ボール遊びの幅が広がる6歳。人気の習い事やアイテムを取り入れよう
6歳くらいになると、運動神経やコミュニケーション能力がグッと発達して、ボール遊びの幅も広がってきますね。幼児期のボール遊びは、運動神経だけでなく、バランス感覚や視神経の発達にもよい影響があるといわれています。そこで今回は、ボールを使った人気の習い事や、ボール遊びにおすすめのツールを紹介していきます。
ボール遊びのメリットと6歳ができる遊び
6歳は運動神経のゴールデンエイジ
4歳と12歳では体格や運動能力に大きな差がありますが、幼児期に様々な運動を経験しておくことで、それ以降の発達を促すことができるのです。
6歳のころといえば、体の成長とともに脳や心の成長も著しくなる時期です。3、4歳くらいまでのたどたどしい感じが抜けて、自分の思いどおりに体を動かせるようになって遊びや運動が楽しいと感じることが増えるでしょう。生涯の運動能力を大きく左右する、一生に一度しかない大切な時期なので、様々な運動体験をしておきたいですね。
ボール遊びは運動神経の発達によい
しかしボール遊びには運動神経を伸ばすための様々な要素が含まれているため、幼児期にぜひ取り入れたい運動なのです。ボールを使って動くことで体力や運動能力の向上が期待できるほか、集中力や動体視力、コミュニケーション能力を養うこともできます。
また、空間認知能力や反射神経を伸ばすことにもつながります。毎日の遊びの中にボール遊びを取り入れて、子どもの運動神経の発達を促していきましょう。
6歳の子がボールを使ってできる遊び
〈6歳児におすすめのボール遊び〉
・ドリブル
・キャッチボール
・自分で高く上げたボールをキャッチ
・ボールで玉入れ
・ドッジボール
・足で蹴ってパス
どれも集中力や忍耐力が必要となる遊びです。子どもがすぐに飽きてしまわないように、パパやママがしっかりとサポートしながら遊ぶことがポイントになります。難しく考えず、うまくいかないことも笑いながら遊べると、子どもも自然とボール遊びに集中できるでしょう。
ボールを使って楽しめる人気の習い事
断然人気が高いのはサッカー
サッカーはボールを追いかけてたくさん走る必要があるため、楽しくプレーするうちに自然と持久力がつくでしょう。また、ボールを正確にキックする練習によって、体をコントロールする力も養われますよ。
6歳になれば簡単なルールも理解できるので、ゲーム形式で練習することも多くなります。チームメイトと協力して試合をする中で、協調性も身についていくでしょう。サッカーを通して、運動能力だけでなく、忍耐力や集中力、コミュニケーション能力など、様々な力を伸ばすことが期待できそうです。
昔から根強い人気を誇る野球も健在
小学生のお兄さんたちと一緒に試合をするのは少し難しいかもしれませんが、キャッチボールやバッティングなどを年齢に合わせて教えてくれるので安心です。うまくなってくれば、パパと休日にキャッチボールを楽しむこともできますね。
野球は持久力や瞬発力や柔軟性が必要なスポーツなので、運動の基礎的な部分を鍛えるトレーニングができるでしょう。6歳から野球を始めていれば、将来の運動神経によい影響を与えることができるかもしれませんね。
今が旬のボールスポーツといえばラグビー
ただラグビーはコンタクトスポーツなので、ケガが心配だというママも少なくないでしょう。しかし2019年から、幼児や小学校低学年児童は「タグラグビー」といって、タックル無しでプレーできるスタイルにルールが改正されました。
ケガの心配や体格差の心配なく楽しむことができるため、6歳で始めることも十分可能です。ラグビーで心も体も鍛え、たくましく成長してほしいですね。