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水耕栽培で野菜作りを始めよう!簡単にできるおすすめの種類と育て方

水耕栽培で野菜作りを始めよう!簡単にできるおすすめの種類と育て方

「安心な野菜を食べさせたい!」そんなママも多くいると思います。農薬を使わずに、成長スピードも速い水耕栽培を紹介していきます。家の中の少しのスペースで簡単に始められますよ。レタスやミニトマトなどよく使う野菜をキッチンや窓際で栽培してみませんか?

水耕栽培ってどんなもの?メリットは?

水耕栽培とは水で栽培する方法

水耕栽培という言葉を聞いたことがありますか?その名前のとおり土を使わず、水で栽培をする方法です。子どもが口にする野菜などを、家で作ることができれば安心だと思うママも多いことでしょう。そんなときにおすすめしたい栽培方法です。

普通、土を入れたプランターや庭に植えて育てる土耕栽培が多いですよね。しかし毎日の水やりや、虫がついたり、天候に左右されたりと手間も多くかかります。

しかし水耕栽培は、土の代わりに無機物の培地(スポンジなど)と水を使って、家の中でも育てられる栽培方法です。土づくりの手間なども必要なく、清潔にキッチンや窓際などおしゃれな容器で栽培を行えば、インテリアとしても活用できるのが魅力です。

小さなスペースですぐに始められる

そして水耕栽培は小さなスペースですぐに始められるのも魅力です。本格的なセットなども売られていますが、自宅にあるものや100円ショップなどに売っているものでも始められます。

いろいろな方法も材料もありますが、基本は容器を用意して、その中にスポンジを入れて水を含ませ、売っている種を撒くだけです。種も水耕栽培専用の種の必要もありません。発芽して少し大きくなるまでは普通の水だけで大丈夫です。

スプラウトなどはスポンジのまま育てることもできますし、大きく成長するものは、根が絡まないように瓶やペットボトルなどで分けたり間隔を離して大きく育てたりすることもできるので、栽培したいスペースにあった野菜を育てるとよいでしょう。

成長スピードが早く体にも安全

水耕栽培は成長スピードが速いのが特徴です。土耕栽培だと根の成長が妨げられたり、酸素不足により根腐れが起こったりすることがあります。

水耕栽培は水に直接根が伸びている状態なので、根の成長が妨げられることもなく、水中の栄養分を直に吸収することができるため、成長も早くなるといわれています。

もちろん、日の当たり方や、置いている場所によって違いはでると思いますが、販売されているLEDライトやエアーポンプなどを使用して、日照時間や温度を管理すれば土耕栽培より早く収穫を楽しめるでしょう。

また室内で育てることで、殺虫剤や農薬は使わなくて済みます。よく栽培されるレタスやリーフなど葉物は、葉自体を直接食べるので無農薬なら安心して食べられますね。

自宅で水耕栽培するのにおすすめの野菜

レタスなどの葉物野菜

基本どんな野菜でも育てられますが、育てやすくおすすめしたい野菜が葉物野菜です。土耕栽培では虫に食べられたり、枯れてしまったりしがちな葉物野菜ですが、水耕栽培ならきれいな形のまま葉を収穫できます。

特に水耕栽培に向いている葉物野菜は、次のようなものです。

・レタス
・サラダ菜
・水菜
・チンゲン菜
・サンチュ
・ルッコラ
・チコリ

サラダや炒め物などに使える便利野菜です。赤ちゃんの離乳食や子どもの食事に少し使いたいときにもとても便利です。

チコリやルッコラはあまり聞き慣れない野菜かもしれませんが、とても栄養価が高くサラダや洋風料理にピッタリです。ママ友とのランチ会や、お誕生日会などに使えば華やかでおしゃれな料理になるのでおすすめです。

ミニトマトは手間いらずで簡単

次におすすめしたい野菜は、かわいらしいミニトマトです。もちろん通常のトマトも水耕栽培で育てることができますが、背丈が大きくなるのでスペースをたくさんとってしまいます。

そのため、はじめてのママはミニトマトから育ててみてください。その中でも背丈の低い「ちびっこトマト」や「レジーナ」という品種がおすすめです。そのほかにもたくさんの品種があり、皮の厚みや甘さなども違うのでいろいろ見てみてくださいね。

そしてトマトの嫌いな子どももいると思いますが、おうちで自分が世話をしたトマトなら食べてくれるかもしれませんし、もちろん好きな子どもは喜んで食べてくれると思います。見た目もかわいいミニトマトは食育の観点からもおすすめです。

ちょっと使いたいハーブ系野菜

次はママにおすすめしたいハーブ系の野菜です。毎日たくさんの量を使う野菜ではないですが、ちょっと使うときに育てているととても便利です。

・ミント
・スイートバジル
・イタリアンパセリ
・セージ
・ミント
・パセリ

などです。この中でもなじみ深いバジルは、ペーストにしたりピザやパスタのトッピングにしたりと大活躍します。バジルは水が大好きなハーブなので、水耕栽培でグングン育ちます。

また、イタリアンパセリもいろどりや香りづけに使いやすいハーブです。サラダや肉料理など幅広く使えるのでおすすめです。

最近ハーブを使うレシピをよく見ますが、スーパーなどに売っていないこともありますし、購入しても残ることもあります。ぜひ育ててみてくださいね。

自宅で簡単にできる水耕栽培の方法

材料を用意して種を植えよう

最近では栽培セットも販売されていますが、ここでは基本の栽培方法をご紹介していきたいと思います。まず用意するものはこちらです。

・植物の種
・容器(種を蒔くとき用と栽培用)
・液体肥料 (ハイポニカなど)
・培地 (スポンジやウレタン発泡樹脂など)

準備が終わったら種を植えていきます。培地となるスポンジは2.5cmぐらいの正方形に切り、十字に切り込みを入れておきます。そのスポンジを容器に並べ、スポンジの半分ぐらいまで水を入れ種を蒔きます。

スポンジに種を蒔くと2日ほどで発芽し、だいたい2週間ほどで定着しやすい「スポンジ苗」に育ちます。発芽までは日に当たらない場所で、発芽してからは日当たりのよい場所に置いてくださいね。
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