就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子どものわがままに上手に向き合う!原因やしつけで注意したいこと

子どものわがままに上手に向き合う!原因やしつけで注意したいこと

どうして我が子はこんなにもわがままなんだろう…。私たちの育て方のどこが間違っているのだろうか?このような悩みを抱えて子育てに苦労しているママやパパは多いのではないでしょうか。そこで、子どもがわがままを言う原因や対処法についてまとめてみました。

子どもがわがままを言うのはなぜ?

親が手や口を出しすぎている

スーパーで欲しいものを見つけると、買ってもらえるまで泣き叫んでいる子どもを見かけることはありませんか。このような子どものわがままは、多くの場合親の育て方に原因があるようです。

親であれば、我が子には立派な社会人に育ってほしいと願うのが当たり前です。その結果小さなころから手や口を出しすぎて、わがままな子どもに育ててしまったという話はよく耳にします。

我が子がすることをなんでも親が決めて細かく指示を出していると、自分で考えようとしない子どもに育つものです。着替えや後片付けなどの身の回りのこともすべて手を出していたら、手助けを待つ子どもに育ってしまいます。そして、やってくれないことに不満を持ってわがままな子どもに育ってしまうのです。

もっと自分を見てほしいというメッセージ

いつもは聞き分けがよい子なのに、ある日突然わがままを言ってママやパパを困らせることがあります。このような場合は、もっと自分を見てほしいというメッセージを伝えているのかもしれません。

外出先で道路を歩いているときに、突然「抱っこ!」と訴えてくることがあります。もちろん歩き疲れているときもありますが、ママやパパの気を引きたいときにも子どもがよく使う方法です。

また弟や妹が生まれた後に自分に注目してほしいときにも、わざとわがままな行動をする子どももいます。ママやパパの愛情を弟や妹には奪われたくないという気持ちの表れのようです。

さらに、嫌なことや辛いことがあったときにも、慰めてもらいたくてわがままな行動をすることはよくありますよ。

わがままが成長の一環であることも

親であれば子どものわがままを許してはいけないと考えるのが自然なことかもしれません。しかし、子どもが成長していくためには、わがままは必要であるようです。

生まれてすぐの赤ちゃんは、何もかもママやパパがお世話をしてくれます。それが、成長するに従って自分でやらなければいけないことが増えていき、戸惑いを感じることが多くなるのです。このような戸惑いが子どもを不安にさせて、わがままな言動に結びついていきます。

ママやパパからすればまるで赤ちゃん返りをしたように感じられるかもしれませんが、自分の気持ちを「わがまま」という言動で表現しているのです。わがままを言うことで我慢を覚え、問題を解決する力を身につけていくことができます。

成長のきっかけの子どもの“やりたい”が見つかる習い事を見つけよう

PR

「幼児教育」「水泳」「体操」「英語」など、子ども向けの教室は多様にある中で子どもに合った教室を見つけてあげたいとスクール探しに悩んでいるママも多いかと思います。今回は、子どもの持つ「個」を大切にしたプログラムを組む『仙台YMCA』をご紹介します。

子どものわがままに対応するポイント

わがままなのか甘えなのかを見極める

親を困らせるような行動をとったとき、わがままと甘えの判断が難しいときがあります。つい叱りたくなりますが、子どもの行動をよく見極めて上手に向き合いましょう。

甘えとは、周りの人に愛情を求める行動です。膝の上に乗ってきたり、抱っこを求めてきたりするような行動のことをいいます。甘えは自己肯定感を高めるために必要なので、精一杯関わった方がよいようです。

一方、わがままとは周りのことを考えずに自分勝手な行動をすることです。いつもわがままを許していると、行動がエスカレートしていく可能性があります。

子どもの場合、すべてをわがままと決めつけずに理由をしっかり聞くようにしましょう。その上で、叱るべきかどうかを判断するようにするとよいですよ。

叱るときは感情ではなく理論で

ママやパパが忙しいときに子どもがわがままな行動をとったりすると、イライラして怒鳴ってしまうことってありますよね。しかし、感情的に叱るとかえって大泣きすることが多く、逆効果になります。

子どもを叱るときには、なぜいけないのかを説明しましょう。たとえ小さな子どもであっても、その子にわかりやすいように伝えることが大切です。

子どものしつけをする上で、ときには叱ることもしなければいけません。ママやパパが叱ることを諦めてしまうと、子どもが成長したときに子ども自身が人間関係で苦労することになるからです。

小さいときに少しの我慢や譲り合うこと、優しく接することをたくさん経験することで、社会に出て必要となる能力を身につけることができるのです。

共感と代弁が有効なケースもある

わがままをしたときに、いくら子どもにわかるように説明してもふてくされてしまうことだってあります。小さな子どもであれば、当たり前のことです。

このようなときには、いけない理由をしつこく話をしてもうまくいきません。子どものわがままにイライラせず、しばらくそのままにして見守ると落ち着いてくるでしょう。

また、子どもの気持ちを理解して共感の気持ちを言葉で伝えると、わがままが修まることもあります。「嫌だよね」「辛いよね」などと言葉かけすることで、自分の気持ちを理解してくれたと安心するようです。

さらに「今日は雨が降っているからお外で遊べないけど、ママと一緒にお絵描きしようか?」などと代替案を伝えるのもよいかもしれません。

わがままへの対応で気をつけたいこと

子どもへの向き合い方を間違えると逆効果に

子どもがわがままな行動をするときには、ママやパパがどこまで許してくれるのかを試しているときもあります。ですから、我が子のわがままに負けずに、最後まで子どものわがままと向き合う覚悟が必要です。

いくら注意をしても子どもがわがままを繰り返すと、叱るのを諦めてほったらかしにしたくなるときがありますよね。厳しく叱るよりもよいのではないかと考えるママやパパがいるかもしれません。

しかし、これは子育ての放棄であり、子どもはママやパパに見放されたと感じるかもしれません。逆に、わがままを通せば許されると思って行動がますます激しくなることだってあるでしょう。結局は、親の間違った接し方がわがままな子に育ててしまうのです。
26 件

関連記事


  • テニ-とテーオ