アルカリ性洗剤ってどんな洗剤?基礎知識から使用上の注意点まで
アルカリ性洗剤と相性の悪い素材に注意
窓のサッシや食器などのアルミ製品の掃除をするときには、アルカリ性洗剤を使わない方がよいでしょう。アルミ製品は新しいうちは表面に保護材が塗られていることが多いので変色などは起こらないようですが、古くなると白く変色します。
フローリングも、アルカリ性洗剤との相性が悪いようです。フローリングの表面はコーティングで保護されていますが、原液できれいにしようとすると白く濁ることがあります。そのほかにも、ガラスや貴金属、漆塗りの製品なども不向きな素材です。
換気や手の保護も忘れずに
しかし、アルカリ性が高い洗剤ほど私たちの肌に強く影響します。洗剤が手の表面にある油分を落としてしまうので、肌が荒れてしまうのです。肌荒れを防ぐためには、ゴム手袋をつけて掃除をした方がよいでしょう。
また、塩素系のアルカリ性洗剤で掃除をした後にうっかり酸性洗剤を使って浴槽を掃除することだって考えられます。有害ガスから守るためにも、特に塩素系のアルカリ性洗剤を使うときには換気を忘れないでくださいね。念のために、マスクやゴーグルを着用してもよいかもしれません。
まとめ
今回はアルカリ性洗剤の特徴や掃除を楽にする方法、さらにはアルカリ性洗剤を使うときに気をつけることについてご紹介しました。この記事を参考にして、忙しいママやパパでもアルカリ性洗剤を上手に使って快適な住環境を整える参考にしていただければ幸いです。