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赤ちゃんの母乳の飲み過ぎのサインは?観察ポイントと対応方法

赤ちゃんの母乳の飲み過ぎのサインは?観察ポイントと対応方法

赤ちゃんの母乳の飲み過ぎに対応する方法

よく観察して母乳以外の対応法を試みる

授乳して間もないのに泣くのは空腹が理由ではないケースが多いです。おむつや暑さ寒さなどを確認したり、あやしたりして母乳以外の対応法を試してみましょう。

母乳の飲み過ぎでお腹にガスがたまり泣いている場合もありますよ。やさしくお腹のマッサージをしたり、歌を歌いながら赤ちゃんの足を持って自転車こぎ運動をしたりしてもよいかもしれませんね。

母乳育児を軌道に乗せるために最初は「泣いたらおっぱい」が必要だったかもしれません。ただ、母乳量が安定してきたのにその方法を続けると赤ちゃんは空腹でなくてもおっぱいを含む機会が増えて、おっぱいが唯一の安心感を得る手段になるケースが多いです。

空腹以外で泣くときにおっぱい以外であやす方法もいくつか持てるとよいですね。

体重オーバーしたら専門家に相談してみる

体重が増え過ぎていたり過飲症候群の症状があったりしたら、自己判断せずに小児科や保険センターなどに相談することをおすすめします。お腹が張るなどの症状が過飲症候群ではなく、病気によるものではないとは言い切れませんよね。

1日ごとの授乳回数、授乳時間、ミルクを足していればその量、赤ちゃんの様子などを記録しておき、相談するときに小児科医や保健師に見てもらうと判断材料になりますよ。家にスケールがある場合は授乳前後に赤ちゃんの体重を計り、その差である授乳量を記録してほかの記録と一緒に見てもらうとよいですね。

また、医師の指示なしに大きく授乳回数を減らすのは避けましょう。1~2カ月くらいまでの赤ちゃんの授乳回数は1日約8~12回といわれていますよ。

おっぱいをくわえると落ち着く気持ちも尊重

母乳の飲み過ぎを避けるため授乳以外のあやし方を探すことも必要です。ただ、おっぱいをくわえると落ち着くという赤ちゃんの気持ちも尊重しましょう。

母乳の成分は赤ちゃんの吸い始めには脂肪分が少なく後から脂肪分が多いものに変化しますが、母乳過多の場合、赤ちゃんが腹持ちのよい高脂肪の母乳まで飲めていない場合があります。そんなときは片方だけをじっくり授乳して赤ちゃんが高脂肪の母乳まで飲めるようにすると、腹持ちがよくなり飲み過ぎを防げるケースもありますよ。

月齢ごとの授乳回数の目安はあるものの赤ちゃんによって適した授乳回数は異なります。専門家の意見も聞きながら、赤ちゃんとママにとって無理のない授乳回数や授乳間隔をつかめるとよいですね。

まとめ

赤ちゃんが母乳を飲み過ぎているサインには授乳後に母乳を吐く、体重が1日約50g以上増えている、不機嫌になる、お腹が張るなどがあります。過飲症候群になると鼻詰まりなど風邪に似た症状が見られる場合があります。過飲症候群が疑われる場合は小児科医などの専門家に相談しましょうね。

母乳の飲み過ぎは吸啜反応や満腹中枢の未発達なこと加え、ママの母乳が足りていないという思い込みや母乳過多が原因になります。授乳以外で赤ちゃんをあやしながら、赤ちゃんに適した授乳回数や間隔を作っていくことが改善につながりますよ。
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