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乳児とペットが快適に暮らすには?同居の注意点と飼育のコツ

乳児とペットが快適に暮らすには?同居の注意点と飼育のコツ

基本的な「しつけ」が赤ちゃんを守る

赤ちゃんとペットが安全に暮らすには、まずは基本的なしつけがしっかり身につくように訓練することが必要です。抵抗力の弱い赤ちゃんは、動物のよだれに含まれる菌にとても弱く、感染症にかかるリスクが高いといわれています。特に新生児期は十分な配慮が必要です。

犬や猫など、部屋の中を自由に動き回るペットの場合は、赤ちゃんを迎えるまでに人をむやみに舐めさせないように訓練させましょう。

また、ペットによっては今まで一番可愛がってもらえていたのに、赤ちゃんが来たことによってやきもちを焼き、無駄吠え、トイレの失敗などが目立つことも。そうした事態を避けるために、赤ちゃんのお世話のあとは、ペットにも愛情を注いであげたいですね。

赤ちゃんとペットを仲良くさせるには?

赤ちゃんとペットを同居させるには、衛生面だけでなくコミュニケーションも大切です。基本的なしつけはもちろん必要ですが、赤ちゃんとペットが仲良くなれるようなしつけも、無理のない範囲で実践するとよいでしょう。

例えば、赤ちゃんを自宅に迎えるときは、ペットに対して「今日から一緒に暮らす〇〇ちゃんだよ、仲良くしてね」と、まるで家族に紹介するように赤ちゃんを紹介してみましょう。

赤ちゃんと遊ぶときはペットも仲間に入れるのがポイントです。赤ちゃんと遊ぶと楽しい、一緒に遊ぶと飼い主(ママ)も喜んでくれる、とペットが認識すると、比較的早い段階で赤ちゃんと仲良くできますよ。おやつも赤ちゃんと同じ時間にあげるなどの工夫もよいですね。

ペットの種類で変わる乳児とのよい関係

子どもが大好きな犬はよい相棒に

ペットとしての不動の人気を誇る犬が人間とともに暮らしてきた歴史は長く、牧羊犬や警察犬、盲導犬など従順さと賢さを兼ね備えた素晴らしい生き物だといえます。小型犬の場合は少々やんちゃな性格の場合もありますが、大型犬は優しく、子ども好きな面もあります。

もともと群れを成して生活している犬は、家の中でも誰が目上の存在かちゃんとわかっています。赤ちゃんと暮らす際は赤ちゃんを群れの中でも最も弱い存在とみなすので、自然と赤ちゃんを守り、面倒をみるようになります。

犬の優しいまなざしは赤ちゃんにも届くので、犬と赤ちゃんは相思相愛の関係になります。よい相棒として一緒に成長していく姿をママも見ることができるはずです。

気遣い上手の猫は乳児の見守り役

犬と人気を二分する猫は、気分屋で飼い主以外の人に懐かないこともよくあります。行動が予測できない子どもを苦手とする猫も多いですが、赤ちゃんを迎えると猫の意外な一面が見えてくるかもしれません。

猫は警戒心が強いため、最初のころは赤ちゃんを遠巻きに見ていることが多いでしょう。どのような行動を取る生物なのか、学ぼうとしているのかもしれませんね。そのうち、赤ちゃんを起こさないようにそーっと近寄ったり、一緒に寝たりするような気遣いをするかもしれません。

気難しい猫も赤ちゃんにはなすがまま、爪を出さないように我慢することもあります。知り合いの猫は、赤ちゃんが泣きだすと急いで駆け寄り、ママが子どもを叱ると寄ってきて子どもをかばうようなそぶりを見せるそうですよ。

小動物はママの癒しの存在として

日本の住宅事情から、静かなうさぎやフェレット、スペースを取らないハムスターや小鳥などの小動物も人気ですね。ただ、これらの小動物はママが「賢い!」と思っていても、犬や猫のようなしつけは難しいでしょう。

小動物は本能のおもむくままに生活する姿を鑑賞するのが楽しいのではないでしょうか。過度な触れ合いは小動物にとっても赤ちゃんにとっても危険です。

うさぎやフェレットなどを部屋の中に放して遊ぶのが楽しみという飼い主も多くいます。噛まれても可愛いと思う飼い主もいます。しかし、赤ちゃんとの触れ合いはちょっと待った方がよさそうです。

しばらくは、ママの癒しの存在として育児の合間に世話をしたり遊んだりするようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんが生まれると、それまでの生活はがらりと変わってしまいます。1日中、授乳やおむつ交換に追われ、ペットのお世話をちゃんとできているか不安になることもあるでしょう。

しかし、妊娠前から飼っていれば、ペットも大切な家族の一員ですね。しばらくはパパや家族に協力してもらいながら、ペットと赤ちゃんとの暮らしに慣れていきたいものです。

赤ちゃんは免疫力が弱いので、どうしても神経を使ってしまいます。ペットとの共同生活を豊かなものにするために、妊娠中からできる限りの準備をして、赤ちゃんを迎えられるとよいですね。
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