幼児のストローマグはいつまで?コップ飲みまでの便利グッズもご紹介
マグカップの蓋にストローがついているストローマグは、まだコップをうまく使えない幼児の水分補給の手段として最適です。しかし、このストローマグもいつかは卒業する日がきます。ここでは、ストローマグを卒業するタイミングやコップ移行期の便利グッズなどをご紹介します。
目次
ストローマグを使う目的と卒業の時期
自分で「飲む」「持つ」の練習をすること
便利なだけでなく、ストローマグはこの時期に必要なトレーニングの道具にもなっていますよ。指や腕の使い方がまだ上手ではないので、食事中もたくさんのことを練習しなければなりません。ストローマグを使うと「飲む」「持つ」の練習ができます。
大人には簡単な「飲む」「持つ」ですが、まだ未発達な幼児にとっては、あちこちの筋肉を一度に連動させながら動かすとても高度な動きです。持ち手がついていて、ストローで吸うことができるストローマグは、最適なトレーニングアイテムということになりますね。
飲む量が増えてきたら卒業の目安
一つの目安は飲む量です。水分補給は食事からでもある程度できますが、ほとんどは飲み物から摂っています。そして身体が大きくなってくると、身体が必要とする水分も増えてきて、その分飲む量も増えてきます。
そうなると、ストローマグだけでは足りなくなってきます。特に大量の汗をかく夏場などでは、飲み物を多めに準備する必要がありますね。
そんなときにコップで水が飲めると、すぐに水分補給ができます。水分補給がストローマグでは追いつかなくなってきたときに、ストローマグを卒業する家庭が多いようです。
個人差はあれど2歳くらいまでに卒業しよう
焦る必要はありません。ストローマグにも大切な役割があるのです。前に取り上げました「飲む」「持つ」のトレーニングの時期としても必要ですし、それ以外にも、テーブルと口までの距離感を掴めたり、腕の力をつけたり、吸う力をつけたりする練習にもなっています。
それらの練習がうまくできているようなら、早めにコップの練習を始めましょう。コップに慣れておくと食生活がさらに広がりますよ。スムーズにコップに移行できるように、2歳ごろのストローマグ卒業を目標にしておいくとよいかもしれませんね。
大きくなったらマグよりペットボトルが便利
ペットボトル用ストローキャップとは
ペットボトル用ストローキャップの便利なところは、コンビニや自動販売機で購入したペットボトルがそのまま使えるということです。
なくなってもすぐに補給ができますし、お出かけにこれだけを持っていって、出先でペットボトルを購入して、そのままストローマグとして持っておくこともできます。蓋つきでこぼれる心配がなく、ペットボトルごと交換しますので衛生的です。
ある程度大きくなってきたら、これらのグッズを使って、ペットボトルで水分補給をした方が便利ですよ。
タイプは三つ!年齢や衛生面で選んでみて
「ハンドルやストラップつきタイプ」は、幼児が自分で持てるハンドルや、持ち運びに便利なストラップがついています。自分で持てれば、欲しいときに欲しいだけ水分補給ができますし、ストラップは、ベビーカーのフックなどに下げることができて便利ですね。
「吸い口の感触が違うタイプ」は、吸い口の部分が柔らかいものや堅めのものが選べます。幼児の年齢やくわえる力に合わせて、丁度よいものを選びましょう。
「使い捨てストロータイプ」は、ストロー部分を市販のストローにつけ替えることができます。常に清潔なストローが使えて衛生的ですよ。
清潔に保つためのコツ
洗うときには、赤ちゃん用の綿棒が便利です。一般的な綿棒より細くなっているので、奥までしっかり洗えますよ。また、ストロー専用の洗浄ブラシを使うとさらにきれいに落ちます。
ペットボトル用ストローキャップのストローには、熱湯消毒に耐えられる素材のものもあります。煮沸するだけで隅々まで消毒できるので、日常のお手入れとして手軽にできますね。
重曹を使って浸け置き洗いをするのもよいですよ。重曹には身体によくない成分は入っていませんので、安心して使えますね。