夜泣きする0歳の赤ちゃんがいるママに知ってほしい原因と対策
何で泣き止んでくれないの?多くのママパパを悩ませ続けるのが、0歳の赤ちゃんの夜泣きです。夜中に何度も起こされてしまう夜泣きには色々な原因があるといわれます。今回は、月齢による原因と9か月がピークといわれる夜泣きを乗り越えるための対策を紹介します。
ママも頭を抱える赤ちゃんの夜泣き
赤ちゃんは、まだ寝るのが上手じゃない
1歳になるまでの赤ちゃんは1日平均12時間以上とっていますが、大人の睡眠と違い赤ちゃんの眠りは浅く、新生児は2〜3時間毎に目を覚ますと言われています。また、寝るタイミングも定まっておらず、夜中に起き出したりしてしまい上手に寝ることができません。
赤ちゃんの生活リズムが安定するまでは、夜中の授乳やオムツ交換など赤ちゃんのペースで行う事になります。
赤ちゃんと幼児の夜泣きは違います
夜泣は赤ちゃんの時期と幼児の時期で、意味が異なってくるのはご存知でしょうか。一般的には、生後6か月くらいから始まる、原因不明の号泣のことを夜泣きといいます。しかし、まだ生活のリズムが定まっていない新生児期は、朝昼夜の感覚がないため夜中でもオムツ交換やお腹が空いたなどの反応から泣いてしまいます。
また、赤ちゃんと幼児では泣き方に特徴があります。赤ちゃんの夜泣きは、いつ泣き止むのか終わりが見えませんが、幼児の夜泣きは5分程度で自然と治まります。
何か月続く?赤ちゃんの夜泣き問題
そして一番のピークが9か月頃で、1歳前後まで夜泣きが続くといわれています。
あくまで平均的な数値なので、夜泣きを全くしなかったり、2歳になってから突然始まったというケースもあり個人によって差が出てきます。
出産前や生まれたばかりの子のいるママには、気になる問題ではありますが、必ず夜泣きはなくなります。心構えは必要ではありますが、過度に不安になる必要はありません。
夜に泣き出す事には、ワケがある?
赤ちゃんの夜泣きは環境が影響している?
赤ちゃんは、おしっこやうんちでオムツが汚れてしまった時やお腹が空いてしまった時などの生理的な現象を泣いてママに伝えます。他にも赤ちゃんが泣く理由として考えられる事が睡眠の環境になります。
赤ちゃんは、大人と違い体温調整がまだまだ未熟です。そのため室内が暑かった、寒かったりすると大人よりも不快に感じています。また、音や明るさにも敏感なためテレビの明かりだったり、ちょっとした物音にも反応して泣き出してまうことがあります。
夜泣きとは違う寝言泣きの可能性あり
赤ちゃんが寝言泣きをする時は、夢を見ていると考えられます。生まれてから色々と経験をしていく中で、赤ちゃんもストレスを感じており、ビックリした出来事や興奮した事が印象に残っていると夢に出てきて寝言泣きをしてしまうようです。
しかし、大人のように寝ている時に急に関係のない事を話し出したりする訳ではないため、夜泣きと寝言泣きを見分けるのはとても困難です。
赤ちゃんが泣き出してもすぐに抱きかかえずに少し見守ってみましょう。寝言泣きだった場合、抱っこしてしまうと目が覚めてしまい泣き続けてしまうこともあります。
月齢による夜泣きの傾向を考える
短いサイクルで寝る、食べるを繰り返し、昼と夜の区別がまだできていません。生活リズムを作っていく段階の時期の為、夜泣きと呼びません。
【生後5〜6か月】
夜泣きが始まるといわれるこの時期は、首がすわり手先が器用に使えるようになるため、物をつかんだりします。授乳やオムツ交換などで落ち着く場合もありますので様子をみて対応しましょう。
【生後7〜9か月】
夜泣きのピークといわれる時期。脳の成長が著しい期間で、お昼の印象的な出来事などを覚えており、夢を見て泣き出してしまうことがあります。
【1歳前後】
成長が大きく感じられる1歳は、夜泣きが治まり出す時期です。これには、個人差もあるため2歳まで続くというケースもあります。
ママの睡眠時間を守る。夜泣き対策
赤ちゃんが快眠しやすい空間を作る
【室内温度】
大人でも暑い時や寒い時は寝苦しくなかなか眠りにつくことができません。赤ちゃんは自分で温度調整ができないため、過ごしやすい室内の温度調整を心掛けるようにしておきましょう。
【部屋の明るさ】
眠る時は部屋を暗くしますが、赤ちゃんによっては真っ暗にすると余計に泣いてしまう子もいるので電気の明るさも調整が必要です。赤ちゃんが落ち着いて眠れる明るさを見つけましょう。
日頃から赤ちゃんのことを観察し、焦らずに一つ一つをクリアしながら環境を整えていきましょう。