし、「もらしてもよいので、パンツをはいて来てください」という園もあります。入園して間もなくは、クラスのお友だちとみんな一緒にトイレに行く時間を作るなど、先生もトイレトレーニングに協力してくれます。また、お友だちがトイレに行く様子を見て、スムーズにトイレトレーニングが終了することだってあるようです。

トイレトレーニングは「入園までになんとかしなくちゃ」と焦らず、ゆったりと進めましょう。

年少の子どもたちの1日をのぞいてみよう

登園したら園庭で遊んでから主活動へ

子どもが幼稚園に入園したら、どんな生活をするのか気になりますよね。もちろん、幼稚園によって特色があり、中には1日中森の中で過ごす、森の幼稚園などという個性的な園もありますが、ここでは一般的な園での1日の流れを紹介します。

【8:00~9:00】登園。園庭などで自由に遊ぶ時間

【10:00】集まりの時間。クラスで集まって歌を歌ったり、みんなで遊んだり、工作をしたりします

【11:30〜12:00】お昼ごはん。食後は帰りの集まりまで自由に遊びます

【13:00】クラスで集まり帰りの準備をし、先生のお話を聞いたりします

【13:30〜14:00】降園

幼稚園の生活の中で、手の洗い方、お箸の使い方、歯の磨き方などを指導してくれる園も多いようです。

お昼ごはんの後もたくさん遊ぶ

幼稚園によって、給食やお弁当持参など、お昼ごはんの制度やシステムは違います。園内で作ったり、外部に委託したり、食材や味付けにこだわりを持った園など…お昼ごはんについては入園前のチェックポイントの一つではないでしょうか。

お昼を食べた後は、自由に遊ぶ園が多いです。お昼ごはんの後にも元気に遊ぶことで、夕飯もしっかり食べて、早い時間にぐっすりと眠れるようになる効果があります。

お昼の後は、食べ終わった子どもから遊ぶことができる園も多く、お昼を食べるために時間がかかりすぎるようでは、遊ぶ時間が短くなってしまいます。お弁当を持参する場合は、子どもが嫌いな物はなるべく避け、あまり量を多くしないように気をつけましょう。

年長や年中の子どもたちとの交流を楽しむ

年長や年中の子どもたちとの交流を楽しむ園もあります。「縦割り保育」「異年齢交流」といわれていて、年上の子から刺激を受ける経験を大切にするという考え方です。年中や年長の子どもにとっても、年少の子どもと遊ぶことで、年下への接し方などを学べるメリットがあります。

縦割り保育では、年齢を越えて、子どもたちがともに学びあって、成長していきます。協調性、社会性、思いやりの気持ち、自分と人との違いを学ぶ能力などが育まれると期待されています。

大人の社会でも、同じ年齢の人だけが集まることは少ないですよね。幼稚園のころに、縦割りや異なる年齢間で人間関係を経験したり構築していくことで、今後の成長によい影響を与えると考えられています。

幼稚園選びは子どもの未来への懸け橋になる

それぞれの幼稚園の特色を知っておこう

幼稚園によって、教育方針や、保育可能な時間など、さまざまな特色があります。例えば、英語などの早期教育を取り入れている園、モンテッソーリやシュタイナーなどの教育理念を元に保育を行う園、体を動かすことに力を入れている園などがあります。

また、保育時間後も子どもを預かってくれる「延長保育」などという制度の有無もポイントになるのではないでしょうか。最近では、幼稚園と保育園、両方の特徴を持つ「子ども園」という園も増えてきました。子ども園では土曜日や夏休み、冬休み期間中も子どもを受け入れてくれますよ。

ほとんどの幼稚園では、入園前に見学会や体験入園などのイベントを開催しています。入園前にこのようなイベントに参加してみるとよいでしょう。
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