2歳でも友だちと仲良く遊ぼう!2歳児の友だちトラブル解決法
「2歳になったけれど友だちがいない」「友だちが嫌がることをしてしまう」2歳児を育てるママは、子どものイヤイヤ期だけなく、人間関係にも頭を悩ませますよね。ここでは、2歳児が友だちと上手に遊ぶことができない理由や、子どもの気質に合わせた対処法などを一緒に学んでいきましょう。
2歳児の友だちトラブルはなぜ起きる?
2歳児はまだまだ平行遊びの時期
でも、2歳くらいの子どもはまだまだ平行遊びをする時期なので、あまり気にしなくても大丈夫です。平行遊びとは、同じ場所に同世代の子がいても一緒に遊ばずに、それぞれが一人遊びをしている状況のことを指します。
親としてはほかの子とも仲良く遊んでほしくて、友だちと一緒に遊ぶように促してしまいがちです。しかし、子どもは子どもなりに周りの子を意識しています。平行遊びを経験する中で友だちの存在を少しずつ理解していきますから、無理に遊ばせようとせずに、見守っていきましょう。
トラブルは関わりたい欲が芽生えた証
子どもは友だちとケンカをすることで、相手や自分にも感情と痛みがあることを学びます。もし、友だちとのもめごとを経験せずに大人になれば、忍耐力を十分に身に着けることができず、ちょっとしたことでくじけやすくなってしまいます。
子どものケンカでは親も干渉し過ぎず、なるべく見守ることが大事です。そして、どちらかが怪我をしそうだったり、仲裁が必要だと感じたりしたときは上手に手助けをしましょう。
友だちがいなくても心配しないで
ただ、ほかの子と過ごす機会が少ない場合、友だちがいないのは当然のことですし、公園などでたまにほかの子と遊ぶくらいでは、友だち付き合いまで発展しにくいものです。保育園や幼稚園に通うようになれば、自然と子ども同士のつながりが生まれますから、ママはどうか気にし過ぎないでくださいね。
2歳ではまだまだママと一緒に遊びたい時期です。ママも焦らず、子どもと楽しい時間を過ごせるように心がけておくとよいでしょう。
こんなとき親はどうする?タイプ別対処法
友だちに怪我をさせちゃいそう
相手に怪我をさせてはいけないということを、日ごろから子どもにしっかりと伝えましょう。また友だちに手を出してしまったときには、具体的に起こり得る危険をきちんと説明しておくことも大切です。
例えば、「お友だちに怪我をさせてしまったら、傷が残ってしまうかもしれないよ」とか「ちょっと押しただけでも、血が出るようなような大怪我をすることがあるんだよ」など、声かけするときには、手短にわかりやすく伝えるのがポイントです。
引っ込み思案で友だちの輪に入れない
もし、ママがどうしても不安なら、子育て支援センターや公園などで、ほかの子と接する機会を意識的に増やすとよいでしょう。初めはママにべったりな子でも、何度か通ううちに、周りの環境やほかの子どもにもだんだん慣れていきます。
顔見知りの子が増えていくことで、子どもも少しずつ友だちの存在を認識するようになるでしょう。まずはママが気長に構えて、子どものことを温かく見守ってくださいね。
同世代の子に人見知りしてしまう
つまり、ほかの子とうまく関われていないのは、今はまだ大人とのつながりが必要な時期だということでもあります。この場合は無理して友だちと遊ばせようとせず、ママと2人で遊ぶ時間を大切にしましょう。
また、子どもが自分の気持ちを相手に伝える練習として、家族にあいさつしたり、思っていることを話したりしてみるのも効果的な方法です。小さなことですが、日々積み重ねていれば、家族以外の人にも心を開くようになりますよ。