就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

赤ちゃんの人見知りはいつから?人見知りの原因と対処の仕方

赤ちゃんの人見知りはいつから?人見知りの原因と対処の仕方

突然始まる赤ちゃんの人見知り。お出かけする先々で赤ちゃんに大泣きされ、戸惑うママもいるでしょう。赤ちゃんに泣かれてしまった相手にも気を使いますよね。でも、人見知りにはきちんと理由があります。ここでは、人見知りの原因や対処の仕方をご紹介していきます。

赤ちゃんの人見知りとはどんな状態?

人見知りとはどんな行動?

赤ちゃんは、生まれてしばらくは誰にでもニコニコと愛想がよく、かわいい笑顔を見せてくれます。ところが、ある時期から、知らない人や久しぶりに会う人など、自分が慣れていない人を避ける行動を取るようになります。

今まで誰に抱っこされてもご機嫌だったのに、慣れていない人に抱っこされた途端に泣き出し、怖がったり、警戒したりして近寄らなくなります。また、知らない人がたくさん居る場所では、ママから離れられないことも。このような行動が人見知りです。

久しぶりに会うおじいちゃんやおばあちゃん、その他かわいがってくれる人に、赤ちゃんが人見知りしてしまうと、なんだか気まずいし、申し訳ない気持ちになるママもいますよね。

人見知りはいつから始まる?

赤ちゃんは、生後6~8カ月ごろから、ママなど特定の人を特別な相手であることを認識し、愛着対象に選びます。そうなると、その他の人へ警戒心を持つようになり、人見知りが始まります。ただ、人見知りが始まる時期には個人差があるため、生後3~4カ月で始まることもあれば、1歳過ぎてから始まることもあります。

生後8カ月ごろに始まる人見知りは「8カ月不安」と呼ばれ、後追いが激しくなるのもこのころ。ママの姿が見えなくなると、大泣きすることもよくあります。ママにしてみれば、ちょっとトイレに行くのも大変な時期ですよね。

でも、人見知りをするのは、赤ちゃんの認識能力が発達した証拠。また、愛着が着実に形成されている、ということでもあります。

人見知りはいつごろまで続く?

人見知りは一般的には1歳ころ、長くても2~3歳の間にはなくなるといわれています。

身体能力が発達し、ハイハイしたり、歩いたりが出来れば、不安な対象から自分で逃れることが出来るようになります。そのため、泣くことが減り、必要以上に不安な気持ちにならなくてもよくなるのです。

また、いろいろな人に関わるにつれ、人見知りをしなくても大丈夫であることを学んでいきます。ただ、人見知りがいつまで続くかは、赤ちゃんの本来の性格や、人見知りが始まった時期、人と会う機会の頻度によって、個人差があるものです。

大人でも、人見知りな人がいるように、赤ちゃんにも人見知りの子はいます。人見知りも個性のひとつとして捉えることも大切です。

大事な赤ちゃんの肌を守る!ママメディア限定スペシャルセット

PR

夏の汗や冬の乾燥など、子どもの肌トラブルに悩んでいるママたちも多くいるかと思います。そんなママたちの悩みを軽減させてくれるシリーズ累計販売本数70万本を達成した商品「アトピッグ」と「敏感肌用石鹸ホイップソープ」のセットを限定で販売開始!

赤ちゃんの人見知りが始まる原因と理由

赤ちゃんの視力の成長

生後間もない赤ちゃんの視力は0.02程度です。これは抱っこをされたときに、相手の顔にちょうど焦点が合うくらいの視力です。その後、視覚的な機能は生後6カ月ごろまでに少しずつ発達していきます。

生後6カ月ごろになると視力は0.2程度になり、自分の周りの人や物をはっきりと認識できるようになります。大好きなママの顔がはっきり認識できるようになりますよ。これまでも赤ちゃんは、においや声でママを認識していましたが、視力の成長によって、よりはっきりとママのことを認識できるようになります。

このため、ママ以外の人に抱っこされたり、目が合ったりすると不安になり、泣き出してしまうことがあるのです。可愛いですね。

赤ちゃんの記憶力が高まる

赤ちゃんの人見知りは、記憶力が高まっているからこそだと言えます。ママなど身近な人のことをちゃんと記憶していなければ、人見知りはできません。特別な存在であるママをしっかり記憶できているから、ママが居なくなると不安になって泣くのです。

また、ママが安心できる存在である一方で、知らない人や慣れていない人のことは怖かったり、不安を感じたりします。これは、感情が豊かに育っている証拠です。

つまり、人見知りをするのは記憶力が付いているというだけではなく、感情面でも発達しているということでもあります。

人見知りは赤ちゃんが成長していく大切な過程です。と言っても、赤ちゃんの人見知りで、ママが気疲れしてしまうことがあるのも事実です。

赤ちゃんの心に愛着と葛藤が生まれる

赤ちゃんは自分の欲求に応え、守ってくれる人を、特別で安心できる存在だと徐々に認識するようになります。そして、ママなど特別な人に対して情緒的な絆(愛着)を築いていきます。

赤ちゃんは誰かに守ってもらわなければ、生きていけません。このため、安心できる人の側にいようとする性質を、生まれながらに持っています。ママが居なくなると泣いたり、後追いをしたり、しがみついたりする行動は愛着行動と言われ、ママと赤ちゃんの間で、情緒的な絆が形成されていることの証です。

赤ちゃんは本来、好奇心でいっぱいです。ママ以外の人にも、本当は近づいてみたいし、関心はあるようです。でも、不安で近づけない、ママとも離れたくない、という葛藤から人見知りしてしまうのです。
52 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND