生活に英語の聞き流しを取り入れよう!赤ちゃんへの効果と取り入れ方
2020年から小学3年生でスタートする英語授業。できるだけ小さいうちから英語に親しめるようにしたいと思っているママは多いですよね。でも、赤ちゃんのうちから英語を聞かせることが本当によいのか、疑問に思っている方もいらっしゃるはず。ここでは、英語の聞き流しは本当に効果があるのか、詳しくご紹介します。
英語の聞き流しの効果と注意点とは?
英語特有のリズムを身につけることができる
大人は聞こえてきた英語の意味をその都度に考えてしまいがちです。しかし、赤ちゃんの場合は意味を考えず、単純に英語を英語として聞き流します。
意味を考えるという行為をしないため、英語のリズムがそのまま吸収されるのです。一度だけではなく、同じ曲やCDを何度も繰り返して聞くことによって、さらに効果が期待できるでしょう。
赤ちゃんは、意外と周りの音楽を聴いています。ぜひ、たくさんの英語を流し、聞かせてみてください。
スタートは早ければ早いほど効果的!
聞き取ることのできる周波数は3歳ぐらいまでに完成され、それは育った環境で決まるといわれています。周波数は言語によって違いがあり、日本語は125hz~1500hz、アメリカ英語は750hz~5000hzです。
赤ちゃんは、大人よりもはるかに多くの周波数を聞き取ることができます。しかし、日本語しか聞いていないと、日本語に無い音が聞き取れなくなってしまうのです。聞き流しを始めるならぜひ1日でも早く始めてみてください。
日本語も大事な時期であることを忘れずに
このころは見るもの聞くものなんでも吸収していく、成長が目まぐるしい時期です。昨日できなかったことが今日はできる、ということもたくさんあります。
そんな時期だからこそ、日本語と英語を同時に習得することが可能なのです。ですので、英語以上に日本語もたくさん聞ける環境にしましょう。
CDや音楽を流すのであれば、ただ流しっぱなしにするのではなく、ママが赤ちゃんに話しかけながら聞けるようにするとよいですね。また、英語教材の中には日本語と英語を切り替えて学べるものもありますよ。
効果的な英語の聞き流しのコツとは?
遊んでいる最中などにBGMとしてかける
赤ちゃんはまだ字が読めないため、耳から英語をインプットしていきます。そのため、BGMとしてたくさんの英語を流し、吸収させていくと効果的です。
例えば、お絵かきをしたりブロックで遊んだりしているときにかけてみましょう。赤ちゃんは何か別のことをしていても、耳は英語をしっかりと聞いているようです。
英語の聞き流しは毎日継続して行うことが大事です。離乳食の時間や移動の車の中など、時間を決めてCDを流すようにすれば、習慣にしやすいですね。
音は小さめな音で大丈夫!
私たちの右脳には、無意識のうちに物事を理解する能力があります。小さな音で英語を聞き流すことは、この右脳の発達に役に立ちます。
また、赤ちゃんは小さな音でもしっかりと聞ける耳を持っています。大きすぎる音は逆に不快に感じてしまうので、赤ちゃんに合ったボリュームに調整してくださいね。
聞き流しは長く続けると効果的です。そのためには、生活していく上で邪魔になったり嫌になったりしないよう、小さな音でBGMとして流すとよいですよ。
赤ちゃんのレベルに合った内容を選ぼう
赤ちゃんや子どもは歌が大好きです。保育園や支援センターなどで聞いたことのある歌を英語で流すと、興味を持ちやすいです。例えば、「きらきら星」は、ママにも子どもにも馴染み深いですよね。
対象年齢が表示されているCDや教材であれば、なるべく赤ちゃんの月齢に合った物を選んでくださいね。英語教材の中には、CDとDVDがセットになっていたり、DVDの中で使われるおもちゃで実際に遊びながら学べたりするものもありますよ。
ママが苦手でも大丈夫!英語に触れる方法
簡単な絵本を読み聞かせする
英語の絵本は、色が鮮やかでコミカルなものが多いため、楽しく英語に触れることができるだけではなく、海外の文化に触れたり親子のスキンシップの時間を増やしたりできます。
子ども向けの絵本であれば英語も簡単なものが多いので、英語が苦手なパパやママでも読むことができますよ。日本でも有名な「はらぺこあおむし」などを選べば、ストーリーが分かる分読みやすいかもしれませんね。図書館に日本語の絵本を借りに行ったついでに、洋書コーナーで英語の絵本も借りてみてはいかがでしょうか。