仕事の価値観が夫婦で違って困る!夫婦の考え方やすり合わせのコツ
夫婦でも仕事に対しての価値観が違うことがあり「子どもが大きくなるまでは、働かずに近くで見守りたい」「ママにも少し働いてほしい」など、意見が合わず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは、仕事に対してお互いの意見が違う場合は、どのように解決すればよいのかをご紹介します。
専業主婦希望のママvs働いてほしいパパ
子どもの成長を間近で見ていたいママ
仕事をしていると育児や家事をする時間が少なくなり、出勤前や仕事が終わってからも溜まっている家事に追われてしまいます。子どもとゆっくり過ごせるのは休日くらいで、仕事がある日は子どもの成長を実感する余裕もなく1日が終わることも多いですよね。
成長してから「もっと一緒にいればよかった」と後悔することがないように、子どもの小さなうちは専業主婦でいたいと思っているママも多いようです。
パパが反対するのは家計に不安があるから
先輩パパの話では、自分ひとりの収入では子どもの教育費や老後のお金を十分に貯蓄することが難しいため、ママには仕事復帰をしてほしいそうです。ママが働いてくれると貯蓄が進むだけでなく、子どもに習い事をさせたり、家族で旅行したりする余裕ができると話してくれました。
子育てにはお金がかかるため、将来のことを考えて働いてほしいとパパは思っているのですね。
在宅ワークや時短勤務など視野を広げよう
子どもとなるべく一緒に過ごせるように、在宅ワークや時短勤務などを選ぶのはいかがでしょうか。在宅ワークだと子どものお昼寝中や夜の寝かしつけのあとなど、隙間時間に仕事ができるため、子どもと過ごす時間を減らさずに済みますよね。
また、時短勤務の場合は午前中だけや夕方の2~3時間など、拘束時間が少ないので子どもと過ごす時間をあまり減らさずに働くことができてよいですよ。
仕事をしたいママvs専業主婦希望のパパ
社会に求められる自立した女性でいたいママ
昔は、女性は子どもを生み育てるのが仕事のようにいわれていました。しかし、今では女性の生き方も様々で、結婚をしない方もいれば、出産してからも子育てと仕事を両立して頑張る方もいますよね。
女性が人生を自由に選べる現代だからこそ、働き続けたいと思っているママも多いのでしょう。ママが仕事と子育てを両立していくためには、パパの協力が必要不可欠ですよ。
ママには子育てに専念してほしいと願うパパ
ママが仕事をすると、子どもと過ごす時間が減ってしまいます。毎日仕事や家事に追われて忙しくなるため、気持ちにゆとりを持つことが難しくなり常にイライラしているママもいるでしょう。
子どものことを考えると「小さなうちは子育てに集中してほしい」「ゆったりとした気持ちで子どもと触れ合ってほしい」などの理由から、ママに働いてほしくないというパパも多いですよ。
家事や子育てを分担するメリットを知ろう
・パパにも家事や子育ての大変さが分かってもらえる
・協力して家事や子育てをすることで、夫婦の絆が深まる
・子どもの成長を夫婦で分かち合える
・子どもがパパのことを好きになりやすい
・パパが協力してくれるとママの負担が軽くなり、ママに笑顔が増える
・家事や子どものことなど、夫婦の会話が増える
家事や子育ては、自分でやってみないと大変さが分からないものです。「家事ってこんなに大変なの?」「子どもを寝かしつけるだけで疲れる」など、パパにも大変さが伝わり上手に分担できるとよいですね。
価値観の違いは夫婦の絆を深めるチャンス
お互いの考えや気持ちを伝え合おう
とくに、子どもが生まれてからは生活が大きく変わるため、仕事はどうしていくか、子育て方針など、お互いにどのように思っているのかを話し合うことが大切です。パパとママは育った環境が違うため、意見が合わないこともあるでしょう。
意見が合わなくてもイライラするのではなく冷静に話し合いを進め、お互いが納得のいくように答えを出してくださいね。