6歳の男の子はいつも一生懸命!コミュニケーションを取るコツをご紹介
癇癪を起こすときは落ち着くまで待とう
このようなときは、子ども自身も感情が高ぶっているので、ママが何かを言うと逆効果になる可能性があります。癇癪を起こしたときは、まずは子どもの気分が落ち着くまでそばで待つことが大切です。
少し子どもが落ち着いたら、「こういうことでイライラしていたんだね」「それは悔しかったね」と子どもの気持ちに寄り添いましょう。声かけは、子ども自身が自分の感情に気づけるような言葉を選んでくださいね。
子どもにレッテルを貼らずに接しよう
例えば、子どもに対して「もっとしっかりしてよ」と言い続けると、子どもは「ぼくはしっかりしていないんだな」と思い、自己肯定感が弱まり自分に自信が持てない性格になっていくことがあります。
子どもの個性を無視して一方的にレッテルを貼ったり、親の理想を押しつけたりすると、子どもの可能性がつぶれてしまうかもしれません。ママの何気ない言葉でも、子どもにとっては深く印象に残っているものです。子どもの個性を大切にして、本人のやる気が出るようにうまくコミュニケーションを取っていきましょう。
6歳男の子の育児をママが楽しむために
「男の子でしょう」が口癖になっていないか
しかし、男の子のママは「男の子だから強く育って欲しい」と思ってしまうことが多いようです。ママの理想の男性像を押しつけて、嫌なことがあって子どもが泣いているときも「男の子なんだから泣かないの」「男の子なのに強くないとダメでしょう」など、子どもに口癖のように言っていませんか?
「男の子でしょう」と言われ続けると、子どもは素直にママに甘えられなくなりますよね。性別ではなく、子どもの性格に合わせた接し方が大切ですよ。
男の子がかわいいからと甘やかし過ぎに注意
男の子をかわいいと思う気持ちはよいことですが、「ママが全部やるから何もしなくてよい」というのではなく、自立心を促すような接し方を心がけましょう。着替えを先に準備する、お手伝いをさせない、おもちゃをママが片づけるなどの行動は、子どもが受け身の性格になって自分から何もやらなくなる可能性があります。
自立心を育てるには、時間がかかっても子ども自身で行動し親が先回りしないことがポイントです。
同性であるパパの協力が必要不可欠
男の子の育児は、同性であるパパの協力が必要不可欠でしょう。ママには理解しづらいことでも、パパなら「その気持ちが分かるな」「男の子はこんなものだよ」と、おおらかな気持ちで対応してくれるかもしれませんね。
パパの子どものころの話などを聞いたり、子どもとの接し方を見たりして「男の子ってこういう感じなんだ」と思えると、ママもイライラせずに楽しく育児していけるでしょう。
まとめ
6歳は、体力も考える力もぐんぐん伸びていく時期です。褒めるときも叱るときも、理由を一緒に説明すると、こちらの言いたいことがより伝わりやすくなりますよ。
ときにはトラブルを起こすかもしれませんが、そのときに「この子はこういう性格だから」と決めつけず、子どもの気持ちと向き合いながらコミュニケーションを取っていきましょう。