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綿の衣類は乾燥機にかけて大丈夫?衣類を縮めない乾燥機の使い方とは

綿の衣類は乾燥機にかけて大丈夫?衣類を縮めない乾燥機の使い方とは

梅雨の季節や、気温が下がって厚手の服を着る機会が増える秋冬シーズンは洗濯物が乾きにくい時期です。汗っかきの子どもや赤ちゃんは着替える回数が多いため服が足りなくなるかもしれません。乾燥機を使えば解決できそうですが、綿製品に使っても大丈夫なのでしょうか。今回は、綿の衣類を縮めない乾燥機の使い方を紹介します。

乾燥機で衣類を縮ませないための基礎知識

乾燥機にかけると衣類が縮む理由

天日干しなどの自然乾燥では縮まない衣類を乾燥機にかけると縮むことがあります。なぜ、乾燥機にかけると衣類が縮むのでしょうか。

糸は「わた」などから繊維を引っ張り出しながらねじって作りますが、繊維にとって強く引っ張られてねじられた糸の状態は不自然な状態です。水に濡れると繊維が膨張する「緩和」が起こります。

水分が蒸発すると緩和した繊維は収縮を始めますが、急激に乾燥すると戻りすぎてしまいます。これが植物性の素材に起こりやすい「緩和収縮」です。

また、動物性の素材は表面がウロコ状になっており、水分を含むとウロコが開きます。この状態で摩擦などが起こると生地の目が詰まる「縮絨収縮(しゅくじゅうしゅうしゅく)」が起こります。

綿は乾燥機で縮みやすい

乾燥機で縮んでしまう素材といえばウールが代表的ですが、肌着やシャツ、赤ちゃんの服など幅広く使用される綿も縮みやすい素材です。

ウール、綿、シルク、レーヨン、麻などの天然素材は繊維のなかに水を取り込みやすいという特徴があります。

そのなかでも綿は中心に「ルーメン」と呼ばれる空洞があるため、ほかの素材よりも吸水性がよいのが特徴です。綿がタオルや肌着などに活用されているのはルーメンがあるからこそといえるかもしれません。

しかし、吸水性が高いということは水を含んで緩和しやすいということでもあります。そのため、綿は天然素材のなかでも緩和収縮を起こしやすく、乾燥機を使わないほうがよいといわれているのです。

縮んだ衣類はある程度なら元に戻せる

乾燥機にかける前に綿製品などをより分けていても、うっかりかけてしまうことがあります。もし縮んでしまったら、以下の方法を試してみましょう。

【用意するもの】
・衣類が入る大きさのバケツなど
・コンディショナー

【方法】
1.バケツにぬるま湯を入れ、コンディショナーをたっぷり溶かす
2.衣類を30分程度つけこむ
3.きれいにすすいで脱水し、伸ばしながら干す

ウールやカシミアなどの動物性素材のほか、綿のニット製品にも効果が期待できます。

ただし、ニット以外の綿製品や麻、レーヨン、ポリウレタンなどではあまり効果がないかもしれません。アイロンがけできる製品なら、軽く濡らして引っ張りながら乾かすとよいでしょう。

縮みは予防できる!育児中こそ乾燥機で時短

衣類の縮みを防ぐための使い方のコツ

赤ちゃんの服やシャツ、肌着などは綿でできているため、乾燥機にかけると縮んでしまうかもしれません。

しかし、時短家事に便利な乾燥機は育児で忙しいママだからこそ活用したいアイテムです。衣類の縮みを防ぐためにも、乾燥機の使い方のコツを知っておきましょう。

緩和収縮は水分が急激に蒸発することで起こるため、乾燥時間を短めに設定して完全に乾ききる前に取り出して干すと水分の蒸発がゆっくりになって縮むのを防げます。そのまま干すよりも早く乾くので時短に最適ですよ。

その反対に、屋外や屋内で干してある程度乾かしてから乾燥機にかけてもよいでしょう。この方法は少し手間がかかりますが、濡れた状態で生地同士が擦れないので縮絨収縮が起こりにくいというメリットがあります。

ヒートポンプ式の乾燥機でやさしく乾かす

これまでの乾燥機は濡れた衣類に100℃近い熱風を当てて水を蒸発させる「ヒーター方式」が主流でした。高熱を加えるため、生地が傷んだり縮んだりしやすいだけではなく電気代も高めです。

近年人気が高まっている「ヒートポンプ式」の乾燥機は、除湿しながら低い温度の風を当てる方式なので、生地の傷みや縮みが起こりにくいといわれています。温度が低いため電気代も少なめですよ。

また、ヒートポンプ式は乾燥中に蓋を開けられるため、乾燥時間を短めにしたいものを途中で取り出すことが可能です。乾燥時間ごとに分けてかけなくてもよいため、手間やコストを抑えられます。

子どもの誕生や成長に合わせて乾燥機を購入するときは、方式に注意して選ぶとよいですよ。

縮みにくい衣類のみ乾燥機を利用する

縮むのがどうしても気になるというときは、「乾燥機を使うのは縮みにくいものだけ」と割り切ってもよいでしょう。一部に使うだけでも洗濯にかかる負担を減らせますよ。

乾燥機にかけることができるかどうかは洗濯表示を確認してくださいね。乾燥のマークがついているか、「タンブラー乾燥は使えません」などの表示がなければかけてもよいでしょう。

ウールや綿などの天然素材やナイロン、ポリウレタン、アクリルなど熱に弱い化繊は縮む可能性がありますが、平織の生地はニットよりも縮みにくいため、かけてもよいかもしれません。

また、ポリエチレンは縮みにくいので乾燥機を使ってもよいでしょう。ただし、縮む可能性は0ではないので注意してくださいね。
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