
赤ちゃんが寝るときの寒さ対策!体調を崩さないための服装や室温設定
寒くなってくると、赤ちゃんの寒さ対策に悩むパパやママは多いですね。そこで、赤ちゃんが寒いかどうかを判断する方法、赤ちゃんが寝るときの寒さ対策、上手な暖房の使い方などを紹介します。お家に合った暖房を選んで、寒い時期でも快適に赤ちゃんと過ごしましょう。
赤ちゃんが寒いかどうか判断する方法

手足が冷たく青白くなっているとき
判断基準の一つとしては、手足の様子です。赤ちゃんはだいたい手足が冷たいのですが、寒い場合は、とくに手足の色が青白くなります。
大人でも寒くなると手足の色が白っぽくなったり、紫になったりしますよね。赤ちゃんも一緒で、寒くて血行が悪くなると手足の色が青白くなるようです。
手足を触って、赤ちゃんの様子を確かめるパパやママは多いですが、いつもと様子が違うなと思ったら、手足の色も見てみましょう。手と足が青白くなっていたということも少なくないようですよ。
顔が青ざめて唇が青紫に変色しているとき
皮膚の色は赤ちゃんそれぞれなので、分かりにくい赤ちゃんもいるかもしれませんが、機嫌がよいときの赤ちゃんの顔色や唇の色を覚えておくとよいでしょう。そして、いつもと様子が違うと感じた場合は、注意してくださいね。
部屋は暖かいように感じても、赤ちゃんのいる場所は寒いということもあるようです。部屋全体が暖かくなるような工夫や、赤ちゃんの布団の種類や数など見直すとよいでしょう。
また、顔色がなかなか戻らなかったり、水分も受け付けなかったりする場合は、小児科を受診することをおすすめします。
体を丸めて泣いているとき
暑いときは手足をバタバタしながら、体を激しく動かして泣くことが多いのですが、寒い場合は、激しく動かずに、体を丸めて、抱っこしているパパやママにしがみつくような仕草で泣きます。
気温が低い場合は、赤ちゃんも寒いのかな?と予想がつきやすいですが、とくに季節の変わり目は快適だろうと思い込んでしまい、赤ちゃんの寒さのサインを見落としてしまいがちです。パパやママが気づいてあげられないと、風邪をひいてしまうことにもなりかねませんね。
赤ちゃんは体温調節が未熟で、とくに自分で体勢を変えることができない場合は周りにいる大人が注意してあげましょう。
赤ちゃんが寝るときの寒さ対策方法

寝るときの服装で寒さから守ろう
厚着で寝ると、かえって汗をかいてしまいます。寝返りも打ちにくく、寝苦しくなってしまうかもしれませんので、寝るときはカバーオールと肌着くらいで十分です。
ちょっと寒そうかなと感じるときは、スリーパーやベストなどを着せるといいですね。スリーパーの袖なしタイプであれば、寝ているときも起きてすぐの肌寒い室内でも赤ちゃんの動きを邪魔せず、暖かく過ごせますね。
暑がりの赤ちゃんならば、吸湿性の高いタオル素材や薄手のフリース、保湿重視ならばフェザーやダウンなど、スリーパーやベストはいろいろな素材のものがあります。中には、足が出ないスリーパーだと嫌がって機嫌が悪くなるという赤ちゃんもいますので、赤ちゃんに合ったタイプのスリーパーを選んでくださいね。
そして、手足が冷えている場合でも靴下はいらないですよ。赤ちゃんは手足で体温調節をしています。靴下やミトンをしたまま寝ると、寝汗をかいてしまう赤ちゃんもいますよ。
布団での寒さ対策方法
赤ちゃんは大人がちょっと肌寒いなと感じるくらいで最適だといわれていますよ。薄手の毛布かタオルケットと布団で十分暖かいようです。
でも、突然冷たいシーツの上に寝かされたら、赤ちゃんもびっくりするでしょう。フリース素材のシーツや毛布を敷き布団の上に敷くとひんやり感はなくなりますね。
また、窓は壁に比べて薄いものです。外気の寒さを室内に伝えてしまいますので、赤ちゃんの布団を窓際に置いている家庭は、要注意です。布団が冷えてしまいますので、寒い時期だけでも、窓際は避けたほうがよいでしょう。
赤ちゃんの布団が冷たいからと、電気毛布、湯たんぽなどを使い、布団を暖める家庭がありますが、赤ちゃんが布団に入る前に必ず取り出しましょう。毎年、電気毛布や湯たんぽを入れて寝たために脱水症状になってしまい、病院に運ばれる赤ちゃんがいるそうですよ。気をつけましょう。