親子でひな祭りの絵本を読もう!知って学べる楽しい絵本を紹介
「ひなまつりルンルンおんなの子の日!」
主人公の女の子がお出かけすると…少しおてんばなおひなさまが猫に乗って、冒険をはじめるというストーリーです。そんなおひなさまを心配して、慌てておだいりさまがおひなさまを連れ戻すために出かけていきます。ほかの絵本ではなかなか見ることができない、ひな人形たちの慌てた表情などがユーモアたっぷりに描かれています。
この絵本のよいところは、ただ楽しいだけではなく、ひな祭りの由来やちらし寿司の作り方など、ひな祭りについて幅広く学ぶことができる所ではないでしょうか。お話の中には、ストーリーにからめて、おひなさまの持ち物や、三人官女の真ん中の人だけが結婚しているなどといった、豆知識も得ることができますよ。
ひなまつりルンルンおんなのこの日!:文溪堂
ますだ&たちもとのコンビで贈るシリーズ、ひなまつりのお話 おひなさまが冒険をはじめたから、さあ大変!ますだ&たちもとのコンビで贈るシリーズ、ひなまつりのお話です。
楽しい気持ちになる「もりのひなまつり」
森の近くに立つ家には、ねずみのおばあさんが住んでいます。ある日、ねずみばあさんのもとに森の動物たちから「おひなさまを見たい」という手紙が届きました。おひなさまたちとねずみばあさんは森に出かけて行き、歌ったり踊ったりして森の動物たちと楽しい時間を過ごします。
しかし、急に雨が降ってきて、おひなさまたちは汚れてしまいました。「こんなに汚くなったら捨てられてしまう」と泣いているおひなさまを、ねずみばあさんが元どおりの姿にし、なにごともなかったようにおひなさまが飾られるというお話です。
もりのひなまつり|福音館書店
森の近くの家の蔵に住んでいるねずみばあさんのところに、のねずみたちから「森のひなまつりをしたいので、おひなさまを森に連れてきて下さい」という手紙が届きました。そこで、ねずみばあさんはおひなさまといっしょに森に出かけました。森でおひなさまたちは、動物たちと歌ったり、踊ったり楽しく過ごしました。ところが、帰り道で、雪が降り始め、蔵に戻ったおひなさまたちは、すっかり汚れてしまっていました。さあ、大変!
斬新でアクティブ「おひなさまのいえ」
ひな人形たちは、まずは人が住んでいる家を探しますが、女の子がいない家や、こけしに飾る場所を占領されているなど、なかなかよい家を見つけることができません。
しばらく探していると、一行は川にたどり着きました。そこで川を流れる流し雛に誘われて、一緒に藁の船に乗って川を流れていくことにします。すると、1軒の誰も住んでいないボロ家を発見します。おひなさまたちは力を合わせてリフォームに取りかかり、素敵なお家に変身させました。そこで幸せに暮らしていくというお話です。
おひなさまの いえ・ねぎしれいこ (作)・吉田朋子 (絵) - 世界文化社|書籍・ムック
ひな祭りの前後に読みたい絵本。絵本に出てくるおひなさまは108体、すべて手作りです! 大切にしたい日本の伝統行事、ひな祭りの由来もわかる。
まとめ
ひな祭りは女の子の健康や幸せを願って、ひな人形を飾ったり、菱餅をお供えしたりするということが分かりました。
子どもにも、ひな祭りの由来などを知ってもらいたいですよね。ストーリーが楽しい絵本、優しい心も育まれる絵本など、いろいろなひな祭りの絵本がありました。子どもの年齢や性格などを考慮して、ママがぴったりな絵本を選んであげてくださいね。