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専業主婦のママだって輝きたい!悩みを解消し笑顔で家族を支えよう

専業主婦のママだって輝きたい!悩みを解消し笑顔で家族を支えよう

自分の自由な時間がたくさんあるイメージ

「専業主婦は自由な時間があって羨ましい」と専業主婦の実態を知らない人から言われたら、小さな子どもを持つママはカチンときてしまうかもしれません。家庭の中でも育児は一分一秒も気が抜けないほどハードな仕事です。

働くママには一日にメリハリがありますが、専業主婦のママには休みも勤務スケジュールもなく、24時間ママという仕事が終わることはないので自分の時間を自由にとることがままならないのです。ただ、子どもが大きくなって学校に行き始めたり、まだ子どもがいなかったりする夫婦の場合は暇を持て余す専業主婦がいるのも事実です。

しかし、自由時間がたっぷりあっても何をしたらよいか分からない、毎日がつまらないと嘆く専業主婦もいるのではないでしょうか。

家事や育児といった無償労働は価値がない?

ご飯を作って掃除をして、子どもの世話をしてもママにお給料を払うパパはいませんよね。つまり、家事や育児は無料サービス、ボランティア活動の一種と思われてしまうことがあるようです。

ママがなぜ無償で家事や育児をするかといえば、そこには家族への愛や主婦としての義務感、やりがいなどがあるからです。育児中、自分の時間を犠牲にして日々過ごすママも多いでしょう。

でも、もしもママの家事、育児を全部家事代行や保育サービスに頼んだとしたら、間違いなくパパのお給料と同程度かそれ以上の料金がかかるはずです。もちろん、ママはそんな報酬を受け取りたいわけではないはずですが、家事や育児が無価値なものというのは間違いだと分かります。

そんな専業主婦たちのリアルな悩み

金銭面はパパの収入だけが頼り

専業主婦の悩みの中でも多いのが、やはりお金の問題です。パパの収入だけが家計を支えているので、給料の増減がダイレクトに家計に響いてきます。

共働き世帯では単純に収入源が二つありますが、専業主婦はパパ頼みです。パパが病気になってしまった、会社が倒産してしまったなどという緊急時には収入がなくなる不安要素も含んでいます。ママがいくら頑張ってパパを支えても、そう簡単に収入アップしないのもつらいところですね。

また、ママが稼いだお金ではないという理由で、趣味やし好品、コスメなどママのためにお金を使うことをためらってしまうこともあります。専業主婦は、収入がないことで肩身が狭い思いをしてしまう傾向にあるようです。

毎日子どもと2人きりだとつらいことも

育児中のママは孤独に悩んでしまうことがあります。仕事を持っているママでも育児休暇中に子どもと2人だけで過ごしていると、社会と分断されたような孤独を味わうことがあります。専業主婦であればなおさら、仕事復帰するという目標もありませんので孤独な育児が永遠に続いていくような錯覚を起こすこともありますよね。

現実には子どもと2人で過ごしているので孤独ではないような気もしますが、言葉がしゃべれない、意思の疎通ができない我が子は未知の存在のよう。さらに慣れない育児に手こずっても助けてくれる人や息抜きの時間もなくて精神的につらいと感じてしまうママが多いようです。

たまには子どもを預けたり、パパに相談したりして自分を追い詰めないようにしたいですね。

完璧に家事をこなそうとして心が疲れる

専業主婦のママは「家事と育児が私の仕事」と知らないうちに心に決めてしまうことがあるようです。「外で働いていないんだから家のことくらい完璧にやらなくちゃ」と奮闘しているかもしれません。

しかし、子育て中は自分の思いどおりに物事が進まないのが通常です。料理の手順は完璧でも、一つの作業をやるごとに子どもの要求が降りかかりなかなか完成しないことも多いですよね。片づけても片づけても子どものおもちゃが散乱し、へとへとになったところにパパが帰宅。「掃除もできないのか」と心無い言葉を投げかけられると心が折れてしまいます。

実際にとがめられたりなじられたりすることがなくても、自分で設定した完璧な家事へのプレッシャーに負けてしまうことがあるかもしれませんね。

専業主婦の毎日がキラキラ輝くために

パパに協力してほしい「名もなき家事」

勤務時間が終わったら帰宅すればよい会社員と違って、専業主婦は丸一日家庭が職場です。しかも、その仕事内容は多岐にわたり、掃除、洗濯、料理だけやっていればよいというのは空想でしかありません。それ以外の名もなき家事は何十にも何百にもなるというママもいます。

ママが「ちょっと手伝って」とパパに言っても、パパには何をやったらよいか分からないことがよくあるようです。パパに協力してほしいときは、具体的に何をどうしてほしいか伝えた方が効率がよくなります。

家の中にある細々とした名もなき家事をリストにして、パパと共有して分担すればママも頼みやすくなります。名もなき家事に気がついてもらうだけでもパパの意識が変わってくるはずです。

手抜きは体と心を休めるための薬だと思って

「今日一日は家事も育児もしません!」と宣言できたらどんなに楽でしょうか。「専業主婦に休みはない」「パパの休みはママが一番忙しい」など身に染みているママもいるかもしれませんが、本当に休んだり手を抜いたりしてはいけないのでしょうか。

毎日を専業主婦として完璧にこなそうとしては息切れしてしまいます。決まった休みがないのなら、余計に休めるときに休む、上手に手抜きをしないと体がもたなくなってしまいます。会社員なら代わりの人材がいるかもしれませんが、ママの代わりはいませんよね。

ママの心も体も元気で余裕を持つためには、完璧を求めすぎず無理をしないのがポイントです。家事の優先順位や頻度を調整すれば、もっと気楽に過ごせるようになります。

家族の協力が専業主婦のママを笑顔にする

「パパは会社で働いているから家事を頼みづらい」「子どもはまだ小さいからお手伝いは無理」などと思い込んではいないでしょうか。家族が協力して過ごすのは当たり前であるはずなのに、いつのまにかやることが分担されてママが家事育児の責任者になってはいないでしょうか。

家族が手伝ってくれないから仕方なく家事をするのではなく、ママの方からも積極的に協力をお願いしてみましょう。パパは具体的な指示を出せば動いてくれることが多く、子どもはママにお手伝いを頼まれることが嬉しいと感じます。

パパや子どもは最初からママのように上手にはできないかもしれませんが、その時間さえも大切にしてみんなが笑顔で家庭に関わっていけるようになるとよいですね。
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