双子にチャイルドシートを用意しよう!選ぶポイントや使いやすい商品
車で移動するときに欠かすことができないなチャイルドシートは、種類も豊富で選ぶときに悩みがちなアイテムです。双子だと一度に2人分用意しなくてはならないため、選び方が難しく、選び方を間違えると不便を感じることもあります。今回は、双子にチャイルドシートを用意するときの選び方や使いやすい商品を紹介します。
目次
- 必要なチャイルドシートの台数と設置場所
- 双子用のチャイルドシートはない!
- チャイルドシートは必ず1人1台用意しよう
- 安全のために設置は2台とも後部座席に
- 双子のチャイルドシートを選ぶポイント
- サイズや形は2台並べて設置しやすいものを
- 長く使えるものを選ぶと経済的
- 回転式やキャリー機能があると便利
- 第2子が双子でチャイルドシート3台の場合
- 5人乗りにチャイルドシートを3台配置
- ミニバンにチャイルドシートを3台配置
- 車の乗り換えを検討したほうがよい場合も
- 双子でも使いやすいチャイルドシート3選
- GRACOのトラベルシステム「モードデュオ」
- 「ウィゴー ロング ムーバー サイドプロテクション エッグショック IJ」
- 軽自動車にぴったり「Joie チルト」
- まとめ
必要なチャイルドシートの台数と設置場所
双子用のチャイルドシートはない!
現在、ベビーカーをはじめ、授乳クッション、ベビーベッド、抱っこ紐など、様々なベビー用品で「双子用」が発売されています。ベビー用品の中には一度に二つ使うことが難しいアイテムもあるため、双子用があるととても便利ですね。
しかし、チャイルドシートの場合、双子用ベビーカーのように二つのシートを連結すると、車の座席に固定できなくなります。固定できないチャイルドシートでは赤ちゃんの命を守れません。
そのため、現在はどのメーカーも「双子用チャイルドシート」を販売していません。今後開発されるかもしれませんが、現時点では1人用シートを二つ使う方法だけになります。
チャイルドシートは必ず1人1台用意しよう
この法律は6歳未満の子どもすべてを対象にしており、「双子の場合、うち1人はシートの使用を免除する」というような特例もありません。そのため、双子の場合はチャイルドシートが1人1台必要になります。
新生児もチャイルドシートを使わなくてはならないので、退院のときに車を使用する予定があるなら、その日までにシートを二つ取りつけておきましょう。
シートを二つつけると車内が狭くなる、シートを二つ購入するのは経済的な負担が大きいと感じるかもしれませんが、チャイルドシートの使用は義務です。赤ちゃんの命を守るためですので、正しく使用してくださいね。
安全のために設置は2台とも後部座席に
こんなときは、助手席と後部座席に一台ずつ設置したいと考えるかもしれませんね。しかし、チャイルドシートを助手席に設置すると、後部座席に設置したときに比べて事故時のリスクが高くなるといわれています。
また、3列シートの車の場合、2列目に2台設置すると3列目が使いにくくなることから、3列目に2台設置、または2列目と3列目に1台ずつ設置したいと思うかもしれません。
しかし、安全性が高いのは2列目です。3列シートの車でも軽自動車でも、チャイルドシートは2台とも2列目に設置するのがよいでしょう。
双子のチャイルドシートを選ぶポイント
サイズや形は2台並べて設置しやすいものを
しかし、2台並べて設置する場合、チャイルドシートのサイズや形、車の座席の大きさによっては2台並べて設置できないということもあります。車内空間が狭い車は特に注意してくださいね。
チャイルドシートはインターネットでも購入できますが、購入前に試着させてもらえる実店舗がおすすめです。2台並べて設置できるか確認しておきましょう。
また、試着したときは後ろ向きで設置したときや回転機能を使ったときなど、実際のシチュエーションに合わせた状態も確認してくださいね。
長く使えるものを選ぶと経済的
使用できる期間が短いシートは、買い替えのタイミングで子どもの体格に合わせてシートを選べることがメリットです。下の子を計画している場合も、年齢差を基準に対応年齢を選べば効率よく「おさがり」にできますね。
一方、長く使えるシートは子どもが成長すると狭くなってしまうことがありますが、買い替えをしなくてよいというメリットがあります。
双子は小柄に生まれる子が多く、7歳になる前にシートが狭くなるというケースは少ないようです。長く使えるものを選ぶと経済的な負担を減らすことができますよ。
回転式やキャリー機能があると便利
例えば、赤ちゃんをベビーカーから車に乗せ替える場合、1人を乗せている間、もう1人はベビーカーで待たせなくてはなりません。雨の日や寒い日は赤ちゃんの体が冷えないか心配ですね。
また、車から降ろすときも赤ちゃんを1人ずつ降ろす必要があります。雨の中、赤ちゃんを抱えて車と玄関を2往復するのも大変ですし、その間1人から目を離すのも不安です。
シート部分が回転するタイプや、シート部分を外してキャリーとして使えるタイプなら時間と手間を短縮することができます。チャイルドシートを選ぶときは回転式やキャリー機能があるものを選ぶのもよいでしょう。