子育て中のママも挑戦できる断食!メリットや正しいやり方を知ろう
子育て中に断食に挑戦するときのポイント
まずは手軽な半日断食から始めてみよう
断食の時間は夜から昼にかけての18時間です。18時間は、食事をしてから消化吸収、排泄までの時間です。例えば夕食が18時の場合、翌日の朝食を抜き、12時に昼食を食べます。断食中は水を飲んで過ごしましょう。冷え対策のために、朝食に白湯を飲むのもおすすめですよ。
半日断食では、昼食と夕食を腹八分目にとどめ、間食をしないのがルールです。どうしても我慢できない場合は、青汁やジュースを飲むとよいでしょう。ダイエットをするときに避けがちな外食はしても問題ありません。
断食中の料理は味見をしなくても済む工夫を
しかし、味見をすると食べたくなってしまいますよね。我慢する自信がないママは、味見の必要のない簡単な料理にするとよいですよ。時間があるときに作る「作り置きおかず」を利用するのもよいでしょう。
また、空腹のときに料理をすると食べたくなってしまいますよね。断食中、こまめにドリンクを飲んでいると、血糖値が安定して空腹を感じにくくなります。料理前に酵素ドリンクを飲むのもおすすめですよ。
それから、匂いがすると無性に食べたくなってしまうような料理は避けた方がよいでしょう。
一緒に断食に挑戦する仲間がいると心強い
また、断食経験者のアドバイスや励ましがあれば、さらに心強いことでしょう。経験者をグループに引き込むのもおすすめです。
基本的にひとりで断食できるのは、準備期、断食期、回復期が1日ずつの3日断食までといわれています。それ以上の断食は、専門家のもとで泊まりがけでやらないと危険です。子どもがいて泊まりがけは難しいというママは、短い断食をしましょう。
ストレスをためない断食中の過ごし方
空腹感を紛らわすには歯磨きが効果的
食べたい欲求は断食をスタートさせてすぐに強くなりますが、徐々に空腹感に慣れ、それが気持ちよく、体が軽く感じてきます。そこに到達するまでに、心がくじけそうになったら空腹感を紛らわすような工夫をしてみましょう。
これまで断食を経験した人の話では、歯磨きをするとスッキリして空腹感が収まるそうです。口の中を綺麗にしたので食べるのを控える気持ちも湧きますね。
ほかには、温かいハーブティーを飲んだり昼寝をしたりも有効なようです。
ヨガや瞑想で精神統一をする
瞑想も断食によって意識がクリアになることを利用すれば、より精神を統一させることができるそうです。この断食と相性のよいヨガや瞑想を取り入れれば、断食だけで得られる効果よりもより多くのメリットがあるかもしれません。
ヨガや瞑想で共通するのは、深い呼吸と自分を見つめ直す作業です。「食べたい!」という欲をコントロールして自制心を養えば、普段の生活やダイエットでも役立ちますよ。
ただ、断食中のヨガは激しい動きを避ける必要がありますので注意してくださいね。
何のための断食か考える
逆に求めるものに対して断食がつらすぎるようであれば「これは私のスタイルではない」と分かり、ほかの方法を探すきっかけになるのではないでしょうか。メリットが多いといわれる断食ですが、必ずしもすべての人に当てはなるわけではないので、それを挫折と考えず、自分に合った方法や工夫を知るための経験だったと考えてもよいですね。
まとめ
子育てをしていると、美容と健康の悩みやストレスなどが気になっても、自分を後回しにしてしまって、なかなか対処できないこともありますよね。断食はデトックス作用があり、美容と健康、心にまでよい影響を与えるため、悩みを解消する手段として有効です。
子どものことを考えると、心も体も健康でいたいですよね。断食に挑戦してみたいと思っているママは、手軽にできる短い断食から始めてみてはいかがでしょう。