赤ちゃんの人見知りはいつから?人見知りの原因と対処の仕方
突然始まる赤ちゃんの人見知り。お出かけする先々で赤ちゃんに大泣きされ、戸惑うママもいるでしょう。赤ちゃんに泣かれてしまった相手にも気を使いますよね。でも、人見知りにはきちんと理由があります。ここでは、人見知りの原因や対処の仕方をご紹介していきます。
目次
- 赤ちゃんの人見知りとはどんな状態?
- 人見知りとはどんな行動?
- 人見知りはいつから始まる?
- 人見知りはいつごろまで続く?
- 赤ちゃんの人見知りが始まる原因と理由
- 赤ちゃんの視力の成長
- 赤ちゃんの記憶力が高まる
- 赤ちゃんの心に愛着と葛藤が生まれる
- 赤ちゃんがパパに人見知りする理由
- なぜパパに人見知りするの?
- パパ見知りに対処する方法
- パパと赤ちゃんの信頼関係を築こう
- 初対面の人や場所に人見知りする場合
- 初対面の人に人見知りと対策
- 場所に対する人見知りと対策
- 赤ちゃんの人見知りに対するNG対応
- 赤ちゃんの目を直視する
- 無理やり慣れさせようとする
- 赤ちゃんを話題の中心にする
- 赤ちゃんの人見知りに関する気になる疑問
- 人見知りをしない赤ちゃんもいる
- あまり手がかからない赤ちゃん
- 泣いている赤ちゃんを落ち着かせる方法
- まとめ
赤ちゃんの人見知りとはどんな状態?
人見知りとはどんな行動?
今まで誰に抱っこされてもご機嫌だったのに、慣れていない人に抱っこされた途端に泣き出し、怖がったり、警戒したりして近寄らなくなります。また、知らない人がたくさん居る場所では、ママから離れられないことも。このような行動が人見知りです。
久しぶりに会うおじいちゃんやおばあちゃん、その他かわいがってくれる人に、赤ちゃんが人見知りしてしまうと、なんだか気まずいし、申し訳ない気持ちになるママもいますよね。
人見知りはいつから始まる?
生後8カ月ごろに始まる人見知りは「8カ月不安」と呼ばれ、後追いが激しくなるのもこのころ。ママの姿が見えなくなると、大泣きすることもよくあります。ママにしてみれば、ちょっとトイレに行くのも大変な時期ですよね。
でも、人見知りをするのは、赤ちゃんの認識能力が発達した証拠。また、愛着が着実に形成されている、ということでもあります。
人見知りはいつごろまで続く?
身体能力が発達し、ハイハイしたり、歩いたりが出来れば、不安な対象から自分で逃れることが出来るようになります。そのため、泣くことが減り、必要以上に不安な気持ちにならなくてもよくなるのです。
また、いろいろな人に関わるにつれ、人見知りをしなくても大丈夫であることを学んでいきます。ただ、人見知りがいつまで続くかは、赤ちゃんの本来の性格や、人見知りが始まった時期、人と会う機会の頻度によって、個人差があるものです。
大人でも、人見知りな人がいるように、赤ちゃんにも人見知りの子はいます。人見知りも個性のひとつとして捉えることも大切です。
赤ちゃんの人見知りが始まる原因と理由
赤ちゃんの視力の成長
生後6カ月ごろになると視力は0.2程度になり、自分の周りの人や物をはっきりと認識できるようになります。大好きなママの顔がはっきり認識できるようになりますよ。これまでも赤ちゃんは、においや声でママを認識していましたが、視力の成長によって、よりはっきりとママのことを認識できるようになります。
このため、ママ以外の人に抱っこされたり、目が合ったりすると不安になり、泣き出してしまうことがあるのです。可愛いですね。
赤ちゃんの記憶力が高まる
また、ママが安心できる存在である一方で、知らない人や慣れていない人のことは怖かったり、不安を感じたりします。これは、感情が豊かに育っている証拠です。
つまり、人見知りをするのは記憶力が付いているというだけではなく、感情面でも発達しているということでもあります。
人見知りは赤ちゃんが成長していく大切な過程です。と言っても、赤ちゃんの人見知りで、ママが気疲れしてしまうことがあるのも事実です。
赤ちゃんの心に愛着と葛藤が生まれる
赤ちゃんは誰かに守ってもらわなければ、生きていけません。このため、安心できる人の側にいようとする性質を、生まれながらに持っています。ママが居なくなると泣いたり、後追いをしたり、しがみついたりする行動は愛着行動と言われ、ママと赤ちゃんの間で、情緒的な絆が形成されていることの証です。
赤ちゃんは本来、好奇心でいっぱいです。ママ以外の人にも、本当は近づいてみたいし、関心はあるようです。でも、不安で近づけない、ママとも離れたくない、という葛藤から人見知りしてしまうのです。