パパは会話よりもスマホ重視?ママの不満が解消するスマホパパ改善法
最近はパパがスマホばかりに夢中になって、会話や育児をほとんどしないという家庭も多いのではないでしょうか。ママは家事と育児で忙しいのに、そんなことに時間を使うパパに不満を感じますよね。スマホパパを改善するためにはどのような対策をすればよいのでしょうか。
ママも不満!スマホ依存のパパの特徴
家族と一緒でもスマホを手放さないパパ
たとえば、家族で食事をしているとき、リビングでテレビを見ているとき、お風呂場への持ち込み、トイレに行くとき、寝る前にベッドに入ってから、朝起きてすぐなど、挙げればきりがないほど持っていない時間はないといってよいぐらいです。
仕事のメールや調べものをしている時間もあるかもしれませんが、そこまで確認しまくる必要はありませんよね。とにかくスマホを見てないと不安になるのか落ち着かないのか、あまりスマホに興味のないママからすればそんなパパの姿を見ているだけでもイライラするでしょう。
子守そっちのけでひたすらゲームをしている
「ゲームなんていつでもできるし、ゲームしている気力があるんだったら子どもと遊んでほしい」と思いますよね。しかし「今やっているところだから途中でやめられない」「オンライン通信でやっているから」などとママにも育児にも関係のない返事が返ってくることもあるでしょう。
仕事からの帰りが遅くて普段から家にいる時も少ないのに、家に帰ってきたらまずはゲームをするのではなく子どもを優先してもらいたいですね。
夫婦間の会話をまったくしようとしない
仕方なくそのまま話しかけても「うん、うん」と適当な相槌を打って内容をまったく理解してくれていないというようなことが続くと、だんだん夫婦の会話も少なくなっていきますよね。
ごはんやお風呂の準備ができたときに、「もうすぐ終わるからちょっと待って」と、ママの顔なんてまったく見ずにスマホの画面を見ながら答えているパパに腹が立つという話もよく耳にします。せめて顔を見て答えてほしいものですね。ママは家事を頑張っているのに「そんなにスマホが大事なの」と怒りたくなる気持ちも分かります。
スマホパパが家族に与える悪影響
育児の協力が得られずにママの負担が増える
スマホゲームに集中したいため、しつこく話しかけても反対にイライラされたり文句を言われたりすることもあるでしょう。また、子どもが「パパはいつも遊んでくれない」という認識をするようになり、だんだんとパパから離れておしゃべりを楽しむことも少なくなります。
スマホ依存のパパが積極的に家事をこなしてくれる可能性はほとんどないので、子どもがパパに懐いてくれないとママの家事もはかどりにくくなるでしょう。
親の背中を見て育つ?子どもの教育上悪い
パパには子どもから尊敬される存在でいてほしいところですが、スマホ依存のパパなんて尊敬してほしくないですよね。そんなパパの姿を見ていれば子どもも将来「スマホがないと生きていけない」と言い出すかもしれません。
電車の中で中学生や高校生が、友だち同士で目も合わせないまま会話をしているシーンを見ることもよくあります。自分の子どもにはそんなふうになってほしくないと思いますが、一番身近にいるパパがスマホ依存だと難しいですね。
のちに愛着障害を引き起こす危険性も
愛着障害はその反対で、親子の愛着形成ができないことで人間関係をうまく築けなかったり社会に適応できなかったりなどの心の問題が引き起こされることです。スマホばかり見ているパパと過ごし、子どもが「自分には関心を持ってくれない」と思い続けた経験がのちに愛着障害を引き起こす危険性もあります。
愛着障害をきっかけに非行や犯罪といった大きな問題に繋がる可能性もありますが、身近でよくある問題だと切れる子どもが多くなったということです。ストレスに対する耐性が低くなっていると考えられます。
スマホパパを変えて家族円満になる秘訣
パパへ育児に必要な協力を具体的に伝える
スマホに興味のないパパでも育児や家事に協力しないパパはたくさんいますよね。育児に慣れていないせいで、何をしてよいのか分からなかったり、ママが忙しくしているのかどうか気づいていなかったりしていることも多いです。
パパが自分で気づいてくれるのが一番なのですが、期待しても協力してくれなかったらイライラして無駄な時間を過ごすだけですよね。何か協力してほしいことがあるときは「赤ちゃんのおむつを交換してほしい」「子どもと一緒にお風呂に入るのお願いしていい?」など、何をしてほしいのか具体的に伝えるとよいでしょう。