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モグモグ期の移行の時期の目安は?進め方のポイントや簡単なレシピ

モグモグ期の移行の時期の目安は?進め方のポイントや簡単なレシピ

離乳食を始めたけれど、どのくらいで次のステップに進めばよいのかわからない、というママも多いのではないでしょうか。今回はモグモグ期への移行時期や食事回数、食材の硬さや量などを紹介します。おやきやデザートのレシピも載せていますので、参考にしてみてくださいね。

モグモグ期(離乳食中期)の基本

モグモグ期への移行の時期はいつから?

一般的には離乳食を開始してから2カ月ほど経って、食べ物への興味が強くなる7~8カ月ごろから始めるママが多いようです。しかし個人差も大きいので、赤ちゃんの様子をよく観察しながらゆっくり進めましょう。

食べ物をうまく飲み込めるようになっているか、舌を前後だけでなく上下にも動かせているかを見てみましょう。モグモグするには舌を上あごに強く押しつける必要があるため、舌の動かし方が重要です。

モグモグ期を始める目安はいくつかありますが、まずお座りが上手にできていることが大切です。きちんと座れていると、あごや舌に力が入りやすいので、モグモグしやすくなります。次に子ども茶碗に半分ほどの量が食べられるかが目安になります。

モグモグ期は1日2回の離乳食

この時期になると日中の授乳回数も5回ほどになっていますよね。そのうち午前中の1回と、晩ごはんの時間帯の1回を離乳食にあてるとよいでしょう。

初めての食材は午前中の離乳食で挑戦しましょう。万が一アレルギーなど体調不良をおこしても、朝のうちならば開いている病院が多いからです。午後の離乳食には食べ慣れたものを出すようにするとよいですよ。

まだ栄養の半分以上を母乳やミルクから摂っているので、離乳食を食べるとき以外の授乳は欲しがるだけあげても大丈夫です。ただ、離乳食の直前に母乳やミルクをあげるとお腹がいっぱいになって、離乳食を食べなくなってしまう可能性があります。離乳食を食べた後に授乳をするようにしましょう。

モグモグ期の食事の量と硬さや大きさ

モグモグ期の食事量の目安は子ども茶碗に1/2杯ほどの穀類と、おかずが2品ほどです。飲んでいる母乳やミルクの量にもよりますが、おおよそ大人1人前の1/4程度と覚えておきましょう。

2カ月ほどかけて徐々に穀類の量を増やしていき、次のステップに進むまでに子ども茶碗の7割くらいが食べられるように量を増やしていきます。食事の量は個人差が出やすいものですが、まったく食べなかったり、基準の2倍の量を食べていたりしていなければ大丈夫です。

硬さは舌やスプーンで軽く押しつぶせる程度がよいでしょう。例えばプリンや絹ごし豆腐などが丁度よい硬さです。ささみや白身魚を使う場合は、食べやすいようにほぐしてさらにとろみをつけると飲み込みやすくなります。

モグモグ期によくある悩みと対処法

使ってよい調味料がわからない

離乳食は薄味や素材本来の味を活かした調理が基本ですよね。そのため、調味料もどこまで使ってよいの?と、疑問に思うママも多いと思います。

モグモグ期では今まで使用していただし汁のほかに、風味づけ程度であれば、塩、醤油、味噌、バターなどが使えるようになります。赤ちゃんによっては味つけをした方がよく食べてくれるケースもあります。

ですが、調味料の味に早くから慣れてしまうと、味覚が育ちにくくなります。調味料が使えるようになると、頼りにしたくなる気持ちはわかりますが、なるべく素材の味を生かすようにしてください。味つけの目安は市販のベビーフードを参考にしてみるとよいでしょう。

また、塩分の取りすぎには注意してくださいね。

「モグモグ」と口を動かしていない

モグモグ期は舌とあごを使ってモグモグと口を動かし、ごっくんする練習をする時期です。ですが、よく観察してみると、モグモグせずにごっくんしている赤ちゃんもいます。簡単そうに見えるこの動きも、赤ちゃんによってはかなり高度なものです。

うちの子もモグモグしていないかも?と思ったら、まずは離乳食の硬さを見直してみましょう。固すぎると食べてくれなくなる恐れもありますが、柔らかすぎてもモグモグの練習はできません。モグモグせずに飲み込むようでしたら、少し硬めにしてみてください。

また、早食いは十分にモグモグしないまま飲み込んでしまうため、あまりよくありません。一口ずつ「モグモグ」と声をかけながら、モグモグする練習をしていきましょう。

便秘が数日以上続いている

モグモグ期に入ると、赤ちゃんの便秘に悩むママも多くなってきます。便秘の主な症状には、1~3日ほど便通がない、お腹が張る、コロコロした小さな便が出るなどがあります。

便秘の症状が続くとこのまま離乳食を続けても大丈夫なの?と不安になるかと思いますが、離乳食は続けてもOKです。ただし、食欲が落ちていたり、嘔吐したりする場合はかかりつけ医に相談した方がよいでしょう。

便秘の主な原因は水分不足です。そのため、こまめに水分補給をしたり、離乳食としてスープを飲ませたりすると効果的です。リンゴやヨーグルトなどの食物繊維や乳製品も便秘解消によいですよ。

合わせてお腹のマッサージもしてみましょう。「の」の字を書くように優しくマッサージして、便通を促しましょう。
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