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へその緒はその後の思い出に!適切な保管方法や伝統文化を知ろう

へその緒はその後の思い出に!適切な保管方法や伝統文化を知ろう

へその緒が繋ぐ親子の絆を大事にしよう

子どもの人生の大きなイベント時に渡す

今の時代も、へその緒に特別な感情を持っているママも多いことでしょう。へその緒を大切に保管しておき、子どもが大きくなったら人生の大きなイベント時に渡すママもいるようですよ。

先ほども少し触れたように、結婚したときに実親から自分自身のへその緒を渡されたというママも多いことでしょう。結婚をして親元を離れるという大きな人生の転換期で渡されると、親の愛情が心に響きそうですね。

また、パパのへその緒を義両親から贈られたというママもいるようですよ。子どもの人生のパートナーとなる人に母子の絆であるへその緒を渡すというのも、義両親の思い入れを感じて心が温まります。

このように、子どもの人生の大きなイベント時までへその緒を大事に取っておきましょう。

子どもに出産の思い出を語るきっかけに

へその緒を見ると、出産のときの光景がまるで昨日のことのように脳裏に浮かんでくるというママもいるかもしれません。陣痛で苦しかったことや、初めて子どもをその腕に抱きしめたときの感動などを思い出すママもいることでしょう。

普段、子どもに出産の思い出について語る機会は少ないと思いますが、へその緒を見せながらその日のことについて話してみるのもよいですね。

子どもも自分が生まれたときどんなことが起きたのか、ママの話にそっと耳を傾けてくれることでしょう。子どもにその日の思い出話をしていると、子どもはママとパパからの愛情をしっかりと感じることができますし、ママもより一層子どもの存在が愛しいものに感じられるかもしれませんね。

大切に保管した後はママの棺に入れることも

へその緒は、必ずしも子どもに渡さなければならないというわけではありません。人によっては、ママが亡くなったときにその棺に入れることもあるようですよ。

ママの棺に入れることにより、ママがあの世で閻魔(えんま)大王様に対面したときにへその緒を見せると、「生みの苦しみを経験しているのなら、さらに苦しむ必要はないだろう」ということで地獄行きが免除され、天国へ行くことができるという言い伝えもあります。

このように、地域によってはへその緒はママが天国へ行くための通行手形として考えていることもあるようですよ。ママ自身の棺に入れてほしいときは、パパはもちろん、子どもが成長したら子どもにもその旨を伝えておくようにしましょう。

まとめ

今回は、日本でへその緒を大切に保管する理由と保管する方法や注意点、へその緒が繋ぐ親子の絆などについてお話ししましたが、いかがでしたか?

ママのお腹にいるときに、ママと子どもを繋いでいたへその緒に生命の神秘を感じる人も昔は多くいたようです。地域によって色々な保管方法があるので、これを機会に実家の両親に聞いてみるのも面白いですね。

ママとパパの好きな方法で、子どものへその緒を大切に保管するようにしましょう。
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