マタニティでもおしゃれな夏服が着たい!選ぶコツや買い足したいもの
「たとえ妊娠中であってもおしゃれを意識した服装を心がけたい」というママは多いのではないでしょうか。今回はとくに、夏場のマタニティ服を選ぶときに気をつけてほしいポイントや、手持ちの服に買い足すと重宝するアイテムについてご紹介していきたいと思います。
マタニティ期の夏服えらびで気を付けること
汗をかきやすい妊娠中は吸水性のよい生地を
脱水や熱中症対策として水分補給が欠かせない時期ですので、汗をかくことは避けて通れない問題でしょう。
汗を身体の表面に残したままにしておくと、汗のせいで身体が冷えてしまう恐れがあります。妊婦に冷えは大敵ですので、こまめに着替えをしたり吸水性の高い服を着たりするなどの対策が必要です。
また、妊娠中は肌が敏感になって荒れやすくなります。綿や麻などのように、さらりとした肌ざわりで汗をよく吸ってくれる天然素材のものは、肌への負担も少ないのでおすすめですよ。
ゆったりサイズで身体を締め付けないものを
たしかにゆったりとしたデザインのワンピースなどであれば着ることは可能ですが、お腹が大きくなってくる妊娠5カ月ごろから次第に締め付けを感じはじめることも多いものです。お腹だけでなく、バストやヒップ部分の体型も変化しますので、臨月になってもゆったり着られるマタニティ服に少しずつチェンジしていきましょう。
きつい服を無理して着ると、締め付けにより血流が悪くなる、つわりがひどくなるなどのマイナートラブルも引き起こしかねません。妊娠初期から産後まで着用できる機能的なマタニティ服を選ぶとよいですよ。
夏でも冷える!下着えらびにも気を配って
妊娠中に身体が冷えてしまうと、つわりがひどくなる、お腹がはる、血管が収縮して赤ちゃんにうまく栄養が運ばれなくなるなど、母子ともによいことは一つもありません。
無理をして厚着をする必要はありませんが、夏場でもきちんとマタニティインナーを着用することでお腹を冷えから守ることができます。身体にフィットしたインナーが汗を吸収することにより体温を下げる効果も期待できますので、汗をかく夏場こそ吸湿性のよいインナーをきちんと着用しましょう。
準備しておきたいマタニティ用ボトムス
マタニティレギンスは長く着まわせて便利
手持ちの服の中にお腹まわりに余裕のあるチュニック丈のトップスやワンピースがあれば、マタニティ用として十分機能します。しかし、スカートやパンツなどのボトムスはお腹が大きくなるにつれて妊娠前のものをはくことは困難になりますので、数枚は用意した方が無難ですよ。
「夏場はできるだけ薄着で過ごしたいから、ボトムスは必要ない」というママでも、大切な母体を冷えから守るためにワンピースの下にはマタニティレギンスを着用しましょう。ベーシックカラーであればコーデがしやすいですし、ストレッチが効いているので臨月まで長く着用できますよ。
締め付け感がなくて涼しいワイドパンツ
股上が深くお腹をすっぽり包んでくれるデザインのもの、ウエストのサイズが調節できて長くはけるものなど、快適に過ごせるよう機能面に注目して選びたいところ。しかし夏場に着用する場合にはそれに加え、涼しくはけるかどうかにもこだわって選ぶとよいでしょう。
とくに、お腹まわりや下半身を締め付ける心配がなく、着脱もラクチンなワイドパンツはおすすめです。丈が長いのでエアコンの冷えからも守れますし、吸湿性にすぐれた素材のものを選べばより快適に過ごせますよ。
仕事着としても重宝するきれい目ズボン
スーツの着用が必須の勤め先であればマタニティ用のスーツを購入しなければなりませんが、少しカジュアルなものでもよいのであれば、きれいめマタニティパンツにシャツやジャケットを合わせたスタイルで乗り切ることも可能です。
臨月近くなっても着られるようお腹だけでなくお尻や太もものラインを拾わないシルエットのものや、手持ちのスーツのジャケットに合わせてもおかしくない生地や色のものがおすすめですよ。
産後も使える!マタニティ期に活躍する夏服
着まわしコーデに使える「キャミワンピ」
「手持ちの中のゆったりした服や、買い足したマタニティ服を組み合わせてどうにかコーデを考えても、どうしても着まわしが限られてしまう」という悩みを持つママも多いことでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ベーシックカラーのキャミワンピです。お腹を締め付けないデザインのものであれば産前産後を問わず着られますし、インナーや羽織ものを変えるだけでさまざまなコーデを楽しむことができますよね。
また、大きなお腹で転倒しないようスニーカーやフラットシューズを履く場合にも、キャミワンピであれば組み合わせやすいですよ。