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言葉になる前の赤ちゃんのおしゃべり声。クーイングと喃語で会話

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奇声と自閉症に関係はあるの?

以前自閉症は情緒障害や早い段階での母子関係の障害が原因といわれていましたが、現在ではなんらかの脳機能障害を原因とする発達障害だといわれています。自閉症の症状はおよそ生後2歳半くらいまでにあらわれてくるようです。

日本自閉症協会によると自閉症は、1)社会的相互交渉の質的な障害(対人関係の困難さ)、2)コミュニケーション機能の質的な障害(コミュニケーションの困難さ)、3)活動と興味の範囲の著しい限局(こだわりと興味の狭さ)の三つの行動的特徴で診断されます。

自閉症の子どもが奇声をあげると聞きますが、自閉症は音や光に敏感、一つのことへの強いこだわりなど、ほかにもさまざまな特徴がありますので、奇声だけで自閉症と診断することはできません。

心配なときは専門家に相談をしよう

もし、「いないいないばあ」にまったく興味を示さない。「同じ遊びを飽きずに延々と続けている」、「呼び止めても止まらない」、「返事をしない」、「多動」など、気になることがあれば、ひとりで悩まず、医療機関や発達障害に関する相談、療育センターなどに相談してみましょう。

もし自閉症の場合、家族の協力や理解が必要となってきますので、ママ1人ではなく、パパやおじいちゃん、おばあちゃんなど家族と一緒にお話しを聞く方がよいかもしれません。ママ1人で抱え込まないようにしたいですね。

例えばほかの人より、少し成長が遅かったとしても、その子がその子らしく生きていけるように周りが理解し、サポートしていく環境づくりが大切なのではないでしょうか。

まとめ

赤ちゃんは、泣いたり、怒ったり、笑ったりしながら、ママやパパに感情を伝えてきます。意思の表現は、初めはクーイング、喃語、そして言葉へと変化していきます。

小さな赤ちゃんがする意思表示に自然と顔もほころんでしまいますね。

大切なのは、赤ちゃんにくり返し応答し、笑いかけ、話しかけ、赤ちゃんの存在を受け入れていることを伝えること。赤ちゃんは自分が受け入れられていることで安心し、信頼し、情緒豊かに育っていくのではないでしょうか。
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