断捨離で心のゆとりを持とう!時短家事を実現するポイント
断捨離は不要なものを処分することが基本的な意味ですが、その定義はもっと深いところにあるようです。断捨離を行うことによって家が片付くだけではなく、心にゆとりが生まれたり、家事にかかる時間を短くできたりできます。ここでは、断捨離を行う上での考え方やテクニック、時短家事を実現するポイントなどを紹介します。
目次
- 断捨離の基本的な考え方を知ろう
- 手放すことで豊かな生活を送ることが目的
- 自分にとって本当に必要なものだけを残す
- ものを減らせば片付ける手間も省ける
- ものを捨てるときの基準を明確にしよう
- 「いつか使うかも」という気持ちを捨てる
- ほかのもので代用できないかどうか考える
- 過去に一回でも使ったことがあるか考える
- 断捨離をもっと時短家事に活かすには
- 家事をルーティン化し同じ作業を繰り返す
- すべてのものをどこに収納するか決めておく
- 時短家事のための家電を取り入れてみる
- 断捨離後で生まれる三つのゆとり
- 部屋が広くなって生まれる空間のゆとり
- 無駄作業が減って生まれる時間のゆとり
- 悩まなくて済むから生まれる心のゆとり
- まとめ
断捨離の基本的な考え方を知ろう
手放すことで豊かな生活を送ることが目的
断捨離はヨガの思想をベースにして、やましたひでこさんが作った言葉です。やましたひでこさんは自身のサイトの中で断捨離を「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術」と表現しています。
ものを手放すという過程で「本当に自分に必要なものはなにか」徐々に見えてくるようです。断捨離によるこのような経験は不要なものを家から排除するというだけではなく、自分の人生にとって必要なものと不必要なものが見えてきて、前向きに生きられるようになるといわれています。
自分にとって本当に必要なものだけを残す
ごちゃごちゃした机の上などは、視覚から入ってくる情報量が多いため、脳に負担がかかります。散らかった状態では少なからずストレスを感じるものです。断捨離を進めていくと、周りには自分の好きなものだけが残るようになってくるので、ストレスが軽減されるだけではなく、気持ちが明るくなることでしょう。
断捨離を続けていると自分に必要なものが何か見えてくるので、買い物をしていても自然に不必要なものを買ってしまうということがなくなってきます。
ものを減らせば片付ける手間も省ける
ものが少ない部屋のお掃除は簡単です。逆にものであふれた部屋は掃除機や雑巾がけをするときも、ものをいちいちどかしてから掃除しなければなりません。また、もののお手入れにも時間がとられてしまいますよね。断捨離をすることでそういった手間やストレスから解放されることができます。
整理された机で仕事をすれば、ものを探す手間がなくなり頭もスッキリするので仕事の効率があがることでしょう。
ものを捨てるときの基準を明確にしよう
「いつか使うかも」という気持ちを捨てる
もしかしたら取っておけばいつか使うことがあるかもしれませんが、もう何年も使われていないものがあったり、必要なときにはどこにしまっておいたか忘れてしまったりすることもあるでしょう。
結局処分することになったとしても、家電やブランド品の服などでも、古くなってしまえば買取価格が下がってしまうこともあります。断捨離では「いつか使うかもしれないもの」をできるだけ減らすこともポイントです。
ほかのもので代用できないかどうか考える
特にキッチンまわりにはこのような「ほかのもので代用できるもの」がたくさん潜んでいる可能性があります。例えば、大量に野菜を切るときに便利だなと思って買った野菜スライサーは包丁1本で対応することができるでしょう。
また、調味料もあれもこれもと揃えたくなってしまいますが、なくても困らないものがあります。例えば、オリーブオイルにごま油、亜麻仁油など…健康のためと色々と買ってみたものの、使用頻度が少なければ油が酸化し、逆に健康を害することもあるでしょう。
過去に一回でも使ったことがあるか考える
自分で買わなくても、誰かからいただいたり、景品として商品についてきてしまったりしたものが家の中に入りこんできます。「趣味じゃないな」「使わないけど、捨てるにはもったいない」などと思うものは忘れてしまう前に処分し、溜め込まないように気をつけましょう。
また、自分で気にいって買ったものの、使っていないというものはありませんか?例えば、かわいらしい文房具やボタンなど、衝動買いしてしまうこともあるでしょう。しかし、買っても数年間使っていないのであれば、それはあなたにとって「必要ないもの」なのかもしれません。
断捨離をもっと時短家事に活かすには
家事をルーティン化し同じ作業を繰り返す
とはいうものの、小さい子どもがいると家事をルーティン化しても予定どおりに進めるのは難しいものです。「かまって」「目が覚めちゃった」「ジュースこぼしちゃった」など、予定外のハプニングに見舞われることもあるでしょう。
それでも、掃除機をかける部屋の順番や、食後の一連の後片付け作業など「どうやったら効率よく進められるか」をあなたの生活スタイルやお家の構造などを考慮して考えておくと時短につながるかもしれません。