専業主婦のママだって輝きたい!悩みを解消し笑顔で家族を支えよう
毎日子育てと家事に追われる専業主婦のママ、毎日ハッピーに過ごせているでしょうか。働いていないことに肩身の狭い思いをしていないでしょうか。結婚すると「働く」「働かない」の選択肢がありますが、働かない選択をしたママの悩みを解消、元気に毎日を過ごすための心がけをご紹介します。
目次
- 専業主婦が誕生した歴史的背景をみてみよう
- 家族みんなで働くことが当たり前の時代も
- サラリーマンとともに誕生した専業主婦
- 高度成長期の経済発展により専業主婦が定着
- 専業主婦という道を選んだ様々な理由
- 家事や育児に専念したくて自ら選んだ
- 働きたくても働けない現実があったから
- ただ単に働きたくないだけの人もいる
- 専業主婦というだけで誤解されやすいこと
- 働いていないから家計が裕福と思われがち
- 自分の自由な時間がたくさんあるイメージ
- 家事や育児といった無償労働は価値がない?
- そんな専業主婦たちのリアルな悩み
- 金銭面はパパの収入だけが頼り
- 毎日子どもと2人きりだとつらいことも
- 完璧に家事をこなそうとして心が疲れる
- 専業主婦の毎日がキラキラ輝くために
- パパに協力してほしい「名もなき家事」
- 手抜きは体と心を休めるための薬だと思って
- 家族の協力が専業主婦のママを笑顔にする
- まとめ
専業主婦が誕生した歴史的背景をみてみよう
家族みんなで働くことが当たり前の時代も
江戸時代の仕事といえば農業、農民が多かったのではないでしょうか。農家の主力となるのはパパですが、ママも手伝うのが当たり前。家族総出で農業を営み、おじいちゃんもおばあちゃんも動ける人はみんな働いていました。
商人でも家族経営をし、ママも店先に立つことがあったかもしれません。一部の豊かな武士の家を除いて、武士の妻であっても内職や農業の手伝いをすることがあったため、専業主婦は珍しい存在でした。
明治、大正に時代が移り変わっても、家族みんなで働くのが当たり前だったようです。
サラリーマンとともに誕生した専業主婦
その一握りのエリートだけがなれるサラリーマンの妻が「専業主婦」となり得る存在だったようです。家族中で働かなくてはならない世帯も多くある中で、子育てと家事に専念できる専業主婦はきっと鼻高々だったことでしょう。
もしかしたらこの「専業主婦=エリートの妻」という過去の事実が、「お金持ちだから専業主婦になれる」と思われる起源になっているのかもしれませんね。
高度成長期の経済発展により専業主婦が定着
農業よりも企業で働くサラリーマンの数が多くなると、専業主婦を選ぶ女性も増えていきました。夫は会社で働き、妻は家庭で家事、育児をするという構図ができあがった時代ともいえます。
ただ、現在は兼業主婦(仕事を持つ主婦)が専業主婦の数を上回っています。これには家計のためにママも働かざるを得ない状況という部分もあるかもしれませんが、男女平等の意識が芽生え、結婚したら退職しなければいけなかった時代からママでも働ける時代への変化が影響していると思われます。
専業主婦という道を選んだ様々な理由
家事や育児に専念したくて自ら選んだ
女の子の夢といえばお嫁さん、ママになるというものがありますよね。そこには家庭の中でニコニコ、パパの帰りを待っている優しいママのイメージがあります。男女平等といっても、こうした子どものころの理想像が、専業主婦を選ぶ理由になるようです。
結婚のタイミングではなく、妊娠、出産でも専業主婦になるチャンスが訪れます。「仕事をしていると家事や育児に専念できない」「パパと子どもに温かいご飯を作りたい」と忙しい職場を離れる決意をしたママもいるようです。自分のキャリアよりも家庭を一番に考えた結果かもしれませんね。
働きたくても働けない現実があったから
さらに子どもがいると保育園の問題があります。保育の無償化が実施されても待機児童が減るわけではありません。保育園の激戦区では子どもが預けられないので仕事が始められないママも多くいます。また、子どもが複数欲しいママは妊娠と出産を繰り返し、就職のタイミングを逃してしまうこともあるようです。
ほかにも、パパが転勤族というのもママの就職を妨げる理由になりますね。
ただ単に働きたくないだけの人もいる
なぜ仕事をしたくないと思っているのかは人それぞれですが、人づき合いが苦手、自由な時間が奪われるのが嫌、パパの収入で食べていけるので働く理由がみつからない、前職でつらい思いをしたなどがありそうです。根っから仕事が好きな人がいるように、仕事が嫌いな人がいてもおかしくありません。
その分家事や子育てが好きならば、専業主婦を選ぶのが自然な選択だったのでしょう。
専業主婦というだけで誤解されやすいこと
働いていないから家計が裕福と思われがち
ただ、専業主婦になった理由が様々あることを考えると、裕福だから仕事をしていないママばかりではなさそうです。実際に、専業主婦世帯の経済状況はパパの収入次第、節約を心がけても限界があります。
ある調査では専業主婦の8人に1人は貧困状態に陥っているという結果が出たそうです。それでも「子どもが小さいうちは家にいた方がよい」と考えるママもいるのです。お金に余裕があるから専業主婦というのは過去のイメージに過ぎないのかもしれません。