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幼児に安心の無添加リップクリーム!ケアの必要性や無添加がよい理由

幼児に安心の無添加リップクリーム!ケアの必要性や無添加がよい理由

冬は乾燥が気になる季節。肌だけでなく、唇もカサカサしてきます。特に子どもは、唇が真っ赤になりひび割れを起こしたり、口の周りまで荒れが広がったりと酷くなってしまうことも。痛々しく、なんとかしてあげたいですよね。今回は、唇ケアの必要性や幼児でも安心して使用できる無添加のリップクリームを紹介します。

どうして幼児は唇が乾燥しやすいの?

幼児の唇は大人よりも薄くデリケート

唇は、ほかの部分の皮膚よりも角層が数層程度しかなく、とても薄い部分です。また、汗腺や皮脂腺もないので、汗で潤うことや皮脂膜が作られることがありません。そのため、もともと乾燥しやすい場所なのです。

小さな子どもは、大人より体内の水分量が多く潤いたっぷりに見えますが、実は皮膚だけで見ると水分量も皮脂量もまだまだ少ない状態。さらに、肌が大人より薄いという特徴もあります。肌が薄いということは、外の刺激から守る「バリア機能」や、水分の蒸発を防ぐ「保湿機能」が弱いということなのです。

特に冬場は外気が乾燥するので、体から蒸発する水分量が多く、そのため唇がすぐ荒れてしまいます。小さな子どもの唇は、とても乾燥しやすくデリケートなことがわかりますね。

唇や口の周りを舐めるため乾燥しやすい

小さな子どもはよだれも多く、唇や口の周りを舐めることがよくあります。食事のときや唇の乾燥が気になるとき、または癖など、大人に比べて舐める頻度が高くなりがちです。

唇や口周りを舐めると、唾液が蒸発するときに一緒に唇の水分も奪ってしまうので、より乾燥しやすくなります。また口周りの皮膚の油分も舐めて拭ってしまい、口周りの乾燥も引き起こすのです。

乾燥すると、肌のバリア機能が低下してしまいます。そのため、外からの刺激に敏感に反応し、荒れを引き起こしてしまうのです。ほかにも、よだれや食べこぼしをゴシゴシ拭いたり、口呼吸をしたりすることも、唇の乾燥や荒れにつながります。子どもの唇は、様々な原因があわさってとても乾燥しやすいのです。

放っておくと唇が割れて出血することも

「そのうち治るだろう」といって子どもの唇の荒れを放っておくと、悪化してしまうことがあります。赤みやカサカサしている状態からさらに一歩進み、唇が割れて出血することもあるのです。

唇が割れると、食事をするときにしみたり笑ったときに傷口が開いてしまったりと、日々の生活の中で痛い思いをしてしまいます。痛かったり血が出たりすると「また気になって舐めてしまい、さらに乾燥する」といった悪循環に陥ることもあるかもしれません。

ひどくなると、治るのにも時間がかかるものです。唇の荒れは放っておかず、大人が早めにケアをして悪化を防ぎましょう。小さな子どもから使用できるリップクリームを使って、こまめに保湿をしていくことが大切ですよ。

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幼児に無添加リップクリームがよい理由とは

添加物は体へ悪影響を及ぼす可能性がある

子どもの唇に、ママが使っている大人用のリップクリームを使用することはおすすめできません。大人用リップクリームには香料や着色料をはじめ、添加物が多く含まれていることがあるのです。

たとえば、メントールやカンフルは、刺激があり荒れを悪化させることがあります。また、保湿成分のラノリン油や抗菌抗炎作用のあるヒマシ油は、かぶれを起こすことも。コーティング作用のある合成ポリマーは落ちにくく、唇本来が持つ働きの邪魔をしてしまうことがあります。

このように、添加物は体へ悪影響を及ぼす可能性があり、デリケートな肌の幼児には特に気をつけたいものなのです。子どもには、余計な添加物を含まない「無添加」のリップクリームを選ぶようにしましょう。

無添加だと子どもが舐めても安心

リップクリームは唇に塗るものなので、食事やおやつのたびに知らず知らず舐めてしまうことがあります。また、リップクリームを塗ると子どもが気になって舐めてしまうこともあるでしょう。

そんなときも、無添加のリップクリームであれば安心です。無添加の幼児用リップクリームには、ワセリンや馬油、シアバターやオリーブオイルを使用したものがあります。

ワセリンは、口の中に塗る口内炎の薬にも使用されるほど安全性の高いものです。また、授乳中のママの乳首ケアに使える馬油も、新生児から口に入れても大丈夫とされています。さらに、シアバターやオリーブオイルなどは、食品原料としても使用されているので安心です。舐める可能性があることを前提に選んでみましょう。

万が一誤飲したときの危険を防ぐ

唇に使用できるリップクリームは、口の中に入ってしまっても過度に心配しなくて大丈夫です。しかし「大量に食べてしまった」など「誤飲」した場合、注意が必要なことがあります。

リップクリームは効果によって「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」と種類が分けられています。誤飲で注意すべきは、「医薬部外品」「医薬品」の製品。たとえば、先に述べた「カンフル」を含むリップを大量に誤飲してしまった場合、口から胃にかけての熱感、吐き気、嘔吐といった中毒症状を起こす可能性があるのです。

誤飲はなんでも口に入れてしまう赤ちゃんだけでなく、1人で行動し探索範囲が広がる幼児期でも注意が必要なもの。万が一誤飲したときの危険を防ぐためにも、無添加をおすすめします。
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