3歳児のスプーンが下手で悩む!持ち方の変化や道具選びのコツは
道具選びや成功体験を重ねて上達しよう
スプーンとフォーク選びのコツは
素材にはプラスシック、シリコン、ステンレス、木や竹、陶器などがありますが、子どもが自分で持って食べるという視点から考えると、持ちやすい形状が重要です。持ち手にちょうどよいカーブがついていたり、滑り止めがついていたりする方が握りやすいでしょう。また、口に入れる部分が大き過ぎると、食べにくいかもしれません。
フォークには、麺類が食べやすいように溝がついているものもありますよ。
すくいやすいメニューで成功体験を
そこで大切なのは子どもがすくいやすい、または口に入れやすいサイズに調整して、上手にすくえる成功体験を増やすことです。また、フォークは刺しやすい硬さであることと、一口サイズにすることも重要でしょう。
すくいやすいメニューといえば、ご飯やヨーグルトです。ご飯は適度な水分があるので固まりとしてすくえますし、ヨーグルトもスプーンの形に沿ってすくえます。
これら以外では、とろみをつけたメニューなどもよいかもしれませんよ。
あせらずに見守り食事の時間を楽しんで
最初は誰でも失敗するものですし、上達には個人差があります。「頭では分かっているけれど、入園したら給食があるし」と困ってしまうかもしれませんが、まずは子どもが自分で食べるのを楽しめるところから始めましょう。
子どもは、失敗から学びます。ある日突然、コツを覚えて上手に食べられる日まで、見守るのもよいですね。
まとめ
もし、小さいときに手づかみ食べが足りなかったというような心当たりがあるなら、少し練習してみてもよいですね。また、スプーンが合っていないこともありますから、別のものに変えるのもよいかもしれません。
自分で食べることが嫌いにならないように楽しい食事を目指して見守りましょう。