40代ママの仕事と育児の本音とは?両立を楽にするコツや職場選び
仕事を持つママは増えています。仕事と育児の両立は大変ですが、40代で育児をするママは若いママより体力気力ともに困難が多いかもしれませんよね。そこで40代ママの育児や仕事についての本音の数々をご紹介し、40代ママが若いママと上手につき合う方法や、育児と両立しやすい仕事の選び方のコツなどをご案内します。
仕事と育児を両立してきた40代ママの本音
働き方の理想と現実にギャップを感じる
けれども育児はママのペースではいかないところに大変さがありますよね。夜泣きで睡眠不足、後追いで夕食作りに2時間かかるなど、ママは子どもが小さなころは外で働くのが難しい場合も多いです。
保育園が見つれば、なんとかワーママとしての生活リズムにシフトすることもできますが、見つからないと仕事復帰が遅れるケースもありますよね。40代でブランクが長くなると焦りを感じるかもしれません。
ワーママになっても時間に追われ心身ともに疲れてしまうケースもあり、働き方の理想と現実にギャップを感じるママも多いです。
子育て中に体力のなさを感じる
ある40代ママは夜泣きで睡眠不足になり体調不良が続いたので病院を受診すると、医師に「年齢とともに疲労の回復も遅くなりますよ」といわれました。また、10年前の出産後は数カ月すれば楽に家事ができたのに、40代での第2子出産後は、いつまでも家事がつらくて気力で乗り切っているママもいますよ。
免疫力の低下を感じたママもいます。子どもが保育園に通い始めて風邪をもらってくると、必ず毎回ママにもうつるそうです。たいていママの症状の方が重いため、高熱の中フラフラで子どものお世話をするときもあります。
求人の年齢制限やママ友との年齢差を感じる
ママ友たちの飲み会でも年齢差を感じたママがいます。若いママは2次会で元気で歌い踊れますが、40代ママは眠くなってしまったそうです。
仕事探しでも特に正社員への応募は難しく、書類選考で落とされる場合が多いといいます。すべての会社がそうではありませんが、40代で専門資格がなくブランクも長い場合は、希望の仕事に就くのが大変なケースが多いかもしれませんね。
40代ワーママが育児と仕事を楽にするコツ
ママが体力を温存できる方法を取る
40代のママが体力を温存するには一人で抱え込まないことです。パパはもちろん、地域の保育園などで行われている一時保育やベビーシッターなど、頼れるものには頼りましょう。
外遊びは大切ですが、いつも広い公園で遊べばママの動く範囲も広がりへとへとになるかもしれません。児童館など広い室内の遊び場ならママの目が届きやすく、子どももおもちゃに夢中になったりほかの子と一緒に遊んだりできますよね。
午前は公園、午後は児童館など、ママの体に負担が大きくなり過ぎないように遊び方を工夫できるとよいですね。
年下ママをサポートしながら年齢差を楽しむ
また、しっかりしている40代ママは、年下ママにとっては近寄りがたい存在と思われる可能性もあります。あえて自分の弱さをさらけ出して、年下ママたちに素直に助けを求めるようにすると、親しまれやすいですよ。
年下ママは40代ママとの会話にも気を遣うことが多いです。そこであえて自分の学生時代の流行について話して笑いに変えてみると、心を開いてもらいやすいです。
頼るだけでなく自分のできることで年下ママをサポートしながら、年齢差を楽しむおつき合いができるとよいですね。
自分に合っている仕事かどうかを見極める
求人の内容をよく確認し、年齢層が高い人を望んでいるかどうかを見極めるのも大切です。「主婦歓迎」「40代歓迎」「ブランクOK」などという文言があると年齢を経た落ち着いた人材を求めている可能性がありますよ。
正社員が希望の場合、派遣会社に登録して「紹介予定派遣」の仕事を探してもらうと近道かもしれません。これは数カ月派遣で働きママと会社双方が希望すればその後、直接雇用になるシステムです。
ただし正社員で雇用されないケースもあります。直接雇用になったときに正社員になれるかを最初に確認した方がよいかもしれませんね。
40代ママが働きやすい職場の特徴と利点
紹介してもらえる仕事が多くある派遣会社
派遣会社は登録した人に仕事を紹介することで成り立っているため、経験や資格が少ないママでもそれに合った仕事を探してくれやすいのです。大きな派遣会社は紹介できる会社も豊富で時給も1,000円以上というケースが多く、毎日働けばそれなりの収入が得られやすいですよ。
3カ月以上の長期の仕事だけでなく、短期や単発の仕事もあります。時間に余裕があるときだけ働きたい、夏休みは子どもと過ごすという希望もかなえやすいですね。
仕事を紹介される機会を増やすために、複数の派遣会社に登録するのも一つの方法です。