ママも歌がうまくなりたい!あなたの苦手意識を解消するコツ
「音楽は好きだけれどカラオケの順番が回ってくるのは気が重い…」というママもいるかもしれませんね。「ここでなにか歌わなければ、場の空気が悪くなりそう」と、半分やけで歌うことも。しかし、できれば、楽しく、気持ちよく歌いたいものです。歌がうまくなりたいママのために、苦手意識を解消するコツなどを紹介します。
歌を上手に歌える人はここが違う
うまく歌える人は耳がよい
ここでいう「耳のよさ」というのは「音を聴き分けることができる」「自分の声を聴きとれる」ということです。この能力があると、うまい人の声の出し方をまねることができますし、自分の音の違いにも気づくことができます。そのため、耳のよさは、歌がうまくなるための基礎能力といえます。
ボイストレーナーの中には「ボイトレの前に、耳のトレーニングをおすすめします」といっている人もいるようですよ。どうやら耳のよさと歌唱力には、深い関連がありそうですね。
歌がうまい人は姿勢がよい
ある程度歌が上手な人は、どんな姿勢でもきれいな声を出すことができますが、これから歌を練習しようという人は、基本をちゃんと覚える必要があります。喉に力が入ってしまったり、息が続かない、肩に力が入ってしまうという人は、姿勢を伸ばすことで、グッと歌いやすくなるかもしれませんよ。
カラオケでは、座ったまま歌ったり、立って歌ったり、踊りながら歌う人もいることでしょう。色々な場面が考えられますが「よい姿勢」というものを意識して歌ってみると、意外とうまく歌えるようになるのかもしれません。
呼吸が上手にできると歌はうまくなる!
腹式呼吸とは別に、胸呼吸というものがあります。これは日常生活の中でわたしたちが無意識に呼吸しているときのやり方で、吸ったときにお腹がへこんで、吐くとお腹が膨らみます。この胸呼吸は楽でよいのですが、蓄えられる空気の量は少なくなります。
歌を歌うときは、ロングブレスで、なるべく息継ぎしないほうがうまく歌えます。胸で息をしながら歌を歌うと、すぐに息切れをしてしまい、長い音節を続けて歌うことができません。歌を歌うときの呼吸法は、胸呼吸よりも、腹式呼吸の方が向いています。
上達の近道!自分の声を知ってトレーニング
意外に知らない自分の声について知ろう
それにはちゃんと理由があります。なぜ自分が話している声と録音した声が違って聞こえるのかというと、耳に入ってくる声と話している声との音としての特性の違いが挙げられます。
私たちが普段聞いている自分の声は、「骨伝導」といって、あごの骨を伝わって体内から響く音です。これに対して録音した声は、口から出ていった音が周りの空気などを振動させて伝わり、それがそのまま記録されたものなのです。日常的に聞いている自分の声とは、伝わり方が違うわけです。
ほかの人に聞こえている声は、録音されている声の方です。
自分の歌声を録音してみよう
自分が聞いている声と、周囲に聞こえている声が違うということは前に触れました。だから、自分にしか聞こえない歌声でどんなに練習しても、あまり効果がないということになります。周囲の人にどう聞こえているかを確認しながら、練習をする必要があるのですね。
そのために、自分の歌声を録音して聞いてみましょう。そうすることで、自分の歌声を客観的に感じることができますよ。自分では音に乗っているつもりでも、録音した声が音とずれていれば、周囲の人にもそう聞こえているということになり、修正がしやすいですね。
あこがれのミュージシャンをまねることから
ものまねというのは、口や顔の表情を細かくコントロールして、できるだけ本人に近づけようとします。そして、そういう細かいコントロールができるということは、歌の節まわしやニュアンスを細かく調整できるということです。つまり、ものまねすることで、舌の筋肉や口の中の筋肉がしっかり鍛えられるということですね。
ものまねがうまい人が、ほかの歌を歌わせてもうまいことが多いのは、そういう理由です。だから、ものまねが上手にできるようになれば、歌もうまくなるということになりますね。そして、同時に、大好きなミュージシャンのレパートリーが増えてゆきます。
苦手意識を克服するカギは楽しく歌うこと
カラオケも合唱も歌うことを楽しむ
音楽やリズムに合わせて、ただ声を張り上げるだけでも構いません。声を出さないと歌になりませんから、まずは思いっきり息を吐き出してみましょう。
専門家の研究では、歌には「血圧安定」「筋力増強」「カロリー消費」「情緒の安定」などの効果があるそうです。イヤイヤながら無理やり歌わされても、こういう成果は期待できないでしょうから、「楽しんで歌う」というのが、重要なポイントですね。
そして「楽しく歌うことで脳が活性化する」という研究結果もあります。脳が活性化すれば、歌の上達も期待できますね。