双子にチャイルドシートを用意しよう!選ぶポイントや使いやすい商品
第2子が双子でチャイルドシート3台の場合
5人乗りにチャイルドシートを3台配置
先ほどご説明したように、助手席は事故時のリスクが高いので、3台のチャイルドシートを設置することになっても、助手席に設置するのは避けましょう。
5人乗りの車の場合、後部座席にチャイルドシートを3台設置するのは窮屈ですが、無理ではありません。サイズをしっかりとチェックしてから購入しましょう。上の子の身長が高い場合は、背もたれのないブースターシートを組み合わせるのも一つの手ですよ。
ミニバンにチャイルドシートを3台配置
安全性を考えて2列目に2台設置することも可能ですが、そうするとキャプテンシート(独立タイプの座席)でも、ママが3列目への移動がしづらくなります。パパが運転してくれる場合は、ママが2列目に座って子どもたちのお世話をするのが効率的にはよいでしょう。
3列目は出入りがしにくいというデメリットがあります。自分で歩けるようになった上の子がいる場合は、上の子が3列目のチャイルドシートに乗れるようにするとよいですね。
車の乗り換えを検討したほうがよい場合も
例えば、旅行や帰省で長時間の移動になる場合、ある程度のゆとりがないと体が疲れてしまいますよね。また、まとめ買いで荷物が多くなったり、双子用のベビーカーを載せたりすると、ラゲッジスペースにほかの荷物をほとんど載せられない…ということもあります。
車の購入費や維持費などが気になるところではありますが、5人乗り場合は今後のことも考えるとスペースにゆとりのある車への乗り換えを検討したほうがよいかもしれませんね。
双子でも使いやすいチャイルドシート3選
GRACOのトラベルシステム「モードデュオ」
ベビーカーは幅が狭いスーパーやマンションの通路でも取り回しがよく便利です。車内ベースに簡単に取りつけられるカーシートは米国安全規格に適合しているので安心して使うことができますよ。
トラベルシステムなら寝ている赤ちゃんを起こすことなく、シートごと車とチャイルドシートの間を移動できるので、双子の乗せ降ろしや移動もスムーズです。
まだベビーカーを購入していない場合は、このようなセットになったトラベルシステムがおすすめですよ。
「ウィゴー ロング ムーバー サイドプロテクション エッグショック IJ」
このモデルの最大の特徴は、もしもの衝撃から赤ちゃんの頭を守るコンビ独自の超・衝撃吸収素材「エッグショック」や、壁面に搭載されている大きなプロテクションです。安全性と快適性を備えているところで高評価を獲得しています。
新生児から1歳ごろまで使える「ベビーモード」、4歳ごろまで使える「チャイルドモード」、7歳ごろまで使える「ジュニアモード」の三つのモードに切り替えられるため、子どもの成長に合わせて長く使えるのも嬉しいポイントです。
軽自動車にぴったり「Joie チルト」
0~4歳ごろまでと対応年齢はやや短いものの、1万円程度で購入できるため買い替え時の経済的負担が少なくて済みます。コンパクトモデルなので軽自動車やコンパクトカーにもぴったりですね。
価格が低いと安全面に不安を感じるママも多いかもしれませんが、欧州安全基準適合品ですので、新生児でも安心して使うことができます。
カラーバリエーションが豊富で見た目が可愛く、2台設置しても圧迫感がありません。重量6.1kgと軽く、取りつけ方も簡単なため、ママひとりでも楽につけ替えができますよ。
まとめ
高価な買い物になりがちなチャイルドシートは、選び方を間違えると経済的な損失も大きくなりますので、ライフスタイルに合ったチャイルドシートを見つけてくださいね。
また、車によっては設置できるチャイルドシートが限定されるなど、シート選びに時間がかかるかもしれません。双子だと分かったらできるだけ早めに探し始めるとよいでしょう。