幼児の習い事にダンスはいかが?人気上昇中のダンスを詳しく調査
中学校の体育の必修科目となったダンスは、さまざまなスポーツのなかでも年々人気が上がってきていますよね。「子どもにダンスを習わせようか悩んでいる」というママも多いでしょう。ここでは、ダンスを始めるとよい時期や、ダンスをするとどのような効果があるのか、ダンスの種類などをご紹介します。
ダンスを習うときに知っておきたいこと
人気の習い事の動向をチェック
パパやママが子どもだった頃は、ダンスは珍しい習い事の一つだったかもしれません。しかし、さまざまなサイトの習い事人気ランキングをみると、ダンスは今10位以内に入っていることが多いですよ。ダンスのほかに人気の高い習い事は、水泳、ピアノ、習字、英語などです。
幼児期の子どもの習い事は、体力をつけることができるスポーツや感性が豊かになるもの、小さな頃から習ったほうが、スムーズに習得できるものなどが人気が高い傾向にあります。パパやママが子どもに「◯◯できるようになってほしい」という思いから、習い事をスタートする子が多いようです。
月謝などかかる費用を調べてみよう
ダンスにかかる月謝はダンスの種類や、どのダンス教室に通うかで大きな違いがあります。バレエはダンス教室のなかでも月謝が高めなところが多く、7,000~10,000円くらいが一般的です。また、発表会にかかる費用が高く衣装や会場費などを合わせると、5万円くらいのお金がかかることがあります。
そのほかのダンス教室の月謝の平均は5,000~8,000円くらいで、ダンスシューズや衣装などの準備が必要ですよ。
リズムにのって体が動けばダンスの始めどき
ダンスはリズムに合わせて体を動かすスポーツなので、うまく踊れなくてもリズムに合わせながら体を動かすことさえできれば習い始めることができますよ。ダンス教室は集団で一つの作品を踊るので、集団生活に馴染めるようになる年齢からスタートしたほうが安心かもしれませんね。
先輩ママの話では、子どもが2歳を過ぎた頃から音楽を聞くと自由にダンスを踊るようになったので、ダンス教室に通い始めたそうです。普段の子どもの様子を見て習い始める時期を考えてもよいですね。
幼児の体と心をすこやかに育むダンス
筋力や柔軟性の基礎運動能力が身につく
また、柔軟性を身につけられるスポーツでもあります。ダンスを踊る前は柔軟やストレッチからスタートするので、小さな頃から習っているとY字ブリッジなどが簡単にできるくらい体が柔らかい子も多いですよ。
とくに、バレエはダンスの種類のなかでも柔軟性が大切ですよね。体が柔らかくないとできない動きがたくさんあるので、小さな頃から習っている子は確実に柔軟性を身につけることができるでしょう。ダンスの種類によって、鍛えられる箇所も少し違うかもしれませんね。
リズム感がよくなり音楽の感性もアップ
音楽の感性を磨くためには、小さな頃から楽しんで音楽にふれて、子どもが音楽に興味を持つことが大切です。ピアノやバイオリンなど楽器に興味がない子でも、音に合わせて体を動かすことが好きであれば、音楽の感性を育めるでしょう。
リズム感や感性は、吸収力が高い幼児期の時期に1番成長します。「音楽の楽しさを知ってほしい」「私がダンスが下手で困ったから、子どもにはリズム感を身につけてほしい」というパパやママは、子どもにダンスをおすすめするのもよいかもしれませんね。
表現力が豊かになり発表するのが好きになる
またダンスは聞こえてくる音楽に合わせて、体全体を使って表現をしますよね。小さな頃からダンスを習っていると、人前で表現をすることが好きになることが多いようです。
友人の話では、子どもが音楽好きなので3歳の頃からダンスを習っているそうですが、運動会や生活発表会など、幼稚園の行事でも堂々と発表できているそうです。そしてただ踊るだけでなく、曲に合わせて表現力豊かに踊っているところを見ると、ダンスを習ってよかったと感じるといいます。
ダンスの種類は?幼児に合うものを探そう
ダンスの基礎をしっかり習得できるバレエ
バレエは柔軟やダンスの基礎となる動きを徹底して教わることができるので、大きくなってダンスのジャンルを変えたときにも、バレエで教わったことを生かせるでしょう。また、バレエは美しく表現することが大切なので、姿勢やスタイルもよくなるといわれています。
小さな頃から正しい姿勢を身につけていると、バランスよく筋力がつくので美しい体型を維持しやすいです。バレエは挨拶や礼儀などにも厳しい教室が多いため、小さな頃から挨拶や礼儀を身につけられるのも嬉しいですよね。